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好まれる/嫌われるサービス内容@商業撮影(写真館)
 ある写真撮影スタジオの前を休日によく通るのだが、開業した当初と比べて客の気配を感じることがなくなっていた。数台の駐車場に車が1台も止まってないし、中に人の気配がしない。個人経営の写真館ならまだしも、それが撮影スタジオのチェーン店だった。施設の大きさを考えると暴利をむさぼる必要がでてきて、それが客足を遠のかせるであろう。

 孫を撮るため祖父祖母が依頼者であるうちは一定の仕事があって細々と営業できているのかもしれないが、サービス内容を調べたとき未来はないと感じてた。その件は下記の撮影会を知って思い出した。盛況の撮影会を知ったのだが、それは飛行犬(R)、犬が飛んでいるかのように撮ってもらう有料撮影会だった。各地であり伊豆でもちょくちょくやっている。それと比較してみた...

 飛んでる風なワンコの撮影会は地域によっては印刷も行ってるようで、カレンダーとかミニ写真集とかもあるらしい。だが、主体は撮影にあるので撮影費だけで、数千円から高くて1万円くらいになってる。

 人物撮影だったら化粧とか枚数、時間とかにもよるだろうが1~3万円の範囲がほとんどだろう。ぱぱっと1~2枚撮るだけなら数千円で済むかもしれない。




<紙焼き写真だけもらっても意味がない>

 これは客の要求することだ。飛行犬(R)の撮影会はデータ渡しである。その場ではデータ渡しだけってのが基本らしい。報道によると、これが宣伝に寄与したようで愛犬家に撮影会が知られるようになったのだと言う。SNSに投稿したことで客が客を呼んだってことだ。


  「お客さんが勝手に宣伝してくれた」


 人間のほうの某写真スタジオの営業方針だが、それに反するばかりか私を怒らせる主張もしている。方針なんて自由だが、客が欲する事をして報酬をいただくのではなく、ひとの足もとを見るというか、搾り取るような方針だから呆れたのであった。

 まるでパソコンのプリンター本体じゃなくインク+用紙で儲けるような客からすると汚いやり方。プリンターを安価にして買いやすくしてるが、インクと用紙がバカ高く印刷派の怒りを買っているやつ。

 それと同じように撮影料を非常に安くして、高額な印刷代で儲ける方法だ。それを成り立たせるために直後にデータを渡さないばかりか、最も異常だと思ったのが著作権さえも主張してる点。データは年月が経過したら有償で渡してくれるが、忘れた頃に貰ってどうする!? 著作権放棄も明確にされてない。


   お金払って撮影依頼してるのに著作権を奪うって、おかしいだろ!


カネ払って頼んで当事者が写ってる写真。撮ったってのは撮影料のうちだろ。法的にどこが著作権を主張できる部分なのか?主張したって写ってる側にも権利があるため使うことはできない。こういうことを主張してるだけでも信用できる企業ではない。


   賢ければ撮影料が安いに意味がない(裏がある)ことはすぐわかる
   仕事なんだから、それなりの撮影料金が請求されて当然


 即座にデータをもらえないから、お宮参りとか七五三の撮影を依頼してもウェブサイトに載せることができない。載せるのは自分で撮ったスタジオ外の写真だけだ(スタジオ内は撮影禁止)。むしろ地方のほうが都会に出て行かれて核家族化してるのだから、ウェブサイト掲載や電子メールに添付してすぐにでも見せたいわけだが、大金を使っててそれができない。


   そんなことなら最初から依頼しないほうがいい


誰も何千円ポッキリとは言ってないけど、撮影料が何千円と言われて後で印刷代数万円かかったらどう感じる? 最初から劇的に安い値段で撮影すると宣伝して、そうしてくれるのだから景品表示法違反でもなんでもないんだろうが、何年後かにデータを購入できるとしても、その場で撮影してもらうだけに何の意味があるのかと考えたら事実上の問題が出てくる。

   データを渡さないんだから印刷を発注するしかないって汚い商売

   嫌なら依頼しなければよいが、すぐにデータは渡さないと明確にすべきだ
   小さく書いてあるってのは見なかったとか誤認を誘導する商売は真っ当ではない!


 私なら印刷で大金使うなら、データ渡してくれる写真館に頼む。撮影料がかさんでも、印刷を他に頼めば総額は半分どころか何分の1の値段でできる。A4くらいなら自宅でもOK。ネットで調べるとデータくれない撮影館で印刷依頼したら数万円から10万円以上もかかったと書いている人がいるから、トータルで安上がりだ。


   「客が宣伝しないからネット上でそんな会社を知ることがない」

   「検索すると悪評(最終的支払額が高い)が目立っている。」

某大型掲示板のくせに批評禁止なんてことにしてるから直接は書いてないのだが、安いのは撮影料だけ。何万円も払ってる書き込みが多い。悪評じゃないにしても賢い人はほぼ印刷は頼まないらしい。高いので無料券を駆使するともあった。これで経営が傾くのは自業自得だ。

納得できるかは、

   「小さい子を撮る技術」

これが素晴らしければ許すひとも増えるだろう。
ということは小さい子連れじゃない場合には関係ないことになる。


自前でカメラマンを雇ってスタジオ借りたら高いだろうが、

   「データを渡してくれる写真館は時代に合わせて激増」

全国展開していても即日データを渡さない写真館のほうが少数派になった。


 今の高齢者(祖父・祖母)は紙焼き写真かもしれないが、もはや世代交代は進んでいる。更に自分たちの世代を考えると即日データを渡さない業態は おとといきやがれ って商売である。収益を得るのが商売ではあるが、カネを取ることばかりしか考えてない時代を読まない商売は長続きしない。

