洞爺湖なんて冬は閉ざされるため5月から10月末まで毎日450発で半年間も花火やってたが何とも思わなかった。ロングラン花火とかいう毎日数十発程度だけ打ち上げる手段も各地に飛び火しているが、開催数は増やすほど心に響かなくなるのである。マニアじゃないが花火好きだから言うのではなく当たり前で、例えるなら、いつでも行けるって東京タワーに入らない都民のようなものだ...

　だから伊東なら8月10日しか興味がない。誤解のないようにもうちょっと説明すると伊東オレンジビーチなら8月10日が一番だからそこしか興味がないってことで、他の開催日なら別のところへ行ったほうが良いって意味である。宿の人間は別として現地の人への聞き取りでは私と同じ意見だ。

　過去に考察してる通り観光地での理由はわかってる。宿だけで仕切ってるから宿泊者が増えさえすれば良いわけで効果が上がったからやってる。そして満室以上のことをやっても意味がないわけだ。

　やたらと開催するのは年に１度くらい開催の規模が大きいのと違って地域活性化としての価値は低く、更に固有事業へ優遇措置であるのに公平性を語る役所から補助金が出るから胡散臭い。

　長くて意味が薄れる問題とは別に洞爺湖なら周囲に商業活動もほぼない完全な観光地だから宿を優先して考えるのは間違ってないが、他にも商業がある地域では公平性を欠いていると思う。これは税金が投入されている場合の話であって企業や個人からのお金だけの開催なら迷惑ごとを除いては自由でしょう。

　成功しちゃうと何もいえなくなってくるのだがハロウィンもブラックフライデーも節操がない。まるでバラクーダー「日本全国酒飲み音頭」 “酒を飲むため何でもいいから理由をつける” そのものである。これにはアルコール分解能力の低い人種のくせにってオチが付くわけさ。単なる現実逃避。

　外国のをうまく取り入れるの一方では文化を盗むという論調もあるが、無から生むのは日本人の不得意で、得意なのは盗んで良くすることである。胸を張ることができない。ネタを盗んでおきながら残念すぎることしかできないどっかの国よりマシだがね。

　先月だったか熱海が来年は毎月やるって発表したとき、お前もかって思った。テレビのおかげでプチバブルっちゃったから、またロクに頭も使わずやりやがったってね。全国で集まって、もっと頭使えよ。別府に何しに行ったんだよ…あ、旅行か！？ もちろん自分でお金払って行った人は旅行でいいのよ。

このあたりは、攻める＆責めるほどのネタじゃないな。