伊東市は大規模太陽光発電施設の規制へ進むようだがまだ決まったわけではない。これは市町村じゃなく、間違った部分での再生可能エネルギー推進の国策を悔い改めて法律として規制するのが筋である。エコのはずが環境破壊に人間に対して迷惑行為なんて笑えないだろ。政治、役所組織は、てめえらが決めたことが間違ってると言われると責任逃れから正すことをしないから国民の大多数が騒ぐまで動かない。いまのところ「金の亡者の破壊者」を閉め出すには市町村レベルで規制してゆくしかなかろう。

　世間の連中のとんでもない勘違いは「原子力発電は悪で太陽光発電は善」だと信じ込んでいるところだ。現実はそう簡単なものではない。悪なら原発より自動車のほうが毎年5千人も殺して凶悪だ。電気と自動車なくしたらどうなるのか？ 社会には必要悪は多数あり、エコと呼んでいる行動が実は悪であることも多々ある。例えば資源や電力利用削減のためリサイクルが素晴らしいのではなく企業側の過剰包装も悪で、PETボトルじゃなく瓶とかリユースに戻せば良いのだ...

　巷の連中で太陽光発電の何が悪いのか？って大間違いな論争になってしまうのは、エコロジー、いわゆる再生可能エネルギーという言葉に丸め込まれてしまっているからであり、現実に明確に区分できるのが、

(1) 余ってる場所の有効活用、工場の屋根など利用して経費節減
(2) 金儲けのためだけに新たに土地を切り開いて行う事業

この二つで、善と悪が明確だとは過言ではなかろう。

　(1)が真っ当な運用であるならば自分で使うわけだから売電なんて関係ない。ようするに売電目的だけの事業者、既存電気事業者の懐は痛まず電気利用者から強制的にふんだくられたお金によって高く設定された「固定価格買い取り制度」が悪の根源なわけ。発電事業者は事業における補償の面からも資産など考慮した免許制とすべきであり、それによって真っ当な事業が可能になるのではないか。

これは規制緩和がとんでもない悪に転じた例の一つに思う。

　原発の設置が危ないとは大勢で騒ぐが大規模太陽光発電が環境破壊して造成設置もロクなもんじゃないとは騒がれない。騒いでも被害者となりうる近隣だけで世間としてはひと事であり社会問題であると認識しない。

　ある種の事業者を調べれば資金の出所としては世界的な汚い連中のカネがファンドを通じて楽な儲けとして日本人から吸い上げるべく使われてる。推奨した国策としてカス（関西弁ではアホ、ボケ、カスの順で酷い表現のようです）。毎度のことながらだが、政府や省庁役人は家庭設置を目指していたと思われ大規模な環境破壊と悪質の上で売電だけ参入してくる連中がいるとは思ってなかったのだろう。だから再生可能エネルギーへの推進がお花畑に見えて目がくらんだのだ。役人ってのは言われた仕事をこなすのは有能だが、新たに何か考え周囲を見渡すことは無能ばかりだなんて今更言うべきことじゃないだろ。

　(1)は家庭も含むが使ってる電気代を節約するため自家発電してるだけで、(2)は単なる金儲けである。(1)が迷惑行為になり ご近所トラブルへ発展もあるが意味合いから解決に至ることも多くみられ、(2)においては最初から金儲けのためだから法律に違反してなければ事業者が住むわけでもなく近所なんて関係ないといわんばかり迷惑かえりみず強行ってことで全国各地で被害者を出しトラブルに発展しているわけだ。

　法律違反してなければと書いたが、報道されただけでも多数の違法行為が取り沙汰されてきているよう罪人ばっかりじゃないか。伊東市で無申請無許可伐採、熱海市でも同様なニュースを読んだが、これを全国に拡大して調べると人間のクズだらけとわかる。全員とは言えないだろうが、個人的感想だが、その分野で人間として胸を張れる仕事だと言える奴は皆無だろ。

　本件に限らず何かと甘い行政指導とか痛まない罰則、二束三文の罰金とか悪党の天国だよ。大規模事業者でなく小規模から個人レベルの金儲け発電まで含めると、ものすごい迷惑が生じているのではないか。残念なことに外国人犯罪も増えてるし日本人としても性善説から性悪説を基にした法の改正が急務である。

---

【新約聖書 マタイの福音書7章15節】　（独自翻訳にて元にした英文ニュー・リビング英文訳を引用併記）

Beware of false prophets who come disguised as harmless sheep but are really vicious wolves.
羊の皮を被ってあなたの元へやってくる者の内面は悪意の狼であるから用心しなさい