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ぶろぐん

断片の事実は真相にあらず。念押し
 昨年10月頃より民放で非常に程度の低いオカルト系の特番が増え、既に解明されてる科学現象やらカメラの光学的問題により発生することまで含めていることに娯楽でもなく嘘だと知っていながら意図的に制作してる。更に登場させる頭に問題をかかえている方々の妄想には危機を感じてた。

 過去の「特命リサーチ200X」って解明番組は好きだったのだが、最近は各局とも嘘とわかってることすらオカルト番組にしたいようだ。そこで本日放送 NHK 「幻解!超常ファイル 検証!超常現象トリック」 にて昨年民放で紹介された数々をぶった切ってくれたのは痛快だった。

 科学的に検証するほどでもなく大多数が映像の前後の流れを切り捨てることによって不思議映像に仕立て上げてるだけだった。芸能人や政治家の都合の良い・悪い部分だけ抜き出して使うのと同じであり制作者どもは全く懲りてないわけです。

 昨年、堂々と「未確認」飛行物体(UFO)として放送されたのも少し長い映像を見ると映像制作会社の宣伝映像だと「確認されてる」のには大笑いだ。捏造を演出だと思える神経が理解できない。

   この手法を報道ですらやらかす。

 視聴者が無能であり続ける限り、無実だろうと誰かを社会的に抹殺することなど簡単なのだ。だから本当に恐ろしいのはマスメディアだということも忘れてはいけない。


 昨年の番組でも、レンズ前のチリ(ホコリ)がフラッシュ光に照らされボケて写る点の写真を見て通称オーブなどと言った瞬間、I氏なる自称霊能力なにがしの化けの皮が剥がれた瞬間であったが、その手の番組ってのは妄想劇場だし、肩書きに限らず出演タレントは役者となってるから誰も「それホコリだろ」と突っ込む人がいない。だから知識のない視聴者は信じてしまう。俗称オーブ写真は簡単に再現可能で、どのような条件で写るかは科学(光学)的に解明されてる。

 目では見えないがビデオのナイトショット(赤外線モード)で白いモヤみたいなのが写ってしまうのも空気の温度差とか赤外線に感知するカメラの特徴。これが知れ渡れば別の妄想を展開してくるのがオカルト商法。

 オカルト系でめしを食ってる連中が出てる段階でお笑い番組だと思って見なくちゃだめ。ウソだと証明しろとか逆ギレは非論理的で言い出したほうに真実だとの証明責任がある。

 ほぼ理由が解明されてることでさえ「信じるか信じないかはあなた次第」などと言ってしまうと確実に嘘であることまで信じる人が出てくる。視聴者がそういう番組を馬鹿にすれば作られなくなるのだが、現実には日本人だとしても科学知識はそれほど高くない。嘘を信じる人たちをなくすことが一番難しい。未熟だろうと科学を得たいまでも宗教という恐ろしくもある思想が蔓延っているように、人間は何か得体の知れないものにすがりたいからだろう。



 ほかにもテレビ番組は、勝手なナレーションを追加して真実と違う放送をすることがよくある。ペットの猿が自動販売機でジュースを買うという有名な投稿動画があるのだが、あれは飼い主からお金貰って猿が買うにしても、飼い主に渡すためじゃなく自分で飲む。ところが飼い主のために買ったかのようにカット編集した番組がある。これを捏造だと思わないところがテレビ制作者の奇病。飼い主に渡すのは蓋を開けさせただけで、のちに自分で蓋を開けられるようになってる。投稿動画なんだから本物を見れば明白だし、他のテレビで先に全てが放送されてるから演出じゃなく、捻じ曲げたのだとすぐわかった。

 このように事実とは異なる放送を当たり前のようにやるのがテレビである。疑いの眼差しを向け真実を探る目を養うには打って付けのマスメディアである。これは氷山の一角の例であり、タレントや政治家が発言を都合よく編集されると文句を言ってるように定常化してしまってる。もちろん私も編集をしていたことがあるので長いのを縮める難しさは十分すぎるくらいわかってるよ。でも、真意を欠くようなことをしたことはない!

ウラがあろうとも乗っかれるネタと、乗っかれないネタがあるんだよ!
| emisaki | 2016-01-09 Sat 23:57 | comments (0) | 大衆媒体::テレビ |
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