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中部横断自動車道は誰を幸せにするのか?
 中部横断自動車道は新東名高速道路 新清水ジャンクション(静岡県静岡市清水区吉原)より中央高速道路 双葉ジャンクション(山梨県甲斐市)までをつなぐ高速道路。2018年に開通予定だったが1年遅れて2019年夏以降に全線開通となっていた。現在、NEXCO中日本にて調べると 双葉から六郷(身延線 甲斐岩間駅近く)までが開業している。

 個人的にこの地域への注目部分は市川大門と身延山。市川大門は既に開通しているが、静岡県へ開通したら花火大会のときに余計に混雑するのか、混雑が緩和されるのかが気になる。

 衛星写真で確認したいところだが、山間部のデータは古いためストリートビューのほうが新しい。それを見ると現在建設中の区間でも2014年くらいに多くの橋けたが完成しており、静岡県で調べたところトンネル工事が遅れの原因とのことだった。

 電車の路線で言うところの身延線であるため片側1車線の道路。高速道路だけに既存の道路や電車とは異なるため、これはますます身延線の存在を脅かすのではないかと危惧している。昔から道路族議員による騙くらかしは何度もあったため、必ずしも幸せにするとは限らないのだ。高速鉄道も高速道路も基本的に「行くのを楽にする=出るのを楽にする」で過疎化の原因となっている。

 何十年も前から何度繰り返しても理解しないのは各地を転々と同じことを繰り返しているからか? いつもで開通でバンザーイって報道ばかりだが、結局は一時的に観光業が儲かっただけで長い目で見れば過疎化が進んだだけなのだ。

 規模が大きなところでは東北新幹線(大宮~盛岡1982年、上野~1985年)よりずっと前の東北自動車道(大宮「岩槻」~仙台 1975年頃、~盛岡 1977年頃)が引き起こしたであろう第二次集団就職とでも言えるでしょうか。全線開通は新幹線と似た時期になるが効果として高速道も渋滞の都心部より山間部だからね。このようなこと多角的に見ると他の問題と密接に関係してると思われる第二次ベビーブーム、第二次交通戦争というのが起きてる。第一次から起きたモラル低下は東京オリンピック開催に至る国策にて修正したと思われるが、自覚がない現在では同じことを行うのは不可能に近い。先に東海道~の開通で大移動は見えたが大移民が見えないのは土着性の高い大都市を結んだからでしょうか。

 観光客目線では富士山と関係なく離れたところで静岡県と山梨県の行き来が楽になるが、地域として一部の人が自動車で近隣都市部へ行きやすくなるだけで、大きな利点はいまひとつ見えてこない。後味が悪いので、もうちょっと住民の人が何か書いてないか探ってみたい。

※ 私が努めていることは結果から原因を探ること。マスコミが大好きな結論を決めてから証拠を探すと見誤る!

| emisaki | 2019-01-22 Tue 21:18 | 交通::情報・考察・計画 |