サイト内 移動
NEW ENTRIES
Search Box
CALENDAR
S M T W T F S
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     
<<  2024 - 04  >>


2024 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2023 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2022 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2021 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2020 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2019 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2018 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2017 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2016 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2015 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2014 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2013 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2012 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2011 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2010 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
COMMENTS
CATEGORIES
ARCHIVES
Status
現在: ゲストモード
PROFILE
OTHERS
POWERED BY
ぶろぐん

ローカル路線バス乗り継ぎの旅から見える問題
 本日「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の第23弾が放送された。この番組をずっと見てればわかると思うが、私が事前に路線と時刻表を調べまくったり、プランBだのCだのって用意しているのは地元民が知らない、もしくは情報が信用できないことにある。別に嘘をついているわけでもなく親切心だったとしても、古くて間違った情報は場合によっては命取りである。
 先日、会津若松駅で「喜多方ラーメン」って表示が話題になったが、そういう笑えるのではなく、これを掘り下げると、深夜に「普通」表示で乗ったら実は「快速」(誤表示)で止まらず帰れなくなったとの話題が見つかった。これは鉄道会社の責任だが、誰かに尋ねたってのは自己責任。もし、冬で誰もいないような駅に取り残されてしまったらと考えると情報の価値は高い...

 今回は宮崎県から長崎県でしたが、蛯子さんが長崎出身だって、もう住んでもないし何十年も前のことなど「使い物にならない」のである。現に番組の最後でグラバー邸の近くへ行くバスすら知らなかった。ましてや同じ県内だとしても長崎住民が佐世保を詳しいなんて思えないし、同一地域だとしても何度も引っ越してる県外の人のほうが詳しい場合がある。狭い街に何十年と住んでいても一度も行ったことがない所があるなんて当たり前にあることだ。

 自分にたとえれば、東京都の中心は東の端っこのため西側は山間部でもあり一部の場所に行く以外は未踏の地であるから尋ねられても教えようがない。また、同じ静岡県だからって伊豆の人が浜松のローカル交通を熟知してるとは到底思えないわけだ。

 これらの教訓は、へたに間違った情報を言うくらいなら、知らないと言っておくべきだと。何年も使ってない不確実は知らないに等しい。何年前の話だとか不確定性の情報を必ず付加することだ。

 今日の番組で、またもや廃線になってるのを教えられ2キロも多く歩くこととなっていた。路線があったとしても運行時刻的に意味がないこともある。コミュニティーバスで、土日休みならまだしも、週に1度だけ運行の時刻表を嫌になるほど見ました。それほど厳しい現実。


番組内でルイルイは言葉には出さないだけで結果的な嘘情報は想定内でしょう。
  「ないないって言われてもある」
  「あるって言われても(路線が)ない」
不正確である以上、この双方が成り立ってきたのが、この番組から得た教訓だ。


 だから、いくらローカル線でも現存の路線と時刻表は絶対に掲載して欲しい。PDF出力できるソフトウェアで管理してなくても、誰かデジカメくらい持ってるなら写真でも構わない。あるか、ないかの瀬戸際は情報自体が重要で見た目の良し悪しなんて関係ない。

   世の中の企業に多いのはデザイン(見た目)でごまかした中身の薄いウェブサイトである。

特に地方へ行くほどチラシ(パンフレット)制作にちからは入れるがネットを疎かにするのは何十年も変わってない。見えない多人数を知らず、昔からの観光業者しか相手にしてないからだ。交通機関なら何ヶ月も前に決めて届出するのは当然であるが、観光業ともなると臨機応変ができなくなる。路線バス会社だって観光と関係している。


 地元民の情報の信憑性については普段からバスを使っている人と自家用車しか使わない人では全く違う。なのにどちらも知ったように話すため、その場で見分けがつかない。地元民より観光客のほうがよっぽど知っていることもある。なぜなら住んでいると隣の駅(停留場)で降りることはまずないので、決まった路線以外の情報は持ってないことが多く、調べている観光客のほうが情報を持っているのだ。

   過去の放送で路線と時刻を調べていた観光客の人に出くわしたときがあったでしょ


 さらに、過去数回の放送からも、バス会社または案内所の能力の違いもよくわかった。各手段を提供してくれるところもあれば、何年も前に廃止されちゃった路線を教えてくるところもあるってことだ。毎年のようにどこかの路線が廃止され、いままで何万キロもの路線が廃止になっている。

なのに、、

 隣のバス会社は関係ないってのなら、まるで外国の企業みたいじゃない。何年も前からバス会社にも知られている番組なのに、これを通してサービス向上をさせる気がなかったことになる。特に廃線なんて急に決まるもんじゃないのだから知ってて当然でしょ。大都会の数十か数百路線あるかわからないじゃなく、憶えられるくらいしか通ってないのだから。

 半年か1年に一度の確認すらも怠っている。過去の放送および他の番組からバスの案内所すら全路線を把握してるとは思えない節がある。運転手が知らないってのも「仕事」としての質の低下が見てとれる。タクシー会社を渡り歩くダメな運転手が多いように、バスにもいそうな感じ(過去に事故を起こしてきた運転手の素性報道から総合して)。

 私が思う他路線を知らないで許せるのは東京23区、川崎、横浜など過密路線地帯でしょう。都営バスの路線図は本屋で売ってる地図みたいだから、そこそこ知ってるとは当然だとしても全部知ってろとは言えない(参考みんくるガイド)。外国人なんて地下鉄の路線図だけで頭が痛いとか、乗り間違えたとの投稿をちょくちょく見るが、地方で数本くらいのルートは職業なら記憶しているべきだと思う(バス停を全て記憶しろとまでは言いません)。

旅するうえでも、失礼ながら同じことを複数人に尋ねることが必要である。
教える側としても、言葉足らずだったと後悔した事もあるから。

| emisaki | 2016-06-25 Sat 23:18 | comments (0) | 旅・散策と行事::考察・批評 |
コメント