サイト内の移動
最新投稿
当年度ブログ内の検索
カレンダー
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       
<<  2024 - 03  >>


2024 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2023 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2022 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2021 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2020 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2019 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2018 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2017 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2016 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2015 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2014 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2013 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2012 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2011 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2010 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
分類
月別の記録
状態
現在: ゲストモード

正しい英語を使ってきたのに和製英語に変えるな
 インスタグラマブル "instagrammable" なんじゃコレって 左クリック&ドラッグで文字を選択して右クリックでGoogle検索を書けたら辞書じゃなくWeblio英会話コラムってのが出てきた。調べた時期が良すぎ2019年3月27日の投稿であった。2日前だったら見つからなかった。

 それ以外の検索結果を読んだら、実に日本人らしい駄目ぞろいだ。危ない、危ない。テレビや雑誌がやらかしてきた大迷惑を、もっと酷い有様かつ無責任にネットを使ってマスメディアぶった弱小組織が宣ってる状態は社会にとって迷惑でしかない。

続きを読む ≫
 通じない英語をあたかも流行のネタのように使うのは日本人が得意な迷惑すぎの行為で頭が痛い。英語なんてロクに知らない中学生の頃だったかに見たテレビ番組「巨泉の使えない英語」時代から変わってないよな。

 ざっくり米国で検索かけてみたけど、インスタグラマブルの件は和製英語とは呼べず、総合的に判断すると日本における「まじマンジ」程度の人たちが使う言葉らしく一般的には通じず、時間と共に消えゆく言葉だと考えられる。英語にも造語が一般化した言葉があるにしても、元から正しい英語があるのだから通じない英語を覚える必要はない。

 和製英語のほうではインスタジェニック "instagenic" が例に出されていたが、そこから見えるのが昔から使ってきた正しい英語 フォトジェニック "phtogenic" である。なぜ「フォトジェニック」を使わないのか? いや、なぜ、「写真映え」という言いやすい日本語じゃなくルー大柴語を選ぶのか?


 過去に取り上げたが現在形で放送や出版が犯し続ける罪だが、リターンゲーム、リターンマッチは存在していて一般的に通じる英語だが、リベンジマッチなんてのはリベンジの意味を取り違えてる和製英語だ。なぜならリベンジは「憎悪を伴う復讐」であり、試合やゲームに負けて使う程度の軽々しい言葉ではない。リベンジが使えるとすれば昔の「仇討ち」で本当に人殺しへ向かう場面であろう。


 instagrammableが存在しているように日本だけじゃないが、"Japan-glish" と揶揄されてるように日本人が犯す罪は多すぎるのだ。なぜ、この分野だけ日本人の仕事ぶりは酷いのだろうか。確認もせず使い、間違えを広めるマスメディアの責任は重い。

 日本人が書いた変な中国語の注意書き。また、同じような変な英語は日本への旅行客の増加とインターネット(SNS)によって笑われるから知ることとなった。中国のパクリ製品での変な日本語を笑ってきたのがブーメランのごとく自分たちへ戻ってきたのだ。

 SOS(Save Our Ship [諸説有り])なる本来船舶でしか通じないモールス信号として使われた略語だが、電信はとっくのとうに廃止されてる。発するなら emergency か mayday(5月1日じゃなく遭難信号の意味)、表示なら「緊急」ってなぜ日本語表記をしないのか?外国人も対応なら尚更SOSじゃね~ emergency call とでも書けよってね。日本人は思い込みが激しすぎるんだ。

≪ 続きを隠す
| emisaki | 2019-03-28 Thu 22:16 | 大衆媒体::インターネット |
ひこにゃん活動縮小?くまモン1500億円突破!
彦根市一般会計予算否決 ひこにゃん活動にピンチ!
ひこにゃんいなかったら彦根へは行ってない。方便でもなく、確固たる事実。

続きを読む ≫
 元祖ゆるキャラ(R)と言われてる ひこにゃん。初代ゆるキャラ グランプリ。都道府県じゃなく「市」という単位で規模が小さいものの関連の売上高は7億円で、彦根市に行く観光客の16%が ひこにゃん目当てだと言う。市議会と市長の揉め事のとばっちりなのか、市議会の阿呆どもは観光資源を潰す気なのだろうか? もはや彦根城を攻め落とす価値もない状態なわけで、観光で来てもらわないと困るのは誰か?

