2016年3月21日 熊野古道 大門坂
上記写真左の大門坂駐車場前でよいと言われて降りたが、後で調べてみると上記右写真の分岐点まで大門坂駐車場前バス停から230メートル進み、大門坂バス停からは75メートル戻るだけでよかった。前にいるのは1つ先で降りた外国人グループ。バスの運転手によって対応が全然違うため、細かいところまで事前調査が必要だった。
<追記 2021年9月8日: 2019年頃に文中の大門坂 停留所は廃止、大門坂駐車場前が大門坂に改名。その他、注意。>
<追記 2020年12月1日: 那智山往復乗車券 1,100円…片道でも大門坂を通る場合には損です。>
<追記 2019年10月1日: 消費税が10%に。紀伊勝浦→大門坂430円、紀伊勝浦→那智山630円など>
数えない可能性が高い薄っぺらな段もある。
石段になって靴の選択を失敗したことに後悔する。靴底は柔らかめの平らなほうがガタガタ石段に合う。履いていったのは靴底の凸凹の間隔が激しいタイプで固い面には不適合だった。
大門坂は晴天だと輝度差がありすぎ神秘的な感じには写らない。雨が降りそうな感じのほうが写真としてはよさそう。ただし、そういう気候と雲だとほかの場所の写真が撮れないから朝霧から晴れるなんて都合の良さか、滞在して2度廻るとか。
前のグループが中途半端に遅いんだよね。後ろのこっちのほうを何度か見られたけど邪魔ってほど接近してないし追い越すのも疲れるからちょっと待つことにした。それを口実に休む。この地点は道路と接するところなんだけどバスかタクシーがいたら乗ってるほど上りがつらい! 大きい体を安定させるために疲れる。調べてあっても現実は違った。ここで文明の利器を使っても問題ないくらいの石段が先に待ってるとも知らず石段へ復帰…。
なるべく誰もいないときに写真を撮ってる。相対的に遭いやすいのではなく実際に下りの人が多かった。
石段がガタガタなので何倍も疲れる。
晴天で良いと思う反面、写真には輝度差が出過ぎてしまう。だから青空に写らない。
どの熊野古道も晴天より霧がでているような天候のほうが映像として味が出そう。
 大門坂は下るほうが楽だが足への衝撃は強くなる。今回通ったのと逆に那智の滝→那智大社→大門坂とすると、上り坂はあっても上りやすいコースを選ぶことができる。大門坂の石段は足下が悪すぎる。負担を考えたら上りで時間をかけるのがよさそう。ここに急な段差はない。

 足下の悪さは想定外でしたが事前調査から 大門坂入口の道路 標高98m、大門坂茶屋 標高122m→244m 石段終了部分、傾斜を考慮しない地図平面上の直線距離600m と地図から算出で前後の道を含めばもう少し長い。何度も上ってる伊豆山神社参道は 標高8.5m→167m で直線距離640mだから似たようものと思ってたら、こちらは石段というより面取りされてない凸凹な面の石が敷き詰められて平行ではないから足を取られ体を安定させるため異様に疲れた。

 標高は国土地理院 地図によるもので、熊野那智大社の拝殿前は339.3mで別の地図Mapionでは同じ場所が335mと表示された。実際は平地に整備されてるが少し位置を動かすだけで3~4メートルの違いがでるため数メートルの誤差が含まれる。

<石段数に注意>
 熊野那智大社の拝殿までの参拝道、石段の数は二の鳥居まで470段に拝殿3段を加えて473段が公式発表。大門坂の部分は267段とのことで私が通った道のりは合計730段となる。過去よりある道とは思えない土産物屋裏の階段が含まれるかは不明。行けば解るが段数以上に険しい。
私も最初は信じてしまったがネット上に飛び交う467段なる数字の出所は不明。社殿の3段が含まれてなくても足りない。