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ぶろぐん

時代遅れトップ批評(3) ゆるいには意味がある
 世間一般に知らせたのは関連商品の巨額売上が発表された「くまモン」であることは確か。世間の認知度が上がったことで“男のくせに”と後ろ指をさされにくくなった。もう10年くらい前だけど名古屋でキャラクターと絡んでいるところを放送されちゃって、現地にも知り合いが多かっただけに色々言われましたが今なら何の問題もない。

 早くから ご当地キャラ を作っていた自治体もあるが、たぶん移動が面倒ってことで東京で開催される観光展で見ることがなかったのだろう。「ひこにゃん」権利の一悶着をマスコミが取り上げることで知名度が上がり東京でもちらほらと見るようになって、くまモンの件が激増のきっかけを作ったことは言うまでもない。

それでも なぜ必要なのか...

 過去の考察の繰り返しになる部分も多々あるかと思うが、時代の波に乗れないような政治家が出てくると言わずにはいられない。ご当地キャラがいないと宣伝として始まらなくなっているのだ。宣伝要員だというのに無駄だと言うのなら役所や議員などの完全たる無駄を列記可能である。


 第一次産業のみで経済が成り立たない地域、観光の重みがあるような地域で宣伝は不可欠である。伊豆では熱海のV字回復の真似をしようとマスコミ囲い込み作戦が働いているように見える。次に大切なのが今まで通りの宣伝で、展示会や旅行雑誌の広告だろうか。お馬鹿な政治家は気づかんだろうが観光客の増加は第一次産業にも関係するのである。

 だいたいの人は私みたいにへそ曲がりではなく素人旅人で当たり障りのないところへ行く。それは観光業なら誰でも知ってるから何らか称号ばかりを気にするのであり、世界遺産の名はトップに君臨してる。現にちょっと前まで通り過ぎると閑古鳥が鳴いてた韮山反射炉がどうなったか。砂利の駐車場がアスファルトになり、なんか建物まで作った。

 「てつざえもん」 も生まれて宣伝に一役買っている。



・緩いにはワケがある

 役所または似た体質の事業者の硬いイメージを払拭させるため緩いのが打って付けだった。これは昔から解っていたことで、多くの地方自治体や観光協会が取り入れたのが事実上若い女性に限定なミスコン経由の観光大使である。だが、節操が無い増やし方が効果を薄れさせた。

 観光大使が小さい町にまで複数いるから飽和状態になり、通称 団体職員なる肩書きの人が増え“組織の職員”ってことでマスコミ的にも目立たなくなっていた。職員のほうが動かしやすかったわけだが、職員であるから愛想もへったくりもない人たちが増えてしまった。社会主義的な組織に限って「なんで私がやらなきゃいけないんだ」ってふうな顔(態度)を何度も見たことがあります。そんなことはミスコン経由の人たちにはまずない。

ご当地キャラなら見た目は決まってるから問題ない。あとは“内臓”次第で、お役所内臓は最悪である。

 観光大使やプロだと何日も前から依頼しておかねばならないが、自前のキャラクターと自前の“内臓”なら急に決めても活動が可能になる。更にご当地キャラなら老若男女に対して集客効果があるから都合が良い。パンフレット配るだけなら誰でもよかったから、この意味は大きい。企業ではなく役所である「くまモン」の大成功もあって田舎の自治体や営利団体はご当地キャラに走ったのだろう。

 しかし、役所や類似団体が多かっただけに、大多数の組織がキャラクターデザインと運用方法に難があった。特に大阪府関係役所なんて予算を使うことだけしか考えないから宣伝効果のない悲劇的なものばかりを作ってしまったので大量リストラに遭ったわけ。

 過去に問題になってる件だが、大阪府って言えばご当地キャラファンを敵に回した節操のない分身を全国に生み出した拠点である。劇似のキャラを応募しようと勝手だとも言えるが、役所は世間知らずだから次々と類似キャラを採用してしまって全国にソックリさんが100体以上いると言われている。当人であっても権利を譲渡した段階で類似を作れば著作権の侵害になる。例によって責任逃れは超一流な役所が決めてしまったキャラにケチが付くと困るから、ちょっと違えば別物と言い張ったところもある。この件から役所ってロクに調査もしないってのがよくわかった。それはもう東京オリンピックエンブレムの件でよくわかってますよね。調査が甘すぎるわけです。

ちなみに堅物キャラクターがウケた例はありません。宣伝効果なし。


・ぺるりんは体形の問題か緩さが足りない (ゆるキャラ三か条の2)

 そんなことを知ってか知らぬかわからないが、静岡県下田市はブームに乗り遅れの危機があっても安易にキャラクターを作らず勉強(研究)してきたわけだ。着想がペリーであっても人間(人型)だったら、どっかの頭の堅い政治家みたいに役立たずになっていた。ペンギンを基本デザインにして緩いからこそ宣伝効果が生まれたのである。むしろ、緩さが足りないくらいである。



・用途

 勉強の甲斐があってか、過去に各地で起きた問題は考えてから作ったと思われる(版権など)。現時点での問題は、たぶん予算の問題で “分身の術” が使えないことであり、出没依頼や、分身の術が可能だったとして完全委託(一人旅)の場合の取り決めがどこまで行われているかだ。

 ご当地キャラが出てくると、地元の企業から商店までから「使えるのか(呼べるのか)、イラストは使えるのか(使用料の発生など)」なんて話が出てくるのが当たり前になってる。それがどうなっているかで地元が受け入れているかどうかがわかる。

