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ぶろぐん

熱海の今後をまじめに考える連載「宣伝時間が減る」
 2016年3月20日、3年ぶりに「旅まつり名古屋」観光展に行ったのだが和歌山旅行への通過点だったため1日だけとなった。

 その中で違を目の当たりにしたのはステージでの宣伝時間だった。ご当地キャラが来ているところはエンゼル広場で行われた「ご当地キャラふれあいタイム:ゆるキャラ&キャンペーンスタッフ」に何度も登場していたから...


 役所がからむ展示会で連れて来られないのは企業団体キャラしかいない熱海市にとっての問題だ。役所が絡んでいると固有業界のを連れてゆくのに税金を使うとなると公平性がなくなるからね。自らが熱海市全体の宣伝だと思って自主的に参加することしかしないのは、ご当地キャラに成りきれない時代遅れなんですよ。

 後日動画投稿から確認したが3月19日にもかなりのご当地キャラが重複して宣伝を行っていた。ご当地キャラなしでは19日の静岡県としてのステージには出てないようだし、20日のキャンペーンスタッフ大集合に出ただけだろうか?

余談だが、物産展じゃなく宣伝の場なんだから別に売れなくてもいいから商品並べろよって思った。


 他所のイベントに参加するのは宣伝だけの目的ではない。姉妹都市や関係都市が連携や持ち回りでイベントを開催しているように関係を作るため。熱海市なら伊豆大島、磐梯熱海とやってるが、ほかにどこがありますか?というくらい関係してない。ところが ゆるキャラ を自由に使える自治体や企業は各地と関係性を持つことができている。それによって思いも知らぬところが参加していたりするのだ。

 狭い日本すら広すぎるため、埼玉県羽生市の「世界キャラクターさみっと(旧:ゆるキャラさみっと)」から、各地で二匹目のドジョウどころか何匹も狙って成功しちゃったわけだ。現に物産展や朝市なんてのは日本中で真似したことではないか。
(ゆるキャラ大集合+飲食・物産展の大型イベントがここ数年で多数でき、臨時電車が走るところすらある)


 全く同じことをしろと言うのではなく、過去より熱海って「ざるでシラスを獲る」ようなことばかりやってきた。ざるに引っかかる分だけを甘んじて受け入れてきたからチャンスを逃しまくってきたわけです(*)。そう間違わないよう先導や決定できる人材がいないのだ。
( * 静岡県民の性格を表す「伊豆餓死、駿河乞食、遠州泥棒」を思い出す)

 だから「熱海の今後をまじめに考える」なんてシリーズ化したわけ。地元の意識が変わってないはずなので山田氏のメディア戦略によって客が増えても表面化しない問題も膨れ上がってるはず。次に続けるためには地元は増えた客対応に翻弄されるのではなく常に問題を感じて改善してゆかなくてはならない。名誉のために書いておくが、日本を見渡せば、もっと田舎の観光地は更に酷い。もちろん応対や食事が悪いのではなく客の思考・嗜好や市場調査もできておらず自らの立場を自覚してないという点である。
 前から言ってるように、もし経営者が旅人だったら規模は違ったとしても大手観光会社と対等に渡り合える。単なる経営者が伝承知識だけで客商売をしようとしても時代に沿った観光客を理解できるはずがないのであった。今は日本人だけでなく内外からの外国人客をも考えなければいけない時代だ。


<地域、企業により二極分化する対応>
 ゆるキャラのイベントに参加しているとよく見る光景なのだが観光展でも見る。それは終了時間前に店じまいするところと、終わりって言われるまで居残っているところである。物産展なら売り切れもわかるが観光宣伝なら尽きるものがない。用意したチラシを配り終わったからって終了ではないのである。なのに終了前に撤収が確率的にあるのは各地の観光展で見てきた。ゆるキャラのイベントで語れば、もう終わりってアナウンスされるまで残ってるほうが有名キャラである確率が異様に高く、あんた誰ってキャラは売り込む以前にいなくなる。不思議なのがお役所所属であってもだ。宣伝に積極的という当たり前だからだが、宣伝の場で消極的って何をしに来たのかと思うわけである。

(写真:終了時刻まで頑張る なぞの旅人フー)





<参考資料>

2016/02/21 栃木県佐野市 さのまる誕生日会に参加 三島市 みしまるくん・みしまるこちゃん


2012/11/24-25, 2013/11/23-24
ゆるキャラさみっとin羽生に参加している
伊東マリンタウン所属 マリにゃん


2015/11/21-22
世界キャラクターさみっとin羽生に参加している
下田市商工会議所 ぺるりん


| emisaki | 2016-04-15 Fri 22:49 | comments (0) | 熱海::情報・考察・批評 |
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