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温泉観光地テーマに研修よりも客の立場を知るのが先
そういえば本日は大崎で「ゆるくないビジネス論」、どういう内容だったかな。

 将来なにがあるかわからない。観光業に関わることがあるかもしれないので潜入しようかと思ったのですが、あくまで客だし人数制限が少ないので迷惑かと思って登録せず。「ゆるキャラ論」は多少なりとも読んでいたし、“内臓”のレクチャーともなると、「中に人は入ってません」と汚れなき大きな子供でありたい身としては影でやっていただきたい部類のものと考えた。途中で募集人数が増えているのも知ってましたが結局参加せず。

 私は過去にこのような会議、研修会みたいなのは数多く見てきた。自主的に参加してきたのではなく、映像記録の仕事であったため普通では知りえない知識が浅く広く身に付いた。浅くと言っても高い講義料を払って来てる人たちのも多いから一般常識は軽く超えてるでしょう。だからテレビで記者会見が最悪って思うことが多いのも、企業が不祥事を起こした時のマスメディアへの対処方法なる研修を見ていたため。こういう仕事を回してきてた会社は私への報酬の数百万円未払いのままトンズラしやがったわけだが、何かとボーっとせずに内容を聞いてたのが唯一のプラスだった。

 伊豆新聞のウェブサイトを見てたら、9月24日付けで「温泉観光地テーマに研修」なる記事があった。研修は3日間だから新聞記事ではあらわせないでしょうが、記事にある重要なテーマや事の断片からすると、何を今更そんな程度の低い題材をと私を落胆させた...

 なぜなら、そんなことは客として何十年も前からわかってることだから。そう言えばホテル旅館の立て直し・居抜き物件で営業やツアー会社で大成功した社長ってだいたい筋金入りの客から始まってる。結論がでてしまうが、先生からの勉強じゃなく、客の立場を知るのが第一。どう知るかもわからないなら先生は必要だが、初歩の初歩って感じがしてきた。


 私たち客が欲求する段階で「原価率がどうだからできない」とか「経費がかかりすぎる」「予算がない」とか考え言わなかったらそこで終わってしまうんです。そこから先のどこまで可能にするかは観光業者が考えることだから客の要求は身勝手が前提にある。ところが観光業者は最初から決め付けた制限を破ることもできず客の都合を考えず経営的に考えてくる。例えば、宿のチェックインが始まる時間とか夕食の準備時間があるなどしてイベントの時間を決めていたりするが、それは客の本意ではない。

 難しい理論など必要としない客の意見を訴えかけてきたのだが、こっそりやってるブログごときでは気づかれなかったとみえる。たとえ愛のない無責任な大型掲示板の酷い書かれようだったとしても、得るものはあるので目をそらすべきではない。


 ケツに火が付く前にお客様に教えを請うべきであったが、尋ね方についても賢くない。現在においては個人情報に深く関われないが、無記名ならアンケートとれるでしょう。前に指摘したが、通常一泊3万円の宿に泊まってる人が1万円の宿に泊まったときと、切り詰めても高いと思う1万円の宿の時では評価内容が異なる。見栄と嘘をつかれず正確な情報を得られるような尋ね方というのをしないと受け取り方を間違える。アンケートが適当だったとしても統計として正しくなるくらい大量の結果が得られるとは思えないので、一つの情報から誤差が出ないようにすべきだ。客に教えを請うにしても、何歳とか尋ねるな!せめて年代にせよ。細かいことからいちいち言わないとダメなのが悲しい。

 営業当事者からしてみれば、私なんぞは「熱海の今後をまじめに考える」なんて戯言をぬかしてる迷惑な奴ってことになるかな。そもそも全国的に旅をしてきた経験からして、あまりの不甲斐なさを嘆いて書き始めたのだから、客としてより良い環境になるよう要求を出しているだけであり救おうと考えてると思われるのも困る。



 宣伝が下手とも前からずっと語ってきたし、議員が持ち出す都会と勘違いしてる事業についても突っ込みどころが満載なのです。 半年くらい前に見たときは写真も撮らず素通りしたのだが、駅前に液晶画面の案内板があった(試験運用)。タッチパネル式で動くようだが、従来の案内板以上の効果があるとは思えない。高齢者が使えるとも思えない。設置場所についても改札口~タクシー乗り場~第一ビルを結ぶ線上で豆蒸気機関車の隣に立ってるが、電車時間待ちで駅前をうろうろしてたが誰もそこに気をとめる人がなく、手前の案内板や隣の説明板を見てる人はいた。調べるに、地図を触ると拡大されるが案内の表示は小さい文字であり、高齢者が使えたとしても不向きである。本件のテーマである “客の立場” だ。使い出したら問題は発生するとしても、私ならすぐにでもわかる不手際は起こさない。それほど次元が低いんでしょうか?

