2014-05-12 Mon
過去に損したことから始まった情報収集で、このネタもテレビより先に扱ってるのだが改めて実際の旅で考えてみた。途中下車は知っていたが、安く乗るために回数券を利用していたため途中下車はあきらめてたのがいままで。しかし新幹線から始まったであろう低割引率の回数券への変更により無意味と化し実用上消滅した回数券。それでも新幹線でない特急では利用価値が残されていたが「えきねっとトクだ値」の登場により価値が激減した。お年を召した方々なら大人の休日倶楽部とやらに加入できるのだろうが、こちらはできないからね。通常の制度から模索しなければならない...
昨年は悲劇に見舞われ続けた花火大会。なかでも最悪だったのが諏訪湖上花火大会。諏訪湖から甲府や松本への観光を加えるのが定番だったが、上諏訪を含めて松本までが東京近郊区間入りで普通に買ったのでは途中下車での移動はできなくなった。これによる出費は何百円かだが、年間を通して移動の回数が多いと合計で大きな額になる。
今回の拡張で浮上してきたのが安曇野との掛け持ちである。安曇野は8月14日で諏訪湖は8月15日と固定のため天候不良さえなければ掛け持ちが可能ではある。実行したことがないのは安曇野からの帰り、および宿泊問題で、観覧場所によっては何キロか歩くことになり明科駅での大行列の情報と電車本数の少なさに恐怖する。
松本より先だから東京近郊区間を外れ途中下車できるようになる。明科→松本(宿泊)→上諏訪→(宿泊または夜行)→新宿 ならば東京から250kmはあるので有効期間3日で対応できるはず。真夏だから途中下車可能を気にすることない青春18きっぷをどこかで使うのもよさそう。
明科駅では最終まで1時間おき3本。最悪15km歩けば松本駅だが、玉村(群馬県)の帰り最寄り駅まで徒歩6kmでヘトヘトになることを考えると15kmは歩けないだろう。手ぶらなら15kmなんて2時間だが、掛け持ちな遠征時の撮影機材は三脚など含めて15kgにはなる。少しでも不要なものは先にホテルなどに預けたとしても12kgはある。ビデオ用の三脚が重たいからビデオ撮影を捨てるかカメラ固定の選択をすれば4kg減る。私の場合は、こうしたハンディキャップ戦となるから普通より厳しい条件で考えなくてはならない。
安曇野でも諏訪湖でも山からの撮影という選択肢もあり、だとすると駅に出るだけで徒歩3~4kmで終電の恐怖。諏訪湖の場合は臨時の夜行電車があるので、それを予約しておけば0時過ぎになるまで余裕がある。
昨年の諏訪湖のみならず、遅れるとかキャンセルしかないとか言っても、事態をまったく把握してなくて無愛想な対応をされる。「ちょっとでいいから外を見ろ」と言いたくなることが何度かあった。情勢くらい把握しておいてくれないかな。自動車でも歩くより遅いくらいしか動かないところもあるんだ。
東海道線で言うと、昔は熱海も東京近郊に含まれてなくて、熱海が含まれた時は伊東までは含まれてなかったから来宮まで買うと途中下車できたのだが、十何年前かに伊東までや房総半島全域も含まれてしまった。手前で降りてしまったことで発見した新幹線に乗れば途中下車できるのは実行しており、伊東や伊豆急方面じゃなくても、熱海の場合は来宮や伊豆多賀まで買うのが私のお約束となっている。電車の接続が悪ければホームで待つのではなく、熱海駅の近くでお茶することができる。だって駅構内から入れたドトールは始末されちゃったし、JRグループのくせにDECK’Sは改札の外ときてる。途中下車できるなら入れる店舗は増える。
SUICAではNOでも、旅行してる切符なら途中下車くらいさせたらどうなのか!
熱海方面の場合は新幹線経由の乗車券を買えば途中下車できるという文面を見つけた。新幹線に乗らなくてもいいというのは初耳で、これはルール違反にならないのでしょうか?OKなら実行したいのも東海道線で同日に何駅かで下車することがよくあるからだ。最近でも、平塚、小田原、熱海なんてコースがあった(通し 1940円、バラ 1320 + 410 + 410 = 2140円)。
だから小田原までしか行かないときは区間内乗り降り自由な「休日おでかけパス」。小田原までになって使いやすいとか言う人もいるが、小田原なら小田急のほうが運賃激安だし、某所によれば「ホリデーパス」より劇的に売り上げが落ちたらしい。東京を中心に範囲が広すぎるから、北関東と南関東とか分割して範囲を狭め、安くする必要があります。
現状では東京を通り過ぎる乗り方をしないと得な感じがしない。東京・小田原が1,490円だから往復で確かに安いのだが、多くに知られることになってないのだと思う。休日のみだから安かろうとも出歩いて使ってもらったほうが良いのに、たいして宣伝せず、売れないから中止という流れが何度もあるのがJRの営業が下手なところ。
4月に分割して切符を買うことで安くなる方法を試したのだが、それは都心部の特定区間における近距離の安い料金体系を利用したもので、距離が伸びたり地方に向かうほど意味をなさなくなる。だから距離があると下車駅までごとに買うより途中下車のほうが安いのであった。
大都市近郊区間なのと途中下車は別に考えてもいいんじゃないですか。時間がかかるから途中下車制度ができたのに新幹線を使うとOKとなるのは客から見て筋が通らないでしょう。降ろしてくれとのエゴではなく、サービス業ならどうするか考えていただきたいですね。
・2014年3月末廃止と4月から
廃止:「あずさ東京フリーきっぷ」
新規:「中央線東京週末フリー乗車券」 (特急券含まず)
これにより特急を使う場合は大幅値上げとなり、「えきねっとトクだ値」しかなくなった。
窓口や券売機でない「えきねっとトクだ値」を使うには条件が必要となる。
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