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CP+展示会 パシフィコ横浜
 カメラ、写真用品の展示会に行ってきた。昔を思い出すとデパートの中で開催されてて、池袋サンシャインシティになり、東京ビッグサイト、今年はパシフィコ横浜と時代ごとにどんどん面倒くさい場所となり行くのが嫌になってきた。

 しかし写真用品の小物はこういう場所でしか現物を見ることができない。カメラ本体なんてのは各社がショールームを作ってるいるからここで見る必要がない。その場は大型店がない地方から来た人達に譲る。


・ダサイ デザインから脱却できるのか? 
 男ながら、いい加減にしてくれと長年思ってたのがカメラバッグや周辺機器のデザインで特に色。袋に入れて三脚も持っていたら格好悪い釣りびと姿そのもので見分けが付かない。

 別に軍隊でもないし、森の中に潜んでいる訳でもないから黒や迷彩色である必要がない。ナショナルジオグラフィックスのカメラバッグも砂漠迷彩色にしか見えない。こんなのが展示されてきてるので、これから期待できる。

 カラフルなものが登場したと言ってもバッグやストラップなどなど全て女性用と言える。 山ガールによって登山用の製品には変革が起きたが、釣りを仕掛けようとの動きもあったようだが女性に受け入れられなかったため結果的に「典型」とも言える姿しか見かけず歴然とした差となった。

 写真用品の発展は女子カメラブームによるものだが、ミラーレスカメラの登場によって従来のデジカメ程度の大きさで持ち運びが可能となったため、一時のブームではなく定常化したと思う。男性市場はこの恩恵を受けられるだろうか?当面は普通のバッグをカメラ用に仕立て上げた方が早いかもしれない。今となっては最もイナカくささを感じるのが昔から変わらぬ典型的な金属ケースかな。今や見かけないので余計に目立つ。

 カメラ本体が黒に関しては議論があるようだが、一部の理由を盾にして黒であるべきと主張する側ほど固定概念に縛られ考えが甘い。こうした考え方は男性であり、更に古い人間に強い傾向がある。
 誰も黒をやめろという話しではないのだから選択の余地がないほうがおかしい。例えば、発熱機器として夏の太陽光の下にてバッグもボディも黒では熱がこもりやすく動作保証外で熱暴走を起こす温度にはすぐ到達する。大部分のカメラメーカーが指定している動作保証温度は摂氏0~40度と非常に狭く日本でありがちな外気温。急激に冷やすという行為は結露にもつながって行うは危険。冬に暖めるほうが動作上は安全でしょう。自分の考えがあったら、逆からも責めてみないと自己中になってしまう。

・かたくななメーカーから動画向きレンズ発売  これはイイ
 コシナから発売されるマイクロフォーサーズ用 NOKTON 17.5mm F0.95。展示では見かけなかったが実際に試すことができた。(レンズの写真を撮るのを忘れてしまった)

 絞り部分にもう一つ回す部分が付いており、それを180度回転させると絞りのクリックがなくなり無段階となる。絞り操作は違和感なく行え、回転させる力加減はどこでも均一であった。難と言えば値段が高いくらいか、11万8千円。
 手持ちのNikon 28mm F2.8Dの絞りクリックを外した時は回転角によって力加減が変動したため連続したスムーズな絞り操作ができずに困った。元々絞りリングがレンズ側にないCanon EFでは改造が素人レベルでは済まないので手を出してない。

 従来はパナのGH2なら純正レンズやF値が変わるズームレンズにおいて絞り優先にして電子シャッターや感度調整で対応するしかなかった。キヤノンは1絞りが3段階しかならないのでダイヤル操作ではお話しにならず、自動という選択をしないと違和感のある映像になってしまう。このレンズを試していると無段階の必要性を感じる。

 主たるメーカーが動画対応レンズを無視している状況で、よくこんな対応をしたとびっくりしたが、ズームレンズは全く期待できないのが「かたくななメーカー」たるゆえん。昨年だったかな、動画には対応しないとはっきり言われましたので、ズームレンズを作るかもしれんな。