 日本で携帯情報端末を持ってるなら必ず接続契約はしてるはずだが、外国人観光客がネット接続が可能なようにしてきてる可能性は少ない。よって無料のWi-Fi接続場所を作ったほうがいい。電子案内板を作って外国語対応などするより、同じ一箇所でもネット上のほうが修正もしやすくなる。費用も低く抑えられる。


 案内として機能してない場合は無駄なので映像を流すと仮定した場合、足湯からも目立つ距離になく角度が90度曲がってるから駅前として滞在時間の長い足湯の人への宣伝効果は皆無である。都会と勘違いするなと書いたが、熱海にデジタルサイネージなんて言葉すら必要だとは思いません。そういうのは大都会でこそ意味をなす。東京都青梅市を視察(笑)したように、熱海は 綺麗な古い(起雲閣のような建物や昭和の街並み)を作ったほうが若い客も増える。現状はボロくて古い場所が目立ちすぎ。新しいかのような施設や店舗は夏休みシーズンが終わると閑古鳥が鳴くのではないでしょうか?

 当地で何をやってるかばかりを告知するが、実際の宣伝活動や市外活動についての公表は してないに等しい。ゆるキャラのイベント情報から神奈川県の「さいか屋 藤沢店」のウェブサイトを見たのだが、催し物の欄に「熱海うまいものフェスティバル」なるものを見つけた(9/4-9/10で終了)。これは地下の食料品売り場と思われるので小さいと思うが、それでもどこに告知してくれましたか?

 観光・物産情報を得るために各方面を調べてますが、地元以外での活動予定を宣伝してたり、ご丁寧なところではグーグルカレンダーで物産展などの情報を共有できる地域もあります。



さて、新聞記事に戻ると研修とやらでは、

>おいしい料理はほかにもたくさんある
>日帰り温泉だって各地にある

という内容があったようだが、こんなの何年も前から私が書いているではないか! 客目線として、料理と温泉で勝ってると思うのは大間違いなのです。この日本中のどこでも言えることに価値を感じるのは難しい。

 最近だと名古屋にあった西伊豆の夕陽の宣伝にケチを付けたが、現実の見えてない売り込み方が多い。客の立場がわかったら、こんな推し方はしてこない。まるで高層ビルが建ったんで見に来てくださいと東京に売り込みにくるようなものだ。「現実」世界だから“観光地価格”という表現も出てしまうのである。「非現実」による欲求を満たしてくれるならば文句はでない。

 例として通称「夢の国」がある。ディズニーランドのことだ。あそこの食べ物の値段とか「現実」で考えてしまうと “なめとんのか!” となること疑いなしだが、“魔法”にかかる状況ではそうはならないのである。これも指摘済みだが、熱海は20世紀末から「非現実」な空間を次々とつぶしてしまい「特徴のない現実」へと変えてしまったのだ (変えたのではあって変わってしまったとは思わない)。当然ながら都会人から見る「非現実」な温泉地は草津、伊香保、黒川温泉などなど。

 「非現実」を求めてる客からしてヨットハーバーも親水公園も「特徴のない現実」であり湘南より劣ってることしかできない無意味を誰が求めてきたのか? これは大部分は15~20年前の行政の責任もある。まだ当時の人たちは残ってるはずで、今でも大間違いな結果に調子に乗ってる古臭い思想の市議会議員も大多数と感じ、未だに反省すらせず似たような事を繰り返そうとしてるから客として激怒してきた。

 研修とらやで大金を使う前に、ちゃんと客の意見を分析すれば済んだ話ではないか。客のことがわからなかったら何を聞いても無駄ですよ。それとも無駄にならない基本以下のことが解らなかったのでしょうか?それなら客相手できる段階にない素人ですから、勉強の順番が違ってるような気がしてなりません。

街がしっかりしてないと客を満たしてくれないから言ってるだけで、我々お客は見放すという最強の武器を持ってることを忘れないように。
| emisaki | 20:46 | comments (0) | 熱海::考察 |
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