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ぶろぐん

思い込みでクイズ作られても困る
 2016年8月21日放送 フジテレビ「最上級のひらめき人間を目指せ!クイズ!金の正解!銀の正解!」にて、牛乳、冷蔵庫、スリッパ、コンパス、カボチャ、コーヒーを使ってできるだけ長くしりとりでつないでくれという問題だった。ヒントから変換だの合成だのってのはわかるが、間違った思い込み解答には意義ありだった...

 冷蔵庫→コンパス→スリッパまでが当たり前の解答(鉄の正解)。銀の正解をゲットするにはカボチャに注目しろと言うのだが、カボチャ=パンプキンとか言い出したので、思わずテレビに向かって突っ込んでしまった。カボチャは squash だろうが!ってね。

 番組違うけど同じ放送局でちょっと前に外国人が言ってたばかりだ。カボチャ(南瓜)っていう意味の日本語を英語したらパンプキンじゃないってね。裏取りがてらにネット検索してみると、何年も前からの投稿でパンプキンではない。日本人が思ってるカボチャとしては通じないと書かれていた。

 パンプキンってのはハロウィンとかで使うオレンジ色な食えない観賞用もしくは飼料用の固有種(品種)の名称。これを逆に例えれば、アップルは日本語で何と言うかに 富士 とか答えちゃうようなもんでしょ。それは林檎の一つの品種名にすぎんだろって。これで意味合いが異なるのにパンプキンが正当化されちゃう。迷惑にもカボチャ=パンプキンとした無責任行為はどうしてくれるのかクイズ作家さんよ。

 ネイティブの多数が言ってることにさ、カボチャ=パンプキンと辞書に書いてあるって言い訳はできない(辞書が間違ってる)。前から辞書に間違った事がいくつも書いてあるじゃん。リベンジは雪辱なんて甘い言葉ではないと。バカな日本人はゲーム負けたくらいで使ってるが、リベンジはもっと酷い意味(憎悪を伴う復讐)でしか使われてるのを聞いたことがない。日本語になくても英語に悪い言葉は程度の違いによってたくさんある。何にせよ辞書ってやつはいい加減で感情の度合いは示さない。辞書を作るような人たちを疑うときもよくある。翻訳のプロが大間違いして20年くらい放置されてからやっと訂正された ジェダイの復讐→ジェダイの帰還を思い出せ!


 私は東大生のような頭の構造では解けにくい 古くは小学生だったか深夜だからこっそり見た「IQエンジン」、そして数年前にあった「IQサプリ」は大好きだが、この「クイズ!金の正解!銀の正解!」での出題にあるような誤認識によるものは世間に影響が大きいから許せない。ただでさえ出演者の誰かが間違えをバラ撒いても訂正しないのがテレビなのに、何か正しいかのように語ることになるクイズ番組の責任は重大でしょう。近年、この手の間抜けな問題が増えている。

 この番組じゃないけど日本人が勝手に思い込んでいる間違いを堂々と正解にしているのもあった。大多数が間違って使えば会話として思い込みのほうで成立するわけだが、クイズの問題と解答となると話は違うのである。間違えは間違えだから正しい解答でなければいけない。例えば救難発信はアルファベットで何という問題があったとして、SOS ブ、ブー! MAYDAY ピンポーン 正解ってことだよ。SOSは・・・---・・・と電信「モールス信号」で、電信はとっくのとうに廃止されている。現実問題としてそらは救難通信だから公共交通機関の中に書く押しボタンの説明なら SOS ではなく emergency が適切じゃないのかよって具合に説明しないのがテレビ番組の間抜けなところなんだ。

 30年近く前に真っ先にデジタル化された警察無線のアナログ通信時代のモノマネをする芸人がいるように何十年も世間の認識が正されないことがある。教育機関でもあるテレビはこういうのを正す責任もあると思うが、現実は確認もせず嘘をばら撒いている。
(アマチュア無線の国家試験にて電信は平成23年に廃止。電信を学習させられるのは自衛隊ぐらい)


 過去、クイズミリオネアで最終問題が難ありで訴訟が起きたとき、外部の弁護士が局側が想定していたのが答えになると語った。本件の場合は視聴者が解答出演者ではないが、外国語変換の曖昧さから世間への影響があるようなことをしてて良いのかと問いたい。

 正されるまで書き続けたいが、なぜテレビは下らないレベルの字幕の誤植も平謝りなのに、出演者が語る大嘘、大間違いなどをほったらかしなのかと言うことだ(訂正するのは生放送で苦情が来たときか、ニュース番組くらいである)。

 収録(録画)なら精査可能だし、生放送でも即座にわかるくらいの間違いは実に多い。これを訂正するのは間違えに気づける上に、かなりのベテラン司会者またはアナウンサーくらいだ。大部分の番組では大間違いを字幕で追い討ち=恥の上塗りという罪を犯す。おおかたの場合で演出と勘違いしてる邪魔な字幕という余計な仕事をしておきながら、内容に関して確証も得ない程度の奴らが作ってる。

 これらが今のテレビ局の仕事の質なのだ。国民的番組の視聴率が10%を大きく下回ってフジテレビ終わったなどと書かれているが、制作の「質」の低下についてはフジテレビだけじゃない。

| emisaki | 2016-08-21 Sun 22:12 | comments (0) | 大衆媒体::テレビ |
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