橋下は好きではないが、もっと悪党がいるので政治家としてなら好きなほうだ。彼の言葉を使って表現すると過去から今までの政治家もクソ野郎ばかりではないのか？それにしても、役人になってしまうと逆の勢力だろうと特定者に対して私利私欲などと公然侮辱すら許されてしまうのかと考えさせられるし、そう放った側の程度の低さも示してくれた。与党と野党が結託して反対したってことは、市民のためじゃなく何か裏があると考えるのが普通ではないか？ 純粋無垢の政治家がいたらいつでも土下座して謝ろう。いや、それどころか崇拝しますよ。もし、万が一、天と地がひっくり返っていたらね。

　ネットにて記者（記事）に対して「都民に語る資格はない」とか書かれてるのを読んだが、能力は別として資格はあるさ。むしろ大阪市民より客観的な立場にて分析できるという点で優れている。なぜなら大阪は自己中心的人間性が強いから強力な個人の意見となってしまう。例えば選挙演説の場所でも大阪だと酷いヤジすら飛んで普通だが、同じ事を東京でやったら支持者や警備員に取り囲まれてしまうほど違いがある（討論の場ではないから）。大阪の地デジのイベントの最中も程度の低いヤジが飛び交ってたくらい人間性に違いがある場所だと過去何十回と観光地ではない場所を訪れて感じとってきた。

　テレビ番組の出演者も１万票の差の語り方に賢さが感じられなかった。5千票が逆（負けた側）に流れれば拮抗なのだからさ。そして、民意として考えると「負けは負け」だと言うことはできない。真っ二つに意見が分かれてる。こんな重要な事を多数決でよいのか？

　テレビの街頭インタビューでも「区」は嫌だとか、見てて「はぁ？」と思ってしまうような、子供じみた意見が多かったが、そんなのばかり選んだ疑惑をかけマスコミの悪だと言い切れるだろうか。こうした大勢の程度の低い意見を聞いてると、橋下が会見したときに言ったどこよりも政治に詳しくなったと言った部分は否定せざるを得ない。ただ、悪の権力が強い東京より大阪のほうがマスコミ的にも政治問題に対して本当の事を語れるため関西ローカルでは詳しく放送していたのかもしれない。

　真っ当な意見ってのは結果が出てから放送し始めた。「反対」ってのは議論が煮詰まってないで、意味としては反対ではないと。よって橋下市長がやめて話が消えてしまうことは本意ではないのだと。おいおい、負けたら辞めるって最初から言ってただろうに。

　現状と実らなかった都構想とどちらが良かったかなど語らず言えることとして、民主主義として大阪市民には “不幸になる権利” もあるということだ。不幸になると書いたが、現実には一部の奴らだけが私腹を肥やす選択肢ってことだろうか。外野から今回の結果の表現としては、大阪市民ご愁傷様。

　悲劇的な政策としては、消費税のごとく低所得ほど負担率が高い国民健康保険料があり、自営業の低所得でも上限に近い金額となり貧困層を叩き落としている。年収200万だったとすると、所得税、住民税、国保、年金など引いてどれだけ残るか。本当に贅沢している悪党を見誤ってる。現状だろうと都構想だろうと何が変わるのかと思えば今の国民投票自体が税金の無駄であろう。早すぎたのではないか。

　テレビニュースの街頭インタビューで「現状で満足してるからいい」って言う頭の中がお花畑な市民に降りかかる直近の不幸など知ったことではないが、大阪府や国に迷惑がかかるとなると「都民に語る資格がない」などと間抜けな事を言われることもなく捨て置けない問題。だから地域ニュースじゃなく全国で大きく扱われてるんじゃないのか！