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個人商店から成長の成功と失敗
 年末の番組を見ていて思い出すところがあった。街のカメラ屋から大手通販に転進した ジャパネットたかた は、通販で多売に成功した。テレビ通販でなく、店舗もない倉庫型通販業者にはかなわないものの、結果的にお安い値段を打ち出している。他のテレビ通販業と同様に、必要なものをセットにして割引しているため、顔の見えないネット通販業者より総額で安いものが多々ある。例えば、初心者向けビデオカメラの売価は元から低価格のため販売業者の値段差は少ない。2万円台で売られてるものもあるが、追加のバッテリーを買おうとすると定価1万円で売価は7~8千円となり、ネット通販だろうと安くなることはない。

 ところがテレビ通販だと販売数が多くメーカー直取引であろうからセット料金が非常に安い。本体だけ見て安いと感じたネット通販が総合的な値段だと高くなってしまう。バッテリーは消耗品だから長く使いまわすこともできない。マニアの場合には“そんなのいらない”と思うこともあるだろうが、大多数の一般を相手にした商売として正しい。


私がおこちゃまから十代の頃に通っていた激安店で急速な拡大によって短期に消滅していった電器屋が2つある。当時、親戚のおじさんがビデオマニアだったから自分で買えるようになる前から知ってた。

  ・おかじま電器 (東京都江戸川区)
  ・ステップ (千葉県市川市行徳駅前)

 共に街の小さな電器屋で、近隣居住者のクチコミで地域内で安いと言われてた店。昔からあった電器屋だから、時代に合わせる程度の事業改革であったなら今でも続いてたであろうが、双方同じく急激な店舗拡大によって客の需要とかけ離れたものとなってしまったから私は見放すことになった。ステップはオーディオ・ビデオ雑誌に広告を出してて通販もしてた。そのステップも秋葉原に店を出した段階で狂っていたから、もはや買うことはなくなっていた。ちゃんと客は感じ取ってたわけです。



 事業拡大後のステップが失敗した客からの入金を元手にした仕入れ方法は、別の店で私も被害にあっている。まだApple社のMacintoshが直販でなかった頃、東京都港区芝浦にあった販売店がまさにそれで、客からの資金を元手にして商品を仕入れてたため、続けて客からの入金があり貯まらないと仕入れることができず何ヶ月も商品が手元に届かないという有様だった。当時は私もガキんちょで知らなかったが、後になってこのロクでもない経営の勉強をさせてもらいましたよ。購入前の説明で嘘もつかれたし(高い品なのに国内じゃなく輸入品でサポート受けられなかった)、お金を払ってから平気で3ヶ月とか待たされるわけですからシャレにならなかった。この事態を知った客は離れて当然。法的知識が付いたときに思ったのは、訴えることができるほどのことをされた店であった。当時のMacの値段ってのは、乗用車を買うかMacを買うかってくらいの価格です。セットで300万円くらい。そこにビデオ編集カードとか挿してると数百万円だった。商品が届いたとしても小さい被害じゃなかった。こういう業者、まだいそうだから気をつけたい。



 話は戻り、なぜステップやおかじま電器がが秋葉原電気街より尊重されていたかと言うと、機械の安さもあるが、消耗品の安さであった。その頃、ED-BetaとかS-VHSテープは高く、3時間テープだと3000円もしていた。2割引か4割引かは大きな違いで、当時大人買いができる人たちには交通費を出しても安上がり。それが地元近くであると秋葉原まで行くより安い。当時学生の我々は100円の違いすら大きい。だから細い道にある店舗でも周辺のマニアに知られていた。僕らが行ってた頃、東京ディズニーランドはもうありましたから大昔の話じゃない。

 おかじま電器も倉庫型まではよかったが、現在の大型電器量販店に急変して失敗したのではないかと思ってる。昔は環七から奥に入った旧道のようなところにあったが、環七沿いに大型展開し、道路の反対側にも店を出すまでしたが、内部で事件を起こして名前も変わり営業しても長続きせず消え、跡地は居抜き物件として全く別の店舗となった。町の電器屋だった時代からしたら、急速な事業拡大と転落であった。

 だからこそ、ジャパネットたかたの成功ってのは非常に気になるのである。店舗と通販という違いはあるものの、経営の手法の違いだろうし、客の空気が読めてる、店舗がないだけに客の心を掴むが最重要だから、そこを忘れたのが消えた店か。急成長で潰れるのは突然儲かり始めて大失敗する経営者の特徴かも。

 店舗拡大しているといえば大手電器量販店だが、悪い噂やブラック企業に認定されたりとロクなことがない。ところが、ジャパネットたかたには、そうした噂を聞かないんだよね。経営的な不安といえば東京オフィスだけで、クソ高い家賃のところに構える意味がわからない。営業内容的に東京進出しても郊外で構わない。公開株でない自己資金だから単独で決断できたのが吉と出てきただけにどうなるか。凶か吉かは別として社長の引退は評価できる。
 ジャパネットの場合は早すぎだが、世の中には「我が○○軍は永久に“私物”です」といわんばかりのシーラカンスになってまで君臨し続ける奴もいて迷惑を通り越して害悪。古い日本人は政治家も社長も権力しがみつきすぎて困る。

  老いを認識しないのは指揮系統・経営者として失格である。


 高飛車な販売店経営者は危機なときにメーカーから相手にされなくなり、そういう空気が店にも表れ客足も遠のく。そして、過去に牛丼チェーンが店舗拡大しすぎてつぶれたように、無秩序とも思えるほど次々と新しい店舗を作りしてきてる大型電器量販店には危険すら感じる。特に地方、郊外だと地元を喜ばせておきながらの閉店もある。その経営失敗のツケは誰にまわってくるのか。汚い経営陣は安泰で社員と客にツケを回すのではないかな。 

いまから10~15年後にどこの店が残っているだろうか…。
| emisaki | 22:55 | comments (0) | 生活::電化製品 |
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