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ぶろぐん

ご当地キャラ、役所か民間か
 ご当地キャラを宣伝に使うことで全国的に見られる役所と民間企業の一長一短。役所扱いであると予算を組んでいるのにも関わらず活動が制限されることがある。反対に民間だと自分の宣伝が基本という制限がある。
 公平性が基本概念の役所は予算がつくと自分の懐が痛まないため知らないくせにハズレ事業を付随させることが多い。キャラクター商品の場合、まれに役所が直接行って失敗すると議会議事録では収支の問題ばかりで議員も役人となんら変わりがない。電卓で決めてるからだろうが、問題は商品の市場調査を行っているのかと言うことだ。許可制の場合は商売するのは民間...

 民間所有のキャラの場合は基本的に自社宣伝しかしてないため行動が制限される。よって地域を代表するキャラクターになりにくい。これが成功しているのは、独立採算で活動できるようになったキャラクターのみである。

 例えば「バリィさん」は愛媛県今治市の印刷会社(第一印刷)で、誕生の意図は知る由もないが自社宣伝の効果は限定的だから地域を狙ったものとなって、鳥(焼き鳥)・造船・吊り橋(しまなみ街道 来島海峡大橋)・今治タオルと地元名産盛り込みの典型となっている。印刷会社だからを感じるのはキャラクターグッズを買ったときにくれるカレンダーくらいである。

 ようするに“飼い主”として間接的な効果はあるでしょうが対外的には今治を背負って宣伝している。ですから補助金を出すに値する活動をしていても、役所が企業に金を出すとなるとダメな企業ほど横槍を入れてくると予想される。

・直接的売り上げ キャラクターグッズ

 バリィさんはテレビで火が付いたことで売り上げたと思うが、ブームがどうのではなくキャラクターグッズは食べ物じゃないから買ったら終了。個人的だが、カメラバッグにつけてたのが逃げ(細すぎるチェーンが切れ)て2匹行方不明になり現在3号機で同じものを買ってるが、普通はそうならない。広まらなければ売り上げは伸びなくて当たり前。

 ふっかちゃんので買ってないものがあるが、その理由は小さい ぬいぐるみ がないこと。小さいのはプラスティック製で ぬいぐるみ と比べたら硬いから。売り上げには個々に理由があるわけだが、値段より質は共通する意見。質ってのは「可愛さ」であって、メイドイン某国であると小さいマスコット人形ほど悲惨な顔になってることが多い。外国人がメニューに載ってるまま出てくるという日本なのに見本と商品が異なるのは計画段階の見本がカスタムメイドの国産で、量産だと某国製だからでしょうか。小さいのは可愛くなくとも大型になるほど現実と似ているので、小型だと品質を維持できる会社ばかりじゃないってことでしょう。

売れないにしても「今回遠慮しておく」と「そんなのいらない」は全く違う。


 よく言われてるのが洋服の色とか多くても売れる商品は決まってるから増やす必要はないと。多いと選びにくくなると言うのだが、確かに製造と在庫が損害で、売り上げ面では限定的な色であっても、そんなの単なる学者の理論であって買う側の身になれば品揃えは多いが基本。釣り商品みたいなもんでしょうか、品数が少ないと買う前の段階で止まってしまうから。たとえば飲食店で一品商売なんてとてつもない魅力的な商品でしか有り得ない。


・活動限界(役所)

 役所も民間も予算であるが、役所で専門業として見積もられる一人月が高くなる。だから多くが専門でなく合間事業になると思われ、部署は左遷扱いなところもあるらしい。やる気がなくても役所だから特殊仕事として加算報酬が支払われる。役所の特徴でもある担当者がちょこちょこ変わるからプロが育たない。専門臨時職員か民間委託のほうが良いのはそうしたことからでしょう。

 せっかくプロに育っても役所の臨時雇いの場合は採用の不公平をなくすため年数制限で再雇用ができず、契約切れになった付き添い人がいる。こういうときにこそ随意契約が生きてくるわけで現在は大きなイベントで以前からいる付き添いを見ることができる。有名どころになるほどキャラクター以外にも重要な部分がある。

 そのくせ役所って自分のほうが上だと思ってるから何かと役所主導でやりたいと、くだらんプライドをお持ちのところも 無能な点を認識せずご当地キャラ事業の足かせになっていると私は思っている。