 ネット検索しても、もはやデータで渡されるのは当たり前になっている。貸衣装とか業者ごとに違いはあれど2~3万円である。観光地じゃないんだからコスプレみたいな貸衣装じゃなければ気にすべきは撮影の腕だけでしょう。だいたい記念写真を依頼するときなんて衣装は自前だからね。

※ データ渡してくれるところも著作権の移管について確認および書面で取り交わしておけば確実だ

 デジタル化の前は撮影フィルム(ネガ、ポジ)を渡さないで同様の問題がありましたが、世間一般での取り扱いに難があったため一部の人でしか問題にならなかったが、今は大部分の人が画像データを取り扱えるため、

   「データとして渡さないのは写真撮影商売として時代遅れもはなはだしい」

撮影スタジオの条件は事前に調べておく必要がある。




<プリント倶楽部、同等他社品(通称プリクラ)>

 プリクラの機械での印刷は終わってると言えるが、いまどきの子はスマートフォンにダウンロードするために使っている。データで受け取れる需要に対応してきたわけだが、メーカーによっては印刷して、データ受け取りは追加料金をふんだくるのがあるそうだ。それ以前の段階では赤外線通信だったが、いまや印刷しない機種があり、写真への書き込みもスマートフォンのアプリケーションソフトによって行う。そうした機種では印刷なしのほうが安く設定されているようだ。

   シールを貼る分厚い手帳を持ち歩くのは、とっくに時代遅れなのだ。

 データを持っていれば後からプリクラの機械(対応機種)で印刷することもできるし、大きめの写真屋にあるスマホ対応の機械で写真印刷することもできる。このような時代に乗れない写真屋は現像と紙焼き写真で商売ができなくなり店じまいを余儀なくされてる。




<祖父祖母へもデジタル化が始まって何年経過?>

 後期高齢者は使えない人もいるだろうが、かなり前から携帯電話は利用されており、現代の消費者層を考えればスマホ・タブレット端末でないにしても、ずいぶん前からデジタル写真額縁(デジタルフォトフレーム)がある。

 少々の電気を使うという点は否定しようがないが、費用という点では10インチのデジタルフォトフレームを1日10時間使ったとき1ヶ月の電気代が60円というデータから、手札(Lサイズ)を2枚印刷するのにかかる費用と同じになる。画面サイズと同じA4になれば数ヶ月分となり、複数枚となると何年もの電気代と同等になる。これは自分で印刷した場合の値段であって、データをくれず、撮影スタジオで何枚か印刷してもらって3万円と仮定すると50年分の電気代になる。もちろん機械より写真のほうが長持ちするだろうが、子の成長ごとに何度か撮影スタジオを使うことを考えると、その差は歴然で機械の代金すら浮く。

どうしても印刷物が必要だとする率は確実に下がっている。


 私も自宅でA4までは印刷しているが、ランニングコストが悪すぎるので最近は写真印刷はしてない。過去に印刷したのは純正インクに純正の高い写真用紙であっても2~3年すると色抜けに気づく。昔の白黒写真がセピア色になるようにインクジェットでも抜けやすい色があるようだ。この点、互換インクでも変わりはなく、用紙の違いのほうが大きく経年変化が現れてきたのが十数年使ってきた中での結果。余談だが、DVDレーベルは紙より早く変色する。

 普通、持ち込みの印刷所は設備を公開するものだが、営業写真屋は いったいどんなプリンターを使って印刷したのを売っているのだろうか? 高いお金を取るなら真っ当な処理がなされて渡すんだろうね。




<本当に喜ばれることをする  それは商売でも同じ>

 自分が欲しくもないものを相手に押し付けてもしょうがない。私の友人間では自分が撮ったなんて卑しい考えがないため巨大サイズの元データを共有し、当事者に渡すときもデータが基本で印刷物は何が入ってるかを示す意味でしかなかった。

  ミニ写真集にアレンジしたとしても、データも渡す

 自分なら、いまどき「紙でもらってどうする」って思うし、汚したら終わりじゃん。インクジェット印刷だと長持ちしない。DVDやSDカードも無理かもしれないって考え始めると、インターネット経由で渡すこともある。若年層ほどパソコンなし、スマホのみが増えたから。

 なぜだか時代遅れな人が多くて撮った当人に対してでさえデータは自分のものと言う考え方が強い。データは渡さず紙焼き写真だけを渡してるのを多く見かける。時代遅れには巨大な印刷物を渡す迷惑な奴すらいる。大金使って“迷惑なプレゼント”、頭悪くない? メールアドレス知らなくたって渡す方法はいくらでもある。渡すなら好まれる方法を考えるのは当たり前。何がいいか尋ねるのが一番早い。


 前例の飛行犬(R)の撮影会だが、5~10分で数千円から1万円にもなるのに大盛況だとしたら、少子化時代と子離れした世代、当たり前な現代人の需要をアイデアで満たしたってわけだ。データ渡しでも自分じゃできない印刷を依頼する人は一定数いるみたいだ。何ら縛りはないのだから、それは客として気分の良い依頼の仕方だろう。

 飛行犬も長期的には続かないだろうが、データを渡しは関係なく、いつかは飽きられるからだ。商売としては定期的に新たなアイデアが必要なわけ。世間で、いつまでの同じ方法が通用すると思ってる商売下手は意外にも多い。

 ラーメン評論家の人が言ってたが、同じ味を守ってたら通用しないのだと。それは客の舌が常に進化しているからで、「変わらない味だね」って言われたら店側の努力の結果であり、本当にそのままだったら味が落ちたと思われるからだと。老舗の商売だっていつまでも同じは通用しない。


時代遅れと市場動向が見えないやつは経営者に向いてない。
即座に写真データを渡さない商業撮影所に未来はないと予想する。

| emisaki | 23:01 | comments (0) | 映像音声::考察 |
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