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ぶろぐん

安物買いの銭失いにならないため
 中国が各国に売り込んでいた電車、シンガポールに売りつけた26両で欠陥が発見、他35両で重要部分に亀裂が見つかって回収と小さく報道されてたが、テレビニュースでは全く見ることがなかった。質が落ちたくせに自画自賛してる番組よりも、こうした報道をすることによって単なる偽物やパクリの先にある中国を知り、更に日本の実情を考えることができるだろうに。それが、なぜできないのかが不思議だが、経営陣が目先のカネ勘定しかしてなければ納得できる結果というか結末か。

 報道の別角度で怒りを覚えたのが川崎重工が技術支援していることだ。シャープと韓国にしても、おまえら大企業のくせにバカか、いったいいつになったら盗まれることの後々の大損に気づくのか!ってことだ。今はやつらのやる気のなさが救いなだけだ。当事者としては救いじゃなく技術支援して欠陥品を作られたら元のイメージも悪くなる。交通網は道路にしても値段、値段って言われなくなってる代表例で、世界の誰もが目先の値段からあの国に発注して後悔しているのが鉄道。

 当方の関係も過去にコンピューターソフトウェアの開発にて酷い目に遭っているのが中国である。企画としてパクられたりして、挙句の果てに発注したソフトがバグだらけってシャレにならなかったのである。結局、日本の企画制作会社は損失による業績悪化で倒産に追い込まれた。


 戻るが、シンガポールへ売った車両の欠陥部品は日本製に変更されるらしい。病的な袋叩きに遭い過ぎる日本企業を思い起こすが、虫は嫌いにしても個人的に思うのが小さいのが1匹混入した程度で数万、数十万商品と回収する必要があるのか?ということだ。機械の部品が壊れて混入とは訳が違うでしょう。いい加減ではなく厳重な体制で製造していたのだから、回収を強要するような世間の過剰反応になっていると周りまわって我々の懐が痛むことになる。

 半面、不備という点で地に落ちた日本製については叩く必要がある。世界で日本のイメージを悪くした自動車のエアーバッグのみならず、自動車はほかにも問題を起こしてきた。設計ミスによって起きたことより恥ずべき行為はウソだ。燃費の誤魔化しが出たときは最低だと思った。一度でも信用は失墜するというのに二度目のウソは取り返しはつかない。他にどんなウソをついているか気になるだけだ。ほかに何もウソはついてないなんて誰が信用する?




 コストパーフォーマンスの妥協と欠陥の境界線。これは状況によるだろう。この例みたいに生命に関わる部分なら欠陥は当然だが妥協すら許されない。私が妥協してきたのがカメラのバッテリーであるが、用途によっては妥協できないこともある。

1. 純正  日本製造  日本製部品
2. 純正  中国製造  日本製部品
3. 純正  中国製造  中国製部品
4. 互換  中国製造  日本製部品
5. 互換  中国製造  中国製部品

 私が過去に怒りを覚えたのが 3番だ(Canon BP-2L13)。十数回の充放電でダメになってしまうのが、メーカー純正品として売られてて他の国産と同じ1万円(実売8千円程度)の値が付けられていたからだ。追加購入したのも短命に終わった。時期的に2007年頃だが、迷惑かけた客には何もせず不評は無視して以後の製品は私が確認できた限りで 2番 であることが多くなった。
(充電回数はバッテリーごとに記録している。几帳面ならではの正確データな苦情)

 十数回充電なんてすぐにやってくる。そこで購入したのが 4番 である。使ってる上で実によく働いてくれて、ある意味 1番、2番 と同じだってことが証明された。のちに他の機材用で 5番 も購入しているが、これは用途によっては悲劇的であり、かなり割り切って使う必要があった。

 充放電の耐用回数が少ないのは言うまでもないが、電池の特性が悪く取り出せる電流が少なく、消費電力が少し大きい機器で使うと電圧降下が激しく電池切れと判断されてしまう。一時的なものなので放置すると復活するわけだが、連続して使うことができないことを意味している。そのほか、自己放電も大きい。

 5番をうまく使えば純正品の10分の1程度の値段であるが、安い代償に使い物にならないリスクがある。これにブツブツ言うやつは買う資格がない。商品としての問題は不良品とウソ性能表記。不良品については検品なんてやってないと思うから交換してくれればOK。4番のコストパーフォーマンスがよいが、バッテリーの種類が多すぎてどの機種用でもあるとは限らない。長期的に同じバッテリーが販売されているか使用台数の多いものでしか存在しない。


 同様の性能差は純正品でも発表され、Nikon D500で旧型バッテリーは使えないとD500購入者が買い替えなので古いバッテリーを所有している場合は交換してくれると発表されてた。そこからD500は消費電力が激しいってこともわかったのだが、ただでさえ消費電力が大きい動画に4K対応では当然かと思う。

 部品は1円でも削るからギリギリの性能であるのと設計時点の古さだし、4Kじゃなくハイビジョンだろうとも10年も変わらない発熱である。例えば、10年前のAVCHD方式記録ビデオカメラと最近のと使ってて発熱量に変わりがない。本体の大きさは小さくなっているから放熱の関係と考えるも10年の歳月に見合ってないと考える。古いHDV(ビデオテープ)時代のほうが発熱量が少ないのもMPEG-2 → MPEG-4 というプロセッサー処理量の問題に違いない。

 このようにカメラの消費電力、瞬間的に必要な電力量が大きくなってくることに海外製バッテリーの性能が追いつかないと問題を起こす。今のところ4K動画対応カメラには純正品を使うべきでしょう。

| emisaki | 2016-07-17 Sun 21:18 | comments (0) | 映像音声::情報・考察 |
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