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ぶろぐん

東京近郊で見る河津桜(#11) 東京都墨田区
場所: 東京都江戸川区平井7丁目と墨田区東墨田の旧中川沿い(墨田区側に植えてある)
桜: 河津桜 約35本(見えた範囲だけで)
撮影日: 2015年3月16日 朝
本年度見頃: 3月初旬

いろいろ調べたのに近場を見逃してました。


 地図が読めれば、この写真から場所はわかる。東京スカイツリーの前の煙突は墨田区の清掃工場、ゴミ処理施設。


葉っぱが出始めてる。


足下が怪しげな船着き場


 2月下旬から冬の透き通った景色は望めなくなった。東京スカイツリーまで2キロちょっとしかないのに晴れても雲ってもモヤモヤした空気。

 雨が降って洗い流してくれた後に晴天になれば空気中の水分も蒸発してくれて少しは良く見えるようになりますが、どうにもタイミングが合わず…。




 荒川が頻繁に氾濫するため大正時代から始まった荒川放水路の工事によって分断され、人工的に三日月湖になってしまった部分が旧中川。地図を見れば中川が蛇行してたのが想像できる。荒川放水路ができる前は隅田川が荒川だった(浅草界隈の部分では通称で大川って呼ばれてた)。

 新中川と江戸川放水路も人造である。今の地図では“放水路”の名称が消えてしまったが、新中川と合流している旧江戸川のほうが元の川で直線的なのが人造。人工的といえば江戸時代の水路の上を走ってるのが首都高速道路。子供の頃は水路をよく見たが、どんどん内陸のほうから埋め立てが進んできた感じがする。

 既に亡くなっているがお婆ちゃんが戦争疎開してた場所だと言ってたが、江戸時代は多くが湿地帯で、荒川放水路が作られた後である第二次世界大戦後も水害(カスリーン台風)で水没してしまったのは今の埼玉県東部、足立区、葛飾区、江戸川区でしょう。周りを人造の水路という壁で覆ってしまったからゼロメートル地帯が水の逃げ場がなく水没してしまったのでしょう。

 湿地帯と言ってしまうと広大な地域となるが、もっと危ないのは旧河川および水路を埋め立てて住宅地にした場所でしょう。かなり北まで湿地帯だったのに、近代まで海の底だった埋立地で液状化しても失礼ながら当たり前と言うしかない。危ない崖の下に住んでおきながら崖崩れに怒ってるようなものだ。埋立地のみならず広域で安全な場所ではないってこと。だからひと事じゃないが、こっちは近年に好んで住んだわけじゃないです事前調査とかいう問題じゃないわけで…。

 これらは生まれてない時代だから聞かされたことで正確度は不明。利根川が決壊して水没したときの写真は見せられたが、今からすると考えられないほど何もなかった。低いから水没したのでしょうが、実は墨田区、北十間川の東側のほうが水面より低い場所が多かったりする。川沿いを走る道路から2~3メートル下がったところが地面だから。

| emisaki | 21:53 | comments (0) | 旅・散策と行事::風景・自然 |
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