 役所扱いであると静岡県三島市みたいに「内臓」に悪いっていうので、せっかくのデザイン「皮」を改悪しやがったところもある。頭が大きい幼児体形から昭和の着ぐるみのよう人型に近づけるよう戻してどうするんだって思った(劇的には変えてないので微妙な線ではある)。森永卓郎氏が動きが良くなったとテレビで言ってたが、動きが悪いのは「内臓」が役に立たない役人だからとの理由も分析できないようです。

 くまモンも 改善と改悪が同居していたが、動きやすくするため改悪となるところは「内臓」が完全にカバーしてしまったのだ。その「内臓」の個性は熊本のテレビやイベント現場で何度も見せており動画投稿サイトで見ることができる。

 岐阜県各務原市の「ららら」みたいに残念な古来風から現代風に替わるのが普通である。ツウにしかわからないけど初期のは悲劇的なデザインの「皮」だった。好かれる構造ってのはあるんだから「内臓」に合わせて崩したら意味がないんだ!

 それで不慣れな「内臓」だと彦根の悲劇みたいに「内臓」が露出してしまうこともある。大きなこの筋のプロの司会者だから、そういうとき、見てないとか記憶なくすとか、良い子は目隠し、写真は撮らないとかなる。


・活動限界(民間)

 役所以外として非政府組織、社会活動団体から大企業、中小企業、商工会議所、観光協会、そして個人事業まで幅広くキャラクターの飼い主は存在しているが、収益のための宣伝を目的とした企業として考えると無駄だと思っている活動はしない。

 ご当地ではなく固有企業もしくは団体キャラと呼ぶべきがほとんどなので、市町村として活動しないために自由に使えるよう役所側も作ってきて乱立状態になったわけだが、クビやリストラ(事業再編)が始まってる最中、まだ作られる可能性を秘めている。

 なぜなら企業キャラしかしない地域は市町村として自由に使えないため、キャラ業界として足を引っ張るようなのが乱立してくるからである。ゲーム業界でいえば通称クソゲーが出ないようメーカーが検閲して市場を守ってるが、ご当地キャラは節操がない状態でお金さえあれば安易な三次元化を目論んでいる。

 役所として市政活動にするにしても特定企業キャラに依頼しての税金の投入すると批判が出ると勝手に考えるから民間キャラが広まるには相当な人気が必要になってる。例に出した バリィさん(2009) と みきゃん(2011) の関係も似たようなものだろうが、バリィさんの爆発的な人気によって役所は観光大使任命など逆乗りしているが良い関係だと思われる。今治市または愛媛県から活動の補助金があるかなどは調べてないが税金投入して当然な結果だし市民も異論はないはずだ。

 ふなっしーの役所と和解っていうか役所が人気に便乗してきただけだが、政治と同じで役所にしかできないことと民業でしかできないことがあるので、どちらであるべきかの解答は出せない。役所にしても くまもん とか良い意味で奇特な役所は一握りだから真似はできない。


 経済組織、観光協会など直接収益活動でない お役所ふう仕事を民間と分類すべきか?はあるが、税金投入にしても完全な固有企業よりもこういう組織へ活動委託したほうが役所が掲げる公平性のある活動ができるでしょう。

余談だが、商工会議所と商工会が違うと勉強しました。省略だとの罠に落ちてた。
全国商工会連合会商工会と商工会議所の比較


・「内臓」次第で生き死にする

 役所として活動ができないところは取り決めを行った使用規定に基づき「皮」の貸し出しを行ってる。ただし過去に動きがおかしいとか身長がどうのと失敗をしたから作られたもので、いくら資料のコピペが得意の市町村っても小さいところまで伝わってないと感じられる。

 同じキャラクターなのに人気出そうな活動的キャラクターにもなるし、お地蔵さんにもなる。過去に非難してるが、お地蔵さん状態を見て効果が出ないとし、お役所特有のクビにするために後から無理矢理な理由を持ってきたりする。こうした本当の理由を見極める能力がない無能が飼い主ではキャラクターがかわいそうだ。


まだまだあるけど、どんどん夢が崩れる話になる。
役所か民間かの答えは出せず、双方の利点がある活動ができないものか?

| emisaki | 2016-11-07 Mon 23:45 | comments (0) | 催し::ご当地キャラ |
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