 くまモンが300億円近く売り上げて報道が騒ぎになってくまモンに擦り寄るキャラが増えた数年前を思い出すが、役所の広告宣伝活動なので直接の収入を考える必要はないが、売り上げ増に伴う税収という点で活動費の足しどころか儲かったと言えた。例によって亡国の恥知らずなパクリ行為は目立つが収入に繋がらない海外展開でのライセンス料は有料だ。

 2019年3月4日付け熊本日日新聞によると2018年のくまモン関連の売上高は1505億5655万円。特別なイベント開催費を除きくまモンの年間活動費は数年前の記事で年9千万円なので、今じゃ1億円は軽く越えてると思うが熊本のみならず大阪と東京に拠点があるため妥当。アンテナショップ並みの運営費だが、売上高はアンテナショップの3桁くらい上である。もし5%でライセンスしてたら、あの、猫じゃない一味の「利益」に匹敵しそうである。城もすぐ建て直せます。

 ひこにゃんは彦根城に定期的に出陣するタイプで県外活動は少ない。県外では大手観光イベントや有名な祭りでの宣伝活動に限られてるから活動費は年3千万円くらいなわけだ。委託しているからで一般的に耳に入るのが年500~600万円だが、大多数は年に数度しか出動せずもっと予算がない。中には能力がない役所がやって予算の使いすぎな所もあるが、「自家用車」を持っているところは宣伝にチカラが入っており有名どころほど価値をみいだしている。

委託となると削減も難しくなるわけで、はたして ひこにゃん はどうなってしまうだろうか。


<追記 2019年3月29日
テレビニュースによると、募金活動で活動を存続させる模様だという
失うであろう経済効果を知ってるのか田舎議員の間抜けヅラでも見たいものだな

≪ 続きを隠す
| emisaki | 2019-03-28 Thu 18:58 | 催し::ご当地キャラ |
河津桜 経済波及効果調査報告書、調査方法を斬る
「第29回河津桜まつり」経済波及効果調査
伊豆新聞の見出しだけ見て河津町にアクセスして報告書を読んだ。

 その報告書にあるデータから読み取る前に、誘導されてはいけない要素が複数あることが見えてきたため、このデータは控えめに考えることにする。先に調査方法への疑問を記述する。

・調査日 記載 2019年2月22日 金曜日と3月2日 土曜日
・調査場所 不明…未掲載
・調査時刻帯 不明…未掲載
・回答数 247

続きを読む ≫
 来場者も90万人であり、そうまでなると一般的に統計と呼べる最低サンプル数は2000と言われている。調査方法や調査場所が不明であるが、店で休んでいる人に尋ねるなら良いが、来たばかりの人は早く観たいから尋ねるのは無しである。帰りの客に尋ねるなら河津町で使った金額は正確に近づく。

 暇な人が多いからって駅で尋ねてしまうと電車で帰る人に限定されるが、各所で分散してアンケートを集めれば問題ない。

 調査時刻が固定的な時間帯であると収集したデータは不正確である。なぜなら、自動車や電車だろうと、やってくる人たちの傾向が変わるからである。よって、正しい分析をしたいのか、都合の良いデータを出したいのか見極められない。

 2017年に名古屋からと大阪から来た人に出会ってる。大阪からの二人が印象に残ってるのは一人が車椅子で、私が1km小走りでボロボロ状態でしたが電車に乗るときに難ありで手助けしたからおぼえている。車椅子が通路を通れず台湾から来た人が席を替わってくれていた。私は南伊豆町に先に行っており、帰りに河津に寄っているが、私より少し早めに到着していたこと帰宅後に撮影した写真を処理していて写り込んでるのを発見して予測できた。

 アンケート方法が「聞き取り調査」となっているため、言葉の使い方、受け答えが変わってくる可能性を留意しておきたい。よくある調査方法の間違いだが報道やテレビ番組がやるのが、「はい」「いいえ」にシールを貼らせる方法である。最初はいいが、回答が溜まってくると特に日本人は大勢に流される傾向が高いため他人の意見を聞ける・見える状態での回答は話にならん。その点、聞き取り調査であれば問題ないが、もし、集計結果を見られてしまう状況であると正確性を失うのである。


 サンプル数が少ないのは恐るべき誤差を生む。それも当然で、0 か 1 では、おお違いだ。我々が科学計算として仕込まれたことからすると「有効数字」ってのがあり、1 とは 0.5~1.4(0.5以上1.5未満)であり、1.0 であれば、0.95~1.049(0.95以上、1.05未満)と、含んでいる誤差が約1か約0.1と精度が1桁も違う。

