2012-05-18 Fri
撮影中に行方不明になっていたマイク風防。ピンマイクの風防はよくなくなるのか他社から代替え品が安く売ってるのだが、こちらのマイクの大きさに合うのは見あたらずでサービスセンターに行き1785円、ちょっと高めだ。品名:ウレタン フウボウ
型名:ECM-MSD1
部品コード番号:3-080-767-01
これが先にわかってると注文時に検索時間が省けます
このマイク風防がなくなる事案は多いと思われる。短いだけに摩擦抵抗が少ないので、面ファスナー(通称マジックテープ)を巻き付けて摩擦を増やしてみたが膨らみすぎて伸びてしまうので失敗。
ウレタンの上から締め付けることにした。これでしばらく様子を見る。ダメなら風防の内部とマイク側の両方に面ファスナーを接着して対処しよう。
このマイクとそっくりなのが、ハンディーカムの特殊なアクティブ インターフェース シュー用(ECM-HST1)やデジタル一眼カメラα用(ECM-ALST1)もあり、マイク部は同じに見えても物理的に互換性がない。同じソニーでありながら、各種製品で楽に使うには別々のものを持っていなければならない! 市場はこの迷惑に対応し早期に端子を変換する商品が出てくるが、それは物理的な形状変換であって電気信号へは何もしない。だからハンディカム用を買っても他で使えないので、このECM-MSD1が装着部分の変換を通じて全てで使える。
BetamaxとVHSの時代のよう市場争いでデファクトスタンダード(事実上の標準)を狙っていたものでなく、世間に元から広まってる仕様や端子形状をとらないのは、「他社と違うことをやる」という先代の言葉を大勘違いしたソニーの成れの果てを表している。テレビでCRTならトリニトロン管でもシャドーマスク管でも関係がなく、液晶でもプラズマでも迷惑にはならないが、消耗品や記録メディアが違うってのは消費者にとって大迷惑なのである。これと何ら迷惑でない新しい製品の区別がついてたら音楽プレイヤーがiPodに席巻されることもなったでしょう。
このマイクは地方遠征時に現地調達した安物で8千円くらいで買ったと思うが、カメラ内蔵より音質は数段いい。何かとビデオの周辺機器は性能に見合わない値段になってしまうもので、10万円以上のカメラだと気にならないが、今やハイビジョンのビデオカメラも2~3万円のがあり、そのバッテリー買い増しに1万円は相当高く感じるはず。修理するなら買い直したほうが安いような感覚にも近い。
いま1万円出すならマイクになるICレコーダーで大きさ的に TASCAM DR-07MKII や ZOOM H1 あたりでしょうか。
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