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ぶろぐん

その考え方から脱却せよ「北陸新幹線」名称問題
長野が「北陸新幹線」に改名に文句を言ってるようだが、客にとって重要なのは行き先であって路線名は関係がない。

  富士急行があるから富士山に行くんじゃない、
  富士山があるから富士急行に乗っただけだ。

踊る大捜査線の名ゼリフ風になってしまったが、どこに行くかは先に決まっており、何の路線を使うかは後で決める。長野に行くのに新幹線とは限らない。

 世間的には頭を使ってると思えない行動があり、開業、開通ってマスコミが騒ぐだけで人が流れるのもわかってるし、それで慌ててるのだろう。だからこそ、マスコミを操るのが賢い人のすることで、逆効果となる筋が通らない文句で騒がせるものではない…

 余談だが、東京近郊でも経営者の違いによってわかるのだが、東急などと違って東武は田舎心が根底にある考え方で事業を進めてると感じ、東京スカイツリーができても江戸の子孫として、建物の見た目が都心部と変わらずとも方針の違いが都会的でないと感じ取ってしまうのだ。

 なぜ長野は名称ごときでぶつぶつ言うのか? 答えは簡単で、金沢ブランドに脅威を感じて、自分らに全く自信がないからだ。内心は名前じゃなく北陸新幹線なんて作るなと思ってるに違いない。こんな簡単なことを読み取られるより、推薦できる場所を発掘し、推薦できるものを作って前面に出してこないのか?

 まるで近くにスーパーマーケットができたからシャッター通り商店街になったと他人のせいにして嘆いてる店主のようだ。そう考えている時点で負けている。自信のなさと市場調査能力のなさの表れ、自らの「商品」が他と比べてどの程度なのかも把握しておらず客を呼び込む能力に欠ける。シャッター通り商店街があってもラーメン屋だけが行列だったりするところがあるが、それは自分が出している商品への研究が桁違いだからです。例えば家庭以下のコロッケが100円で、旨いコンビニのが100円だったらどっちに行くか?高くて旨いのは当たり前だが、最近は逆転現象が生まれ、高くてまずい商店街となっては客がいかないのも当然である。ようするに納得のゆく商品を提供してるかが問題となるが、あくまで基準は客の居住地となるため、「観光地価格」という割高表現が生まれるようではダメ。

 旅行業者でも、おもてなしの心とは言ってるものの、それ以前に客の行動パターンなどわかってない経営を多く感じる。居抜き物件で成功するのは前の経営が悪かったの証明。企業体のよう組織化されてないのが原因でしょうから、旅館組合なんてのはたいして価値がないことがわかる。

 過去より高速道路建設など政治家の口車に乗せられてきたと思うが、地方交通網の整備は一部の観光業者に恩恵をもたらすが、便利な結果、人口流出が加速して過疎の道を辿る。そうして街の衰退によって潤っていたはずの観光業も衰退するという流れではないだろうか? 過去に道路族議員の問題で東北自動車道の問題を調べ、学者さんのデータを参考にすると既に東北がこの結末を迎えたと思うが、違うだろうか。最近の東北新幹線が新青森まで延びたことによっても発生し、たとえ不便でも経営が成り立っていたところが衰退の道を歩むことになったから、何をもってして地方に有益なのか。東北では大昔の集団就職とは次元が違う流出が起きたはず。結果、東日本は関東から、西日本は関西から客を呼ぶしかなくなったのではないか?



 「長野は北陸じゃない」、アホか! だったら高崎は上越じゃないし長野でもなく群馬県だよ!宇都宮だって東北ではありません。既に上越新幹線があるのに北陸新幹線は上越を通る。そのように長野は北陸じゃないなんて正論をぶつけても墓穴を掘るだけ。
 山梨県だが南アルプス市もアホかって思いましたよ。地方ほど、ひらがな、カタカナの小学生じみた市町村名にしたがるが、そんなのに何の魅力も感じない。舶来品かぶれの時代の決め事なんでしょうが「日本アルプス」なんて山脈名より富山「立山連峰」のほうが数段かっこよく感じる今だ。

 北陸長野新幹線では 桃太郎 の 猿、犬、キジ みたいだね。猿と犬ときたら「鳥」が正しいので筋違い日本人の典型。信州なんて存在しないので長野で正しいのだが、現在使われてる信越本線と判りやすい区分けなら信越新幹線・北陸新幹線と分けるべきでしょう。どうせ政治的決着するんだろうけど、何事も先にお客のことを考えたらいかがでしょうか。これこそ流行の国民投票か。


 将来的に気になるのは料金体系です。東京駅では分断されているため、JR東日本の新幹線が他社とくっつくのは初めて。東京駅を中間にしてJR東海の東海道新幹線とJR東日本の新幹線を使うと特急券が割高になり、京都から新神戸のようにはならない(乗車券が別じゃないのが不思議)。新大阪まで延びたらJR東海とも接するからどうなるのかとか、何十年先か知らないが相当先の話だからこそ考えてしまう。


 「線名」は関係ないってことで、個人的趣味ですが同じ長野県でも花火は諏訪湖、安曇野には興味あるが長野には興味が薄いんです。千曲川があるが、花火大会集中日に開催するのでどうしても新潟やら数多い有名どころに圧されて予定が立ったことがない。城なら松本城だし、軽井沢より草津という具合に長野新幹線にグっとくるところがない状態でして…。


 ともかく、この問題は名称などではない。危機感から名称にすがりつこうとしてるだけ。マスコミに影響力がある一部の不甲斐ない発言によって、盛岡、新八代(共に全線開業前は終着駅で現在は途中駅)となるべく道を辿るのだろうか? たしか岡山もそうじゃなかったかな。古くて知りませんが岡山でこのような騒ぎはあったのでしょうか?どこも最初から先まで延びる計画だったんでしょ。「長野新幹線(仮)」にでもしておけばよかったんでしょうね。
| emisaki | 23:06 | comments (0) | 旅・散策と行事::考察 |
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