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ぶろぐん

マスコミの罪(用語)
 マスコミによって世間にバラ撒かれる間違えはいくつもあるが、個人的に気になってしょうがない点がある。それは用語の意味を調べもせず間違って使い続けたり、訳のわからない省略をすることである。正確に伝えなければならないと言う側が不正確を得意としている点には呆れるだけだ。彼らは既に染まってしまって自らがおかしいと思うことすらやめてしまっている。

 例えば新聞業界なら昔から不正確にする略語が多い。簡単な例ならコンクリートのことをコンクリとか書いたし、プラスティックボトルのことを素材の略語であるP.E.T.ボトルと広めてしまった。私の購読していた専門新聞はカラーテレビのことをカラーと書いていた。もはや白黒なんてどこにあるって状況でもだ。題名じゃなく文中でも謎の略語ってのが平然と使われている。

 理由は推測できる。新聞記事での題名やテレビの字幕で文字数が限られていることから縮めたいという勝手な都合から世の中が認知してない時点から使用し、報道の意義を無視して「不正確」を選択しているのだろう。誤認もあるという意味では東スポと同じレベルなのだ。

 カラーテレビをカラーとしたのは、実体を捨ててしまうという日本人の典型的な間抜けで、携帯電話を携帯(ケータイ)のように多数存在している。減らす間抜けもあれは増やす間抜けもあって、サハラ砂漠(砂漠砂漠)、チゲ鍋(鍋鍋)、サルサソース(ソースソース)でも有名な「実体なき多言語繰り返し言葉」も得意。近年では「LEDライト」という表記に腹が立つ。LED…Light Emitting Diode、発光ダイオードであり最初からライトという単語を含む“光る”ものを示してるのに、なぜ「ライト」を付け加えないといけないのか? これもマスコミの病気であろう。LEDで伝わらないと思うならライトじゃなく電灯って書けよ!2文字で済むぜ。

 テレビ番組でたまに聞く「スーパーが間違っておりました」。はぁ?スーパーって何ですか? こういうのがテレビ関係者の麻痺によるものである。そもそも慣例で使ってるだけで多数の業界用語の意味も知らないテレビ関係者は実に多い。だから過去に指摘したように業界用語すら間違って使うわけ。

 そういう連中だって視聴者が知ることは重要だ。そういう間違いやすい人種が多いってことは最初から疑ってかかって見ることができるから。よって自ら調べなおすこともできる。

 外国語の意味を取り違えて使用している点では、本当の意味合いを知ってる在日外国人の頭の中には間違えを正す変換表ができてると観光客向けの投稿サイトで見かけたことがある。間違わなければそんな苦労はなかったし、日本人が外国に行って通じず恥をかくこともなかった。恥をかくくらいならいいが、憎悪を伴う復讐の意味としか思えない「リベンジ」を平然と使い続けるマスコミおよびテレビ出演者の無知には開いた口が塞がらない。

 matrix がマトリックスじゃなくメイトリックスであるよう main はメインでしかないのにマスコミは共同で「メーン」とか書き・言い始めちゃった時代に逆行は大迷惑だ。どうやら国語審議会とやらが決めたんだとさ。母国語じゃねーだろ!楽に日本語表現できるものは日本語とすべきよう勧告するのが国語審議会の仕事じゃないのか。尊敬で済むものをわざわざリスペクトと言う奴に限って頭の悪いやつだ(これは俺の思い込みってことにしておくが)
 mainは最もメインというカタカナ表記が発音に近いものである。それならエスカレーターじゃなくエスカレィターだろって言われるかもしれないし、数々の例があるだろうが音の強さがまるで違う。maid はメイドで、mailはメールと実にいい加減。それにしても、なぜいまどき違ってしまう方向で決めるかだ。

 直近では空港に作った FAST LANE を ファーストレーン とする始末! おいおい、ちょっと前に、(×)ファーストフード (○)ファストフードって表記を改めたのはどうなったんだ!?

 これに似た件で真っ先に疑問に思ったのが financial ファイナンシャルとフィナンシャルであった。調べると間違ってはいないようだが、日本が選択したのはやはりローマ字読みに近い少数派であることは確かのようで、多くの人が単語発音しているのを聞けるサイトでイギリスにしろアメリカにしろ、日本で言ってるように聞こえる人は誰もいなかったから本場で通じないと言えよう。final が、フィナルではなくファイナルのように、やはり英語(英国、オーストラリア、米国)ではファイ~のほうが大多数派であるようだ。もちろん同じ意味でイタリア語の finale ならフィナーレと聞こえるし、英国でもその単語なら同じだ。

 そんなよう日本では適当であり routine はルーチンだったのに最近は、なんでルーティーンとか正しいほうで言ってる訳!? これを勘ぐれば、マスコミを通じて影響力がある言い始めた奴によって、これだけが正確な発音に近い形になったのではないか。外国人と接しているスポーツ関係で元選手がリポーターとなってるような番組から言い始めたのではないかと。

ただし、この問題はルーティーンのほうが正しいのに近いからよかったではなく、「日本語」でないのに平然と使わせている点で報道として失格である。


それで、いったいいつまで「ホームページ」とか大間違えを使い続ける気なの?
え、ホームページって何の意味かも知らないの? なのに使ってるの!
勝手に思い込んで使ってるんだ。 へぇ~ マスコミってその程度なんだ。

| emisaki | 2016-03-30 Wed 21:52 | comments (0) | 大衆媒体::その他 |
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