 ちなみに、ぐんまちゃん(群馬県)や、ふっかちゃん(埼玉県深谷市)は大家族である。市町村の規模が違うって言うかもしれないが、私がいま住んでいるどっか枠組みの数分の1の人口でしかなく、くまモンと同じ方式だから直接使用料が入らずキャラクター使用企業の売り上げの間接税だけで兄弟を増やせ、専用車まで持ってることになる。

 下田市は深谷市の人口7分の1だが田舎でも埼玉県なだけに事業規模を考えると下田市は数十分の1になるから同じことができるとは思ってないが、前に例にした「しんじょうくん」がいる高知県須崎市と静岡県下田市は人口も産業も似た感じに思うのだ。東京から直通の特急電車の終着駅であるし観光施設の違いから事業規模は下田市のほうが大きいはず。

 何年か前に伊東駅前でアンケートか何か調査している小学生に呼び止められたことがあるが、ちょうど伊東マリンタウンの帰りだったのでそう告げると目的は伊東マリンタウンのことを伝えることだったようなので私に尋ねることもなく即座に解放された。「そこそこ客が来てるところより、そこの商店街(湯の花、キネマ通り)のことを考えろ」と思ったが相手は小学生だもん口には出していない。先生に何を指示されているのかわからないが、駄目な大人ばかりだと子供も駄目になってゆくよ。




・トップセールス不可能!

 文面として肩書きは必要だが、映像的には不要なのが地方自治体の首長。映像をカバーするのが観光大使(お姉さん/ゆるキャラ)なのだ。マスコミなんてオッサン、オバサンだけが並んでいる写真なんて使わないからね。

なのに「自分と一緒に出て欲しくない」なんてどこのバカが言うんだろうな。
好き嫌いで語ってるだけなので市長としての素質がない。
市にマイナスになる発言を繰り返してる。




・静岡県の現状
 埼玉県と同様に県のキャラクターより個別のキャラクターのほうが人気があり、浜松市「出世大名家康くん」、磐田市「しっぺい」が2大キャラってことになる。静岡県にも全国に拡散された類似キャラが何体も見つかる。尚、賞金稼ぎか知らんが節操がない類似キャラの生みの親は複数いる。

 静岡県の「ふじっぴー」は人気薄でもあり、イラストの利用はできるが出張(貸し出し)に関して明記されていない。静岡県の観光イベントでしか見たことがないから出張サービスは行ってないんだろう。
 個人的な評価として伊豆半島なら「マリにゃん」が一番でしょうが、予算削減か最近は遠出してるのを見たことがない。それで集客する気がないと言うよりも、道の駅として機能しているのに、これ以上の客を呼ぼうにも場所がないから大きなイベントなんて開けないってのが本音かな。

 その点からすると「マリにゃん」は伊東マリンタウン所属だが、下田市の「ぺるりん」は商工会所属だから特定企業のものでなく、特定の団体が街中を使うイベントを開催したとしても出られる。商業的に商店街だろうが港のほうなら使えそうな駐車場と広場があるので規模が大きくなっても開催場所はありそうだ。そこまで嬉しい悲鳴はまだまだないだろうから下田市なら商店が集まるところの道路でも封鎖すれば十分だ。





・キャラクター自体が売り物

 大宮~新宿から伊東まで「キティーちゃん(ハローキティー)」が一緒に乗車する貸し切りツアーを毎年やってるじゃん(ハローキティと行く 伊東温泉)。キティーちゃんと比べるのはなんだけど手段としてはある。栃木県佐野市の「さのまる」がやってるのは、ふるさと納税に「さのまる」向けがあって、それにすると特典として特別イベントに参加できる。キャラクターイベントが終わった後で開催されるから遠くからでも参加しやすい。

 ホテルの部屋に来てくれるってのもあったが「ぺるりん」だと・・・入れないな。似たような理由で改造しちゃったキャラがいて、丸いのがつぶされ、見た目が悪くなってしまった。三島も役所だから「内臓」にやさしくと改悪になった。森本卓郎が動きやすくなったと言ってたが、それで親しまれる要素である部分を縮小させてしまったのだ!

 実は「くまモン」も丸っこいほうが好まれるという基本からは改悪が行われたが、新しい「皮」は動きやすさと瞬時に痩せるとか技を繰り出して悪さを感じさせなくしている。ふなっしーより前から「内臓」の特徴が決め手だった。「ぺるりん」の体でできそうなのは相撲だが、それはもう「バリィさん」がやってしまって危険性から封印してしまった。

この部分で「ぺるりん」に当てはまることは無いが何らかヒントにはなるだろう。





話は戻るが、論理的な説明がまるでない相手から一方的に攻撃された場合はどうするんだろう?
会社の上司だったら、そういう奴に限ってしぶとく居座るので自ら転職しかないだろうが、
何年かしたら消えるであろう相手なら耐えたほうが良いのだろうか? それでは時期を逃しすぎる。
街をイメージダウンさせる理由がわからないので何か個人の利益に反することだとしか考えられない。
権力しか持ってない「悪代官」よりも裏で糸を引いてる「越後屋」のほうを追求すべきだろう。
すると商工会はどこぞの企業に敵がいるか?


時代遅れトップ批評(1)
時代遅れトップ批評(2)
→ 時代遅れトップ批評(3) (この記事)
時代遅れトップ批評(4)




<追記 2017年2月
 2016年12月25日付けで ぺるりんのfacebook にペリーの子孫からの返信が掲載、正式に使用許可されてる。

| emisaki | 2016-09-18 Sun 21:57 | comments (0) | 大衆媒体::新聞 雑誌 紙媒体 |
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