サイト内 移動
NEW ENTRIES
Search Box
CALENDAR
S M T W T F S
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     
<<  2024 - 04  >>


2024 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2023 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2022 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2021 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2020 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2019 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2018 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2017 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2016 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2015 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2014 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2013 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2012 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2011 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2010 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
COMMENTS
    類似デザイン応募お断りの徹底を
  • emisaki >12.19
  • ツル >12.18
    噂の!東京マガジン 青梅の梅ウイルス問題
  • さらぽん >04.24
CATEGORIES
ARCHIVES
Status
現在: ゲストモード
PROFILE
OTHERS
POWERED BY
ぶろぐん

保守的経営と品質低下
 東洋経済オンラインにニコンのカメラ事業の低迷について書かれている。自分が棚に上がって物事を言う某国でのD600吊るし上げ問題もあるが、リコール対応をしなかったのも逆にイメージを悪くしただろうし、製造品質の神話を自らなくしたのは自業自得。不道徳人間が増えてるし、品質も落としたら、もう日本じゃない。
 古くからキヤノンとニコンは使ってきてるが、過去には製造品質、初期不良、以後の故障率など両者に違いがあって、これは他のユーザーもわかってるからキヤノンはニコンより先進的取り入れをするが製造品質・耐久性が悪いためAV機器のソニーみたいな感覚だった。そいえば以前、キヤノンの製造現場の実態を書いたのも東洋経済である...

 ニコンも電子化、デジタル化するごとに過去の品質が維持できなくなってる。古く言えば、アナログな機械から電子化が急激に進んだフィルムカメラ F3→F4→F5の段階ではトラブルが桁違いで、当時、これらの製品を使っていたが、新しい製品のほうが多く使うからではなく過去の使用時間を含めて考え F4 より更に電子化された F5 の故障が実に多かった。それでも性能が高かったから最も活躍した時期かもしれない。商品撮影で長期的にプロカメラマンを雇って撮影してもらう仕事もしてたから、いろいろ情報からも各社の傾向の裏づけはあった。


半導体は見た目や検品で耐久性がわかりにくいのもあるが、それ以上に問題が出てるとしか思えない。


 AF-S VR 70-200mm/f2.8G の修理のことをブログに書いているが、5度の修理入り、3度の有償修理で7~8万円使ってるが、現在、前回修理した部分と全く同じ問題が出てる。ちょうど無償修理期間を過ぎた時点だから、ソニーのようニコンタイマーか!と思ってしまったほどだ。

 商品としてハズレを引いたんだろうが、なぜ似た部分の故障が続出してるのに治らんのか?今の部品の製造品質が悪いから交換しても無駄なのかもしれないと。そう考えると固有、たまたま故障が続いてると思えるか怪しくなってくる。現在このレンズの出番は少ないですから使い倒して壊れてるわけではない。

 それに比べて、Ai、Dタイプレンズは、継承してるのを含めて うん十年壊れてないね(数本しかないので統計にはならんが)。うちで修理してるのはGタイプだけ。更にAF以前のほうが回路ないから機械的な故障しか起きない。Dタイプレンズは壊れても経年変化で当たり前と思えるやつで修理はしてません(修理代より中古を買いなおしたほうが安かった)


 キヤノンのレンズの品質・光学性能については常に新しくないと駄目だというのは使っている人たちの多くが言ってることで、私も実感してる。中級機のレンズキットにあるEF 24-105Lなってモデルチェンジしてないが時期で光学性能が異なるし、20年前のレンズだと悲劇的な写り。ところがニコンの場合は比較的古いレンズでも現在の高画素化したカメラでそこそこ使える光学性能である(もちろんニコンだろうと古いのはそれなりだし新しいほうが高解像度ではある)。こういう部分が世間には知れ渡ってないのも宣伝戦略として失敗だろうが、スマホ、いやいや、プリクラやチェキで済んでる人たちがそんなことを気にするかだ。その市場は品質より使い勝手のほうが桁違いに上だ。そこを通過してきて、汚い画像から綺麗な映像に目覚めるのではないかと思う。ミラーレスや一眼レフを買おうと思ったお姉さんがたの話を聞いてるとそう思える。

 もちろん見た目から入るのでデザイン(配色)重視。普通の男ではないから私もそう思う。三脚とカメラバッグ持ってると、釣り行くのか?と言わるダザイのしかない市場をどうしてくれるんだ。今の釣り市場だってもっといいの出てる。


 ニコンの経営は間違った部分での保守的すぎがあり、キヤノンのほうが時代に合った製品を投入してくるので一般ほど選びたがるのは当然。遅すぎる動画やWi-Fi対応機の投入もある。機能搭載と売り方が下手なので後出しジャンケンなのに勝てない。世間で売れてから出してくるマネシタデンキ(俗称)なら確実に市場さらってゆく。

 一般用途が強い Nikon 1 についても操作性が遅れすぎで、今なら当たり前な機能、操作性も搭載されてない(特許使用料が発生しても搭載すべきものはある)。デジイチ開発が作ったからそうなるんだろうが、こういうのはコンデジ班が作らないといけない。そういうことがわかってない会社なんだろう。

 ソニーがミノルタを買収した直後の製品も先進性がまるでない商品でした。以後にソニーっぽくなってきたし、創業者の言葉を聞き間違えた互換性のなさという “迷惑” は相変わらずのソニーとなってる。


 本当に好き者が開発にいない会社、ロクな市場調査をしないから最初は駄目なマネシタデンキも、新型ごとに着実に良くしてくる。みんなの苦情が届くからでしょう。よくわかってない人が開発してるから意見はちゃんと聞くしかない。元からカメラメーカーだと何か悪い固定概念に縛られているのではないかと思う。もうフィルム入ってないのに、いったいいつまでフィルムを入れる形をしてないといけないのかとかね。

低迷には以前から経営方針に問題があったと利用者として感じるのであった。

| emisaki | 20:17 | comments (0) | 映像音声::考察 |
コメント