・動画対応しておきながら動画用レンズを作らない
 市場の大きな一般業務ユーザーが飛びついたのがEOS MOVIEであるのに、一般と比べたら市場の小さい映画用途の製品は発売された。流行らせたユーザーがこんなのを購入するはずもなく、持ち運んで撮影する状況でもないので、一般業務のレンズを発売すべきではなかろうか。35mmフルサイズでは大型化が避けられないので、APS-Cサイズ専用かつハイビジョン解像度専用に割り切って投入したほうが買いやすいということは受け入れやすくなる。そう考えるとマイクロフォーサーズ市場のほうが作りやすそう。 業務用ビデオカメラのレンズを使ったことがある人ならわかるが、写真用レンズの使いにくさったらありゃしない。
 レンズから何かと操作系が消され静止画ですら使いにくくなってしまったのが残念である。静止画は動画の断片であるので動画で使いやすければ静止画も撮れるが、逆は成立しない。

 ということで映画向けの巨大、高額レンズはあるが、一般業務向けのマニュアルフォーカス、無段階絞り(AE可能)、ズーム(電動可)レンズが存在していないため、現状の業務用ビデオカメラ向けな操作性と価格を持ち合わせたものが発表されたら業界紙の話題をさらうでしょう。なんたってスーパー35mmCMOSビデオカメラ「EOS C300」用ズームレンズは390~410万円、単焦点でも59万円で巨大ですから。


 デジイチの動画対応から2~3年経過するも三脚はまだまだ。よって写真の人はカウンターバランス機構を知らない。製品としても、ビデオ用と書きながら1~2万円と安い物では話にならないのも多く、カクカクした動きしかできないし、止めると反動で若干戻すようなのばかり。 静止画と動画を兼用品ともなると数えるほどしかなく、マンフロットのMH055M8-Q5雲台が登場して、そろそろ1年だが追従する製品はない。よってL字プレートの装着によってビデオ用三脚にて縦位置(まれに縦長動画)の撮影をしなくてはならないが、こうして重心を調整したほうがバランスが崩れにくいことを考えると通常より飛び出ているMH055M8-Q5雲台による横倒しは軽量の機材でしか使えないでしょう。


・動画を撮ってる人は少ないのか?

 写真機による動画は一眼レフよりコンパクトデジカメのほうが何年も早く、かなり前から搭載されていた。観光地やイベント会場、プチ家電展示会とも言える運動会などで多くの方々を見てきたが、ビデオカメラを構えてない方々はコンデジで動画を撮っているのを見かける。デジカメよりカメラ付きケータイのほうが動画撮影に拍車をかけたと思う。

 デジタル一眼で動画を撮っている人は少ない=ビデオカメラに比べると機能が劣りすぎている という式が現在でも成り立つから撮っている人が少ないという固有の結果を示しているのではないか。だから動画が撮りやすいデジタル一眼では利用者が多いはずで、機種ごとに新たな対応をしてきたからには撮影している多くのユーザーから要望があってのことでしょう。

 更におかしな例をあげると、ビデオカメラ市場にて、全ユーザー>>業務ユーザー>>映画関係 という桁違いに少ない用途に対応して24コマモードなど搭載した。これが民生機にまで至ってる。それから考えたら爆発的に広がって一般も使ってるのを多く見かけるのに、動画モードを使ってる人が少ないと言って無視するのは筋が通ってない。

 このご時世、動画撮るからビデオカメラを買って、写真も写すからデジカメも買うとはいかないでしょう。買としても半年や年単位での時差が必要。そしてビデオカメラとデジタル一眼カメラの両方を持って歩くという状況は一般的ではないので、おのおの機能は劣るものの既に競合市場なのです。多くの企業が両方の機材を販売しているが、双方の売り上げなど気にしていては共倒れになること間違えなし。企業内で別の部署をつぶす気であたらないとダメでしょう。
いつのか知らないアンケート結果よりごく普通の現場を見た方がいい。
| emisaki | 22:21 | comments (0) | 映像音声::話題 |
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