2009年8月28日 熱海追想
 なにも迷うことなく歩き、幼少期に何十回もきていた保養所に着いた。今は外壁も塗り替えられ別のホテルになっているが建物はそのままでした。下調べなんてしてないのに忘れず辿り着けたのがびっくり。

 そこより裏が気になり行ってみると図書館につながる道になってた。20年以上も来てなければ何か建ってても不思議ではない。
 記憶では夏にはセミが鳴きまくる木々が生い茂る場所だったが、今は綺麗な図書館(建物の所有者は東京電力)に税務署になってる。大人目線で20~30年前はどうだったかは知るよしもない。

 子供の好奇心をくすぐった細い道はそのままだったので行ってみた。倍ほどになった身長のため今は見渡しが効く。当時は壁に囲まれた路地を探索していたって気持ちだろう。

 最近また群発地震がありましたが、神戸でも壁が倒れての死亡が多かったためか、どこの壁も金属プレートで覆われていた。古さからしてずいぶんと前には設置されていたよう。

 熱海には上下の道路をつなぐ通路がたくさんある。階段もきついが、これがないと相当遠回りしないといけない場所が多い。東海道線の下を通る通路もあり、いまでも好奇心をくすぐられる。