 ようするに、どこから来たかは、ざっくりとした傾向だけであり、奈良県だの山梨県だのは偶然に出くわしただけで、それらの地域ごと調査人数が 2 は二人組に尋ねただけの疑いの目しかない。それだから統計の専門家は最低2000って言ってるわけだ。そりゃそうで、100人なら1人の回答が1%として現れてしまうが、1000人なら誤差に沈んでくれる。グループは1票でないといけない。


 地域についても細かいことを言えば、小田原と川崎も神奈川県になる。だが、湯河原・小田原ならほぼ静岡県であり、川崎ならほぼ東京都である。静岡県で言うなら浜松と熱海じゃ大違いみたいなものだ。結局は、河津近隣(伊豆)、静岡県内、関東(東京近郊)、その他、くらいの分類でしか使い物にならない。報告書でごちゃごちゃ語っても信頼性は低いと受け止める。

 年齢が高いほど再来場率が高い・・・実に当たり前を報告してくれる。20歳の子が毎年連れてこられるとしても29回は来られない。 回答が247件では分類するほど信憑性が薄れるのである。

 交通手段においても、遠距離ほど複合体系になる。これも当たり前だが河津町に飛行場はないし、JRも通ってなく伊豆急だ。飛行機→JR→伊豆急。ツアー観光バスは地域性が高いと思われ、新幹線→観光バスなんて個人的でしかないが聞いたことがないし、自分でもやらない。線路があれば電車だ。特に河津桜は河津駅から徒歩圏ってのが強い。河津七滝、ループ橋は別問題だ。


 傾向として使えるアンケート結果は宿泊状況のうち宿泊地だろうか。そもそも許容度があるため分散傾向は妥当なところである。奈良県はビートルズのジャケット写真で有名なアビー・ロードでのように鹿を使い、道路の止まれをもじって「泊まれ」って宣伝ポスターを作っていた。そう言われても奈良県にホテルは少ないし、掘って遺跡が出たら困るって話も聞くくらいだ。

 似たような感じで伊豆半島も南下するほど宿が少なくなり、あっても時代が求めてない古い方式の宿ばかりで、食い切れない料理を並べられて何万円も取られ気軽に宿泊できない。文句つけてきた熱海も時代遅れの経営者は潰れ、大手に買われたことによって、やっと近年に需要対応してきし若者向けにゲストハウスも展開してきたが、南伊豆となると半世紀遅れのままと言えよう。

 個人的に検証したかったのは、若い世代ほど伊豆は泊まりにくい場所になったこと。私が幼少期ならホテルみたいなのは少なく、ほとんどが小さい旅館に宿泊していたわけだが、施設の規模に関わらず大部屋だったため時代とともになくなってゆき、上記の通り一泊2万円なんていう宿に移行してしまった。人数が減り経営するために商売の方法が変わったのが逆に客を減らすことになったと考えてる。
 ただし、時代遅れなままのホテルは次々と閉鎖され一部は現代風経営が引き継いでいるため、そちらへ宿泊していれば一泊二日二食付きで1万円以下や都内から送迎バス付き(無料または格安)、時代に合わせた高齢者のお一人様も歓迎する宿も少しは存在する。平均すれば半世紀遅れは確かなので、河津ではないが誰かいる気配がしない大型のホテルがある。そのあたりの動き、誠に勝手ながら個人的な興味。


 このアンケートの報告書を下手に受け入れると危ないのが日帰りと宿泊の率である。金曜日と土曜日に調査してることを忘れるなと。それこそ年齢で分類しなければならないのに、一緒くたにされてしまってる。引退組(高齢者)なら平日でも構わないという傾向を探るには至ってない。もちろん、伊豆半島全体で何かと調査結果を共有すれば見えないものも見えてくるだろうがね。


 せっかく調べるのに調査方法が悪くて、もったいない としか言い様がありませんでした。聞き取り人数が少ないならそれなりに質問を考えるべきだった。何かと深く考えもせず上層部のコピペをしたがる役所ならば、この点の調査方法を省庁の真似をして欲しかった。ナントカ省の資料とか文句がつけにくいのも事細かく書いてあるからなんだ。桜まつりは3月10日終了であるし、いま報告されても来年には早すぎるわけで、もっと時間を使えたのではなかろうか。その前に調査方法の見直しだな。

→ 出典: 静岡県 > 賀茂郡河津町 役場「第29回河津桜まつり」経済波及効果調査結果について


≪ 続きを隠す
| emisaki | 2019-03-28 Thu 12:51 | 旅・散策と行事::考察・批評 |