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ぶろぐん

4Kカメラには純正電池
 4Kビデオカメラの購入と共に互換充電池(バッテリー)を買い増しているのだが、時間あたりに必要な電流量が大きいためHD[2K]ビデオカメラと比べて電池の持ちが非常に悪くなる。これは消費電力が大きいからではなく必要な電流が大きいからで、使われてる電池(リチウムイオン)がそれに対応できず電圧降下が激しくなり電池切れ状態にされて動かなくなる。本当の電池切れではないため、しばらく放置するとまた使えるようになるが連続して使えないことを意味している...

 同様な理由、ニコンのD500が発売になった際に購入者へ買い替え前に所有してたであろう旧EN-EL5充電池が交換対象になっていた。D500は高速連写や4K動画対応にて短時間での消費電力が増して、前の電池性能では耐えられなかったわけだ。



 この電流量の違いはストロボ(フラッシュ)でよくわかる。アルカリ乾電池だと内蔵コンデンサーに充電するのに時間がかかるが、ニッケル・カドミウム(Ni-Cd)やニッケル水素(Ni-H2, NiMH)充電池であると2~3倍は早く完了する。乾電池で同じ速度にさせたらヤバイことになるのだが、それが現実化したのが生産中止になったオキシライド電池だった。普通のアルカリより早いとか言ってられる問題じゃなかった。

 発生して文句がてらにブログ投稿したことがあるが、数年前、使用禁止とは書かれてなかったストロボで使用後に取り出しておくと、何やら音がするので見たら、ほぼ全部の電池から液がプシューっと噴出した。短時間に大きな電流が流れて急速な科学反応にて発生しすぎたガスの圧力にて液が噴出したのではないかと。ストロボってやつは広範囲の電源に対応してて電池次第で充電時間が大きく変わるが、アルカリ乾電池でこんなことが起きたことはない。製品に被害なかったし、ストロボでは使ってはいけないのだと自己認識で完結したため苦情は出しておらずメーカーは認識してないだろう。生産中止よりも先に回収すべき電池だったんだ。

 液漏れの危険性で、世の中が照明と認識してない1999年頃から自作していたビデオ照明用LEDの電源に使おうとしていたのやめた。LEDの点灯回路は電源電圧の幅を広く設計できたから1個が1.2~1.7V以上で数個直列使用での差も問題なかったが、束ねて数ワットのLEDを1~2時間点灯させるのに値段の高いオキシライドを使わずアルカリ電池でも十分に役目は果たしたから。

 「オキシライド 液漏れ」で検索すると生産中止になるのも当然だとわかる。電池じゃ偉そうなCMをやってきたわけだが、EVOLTAもダメでeneloopを買収するのも当然だって思える。できないのは買収して元から自分のものだったふうなデカイ顔する会社だが、もっと客のことを考えろって思う。世界が信頼する日本だが、もはや日本人としてはどこだろうと信用する気はなくなってる。




 ビデオカメラだが大型の互換充電池よりも中型の純正品のほうが長持ちしている。中型も1万何千円か、大型の純正品 NP-FH100 は実売2万円以上で、互換はその10分の1以下の値段である。純正品が高すぎるのが問題であるが、日本製電池を使った互換品というのが見当たらなくなった以上は首根っこ捉まれた感じもするが純正品を買うしかなさそうだ。

 本体の値段が高い場合は別だが、通販なんかで「いったい いくらで出来てるんだ?」と思うようなのが更に周辺機器と抱き合わせで安売りされ、さらにバッテリー1本追加なんてやってるが、小売が高すぎるためカメラとセットの通信販売は卑怯レベルの安さである。あれは通常仕入れでは絶対に実現できない。
 元からビデオカメラにバッテリーが付いるわけで、更に別売で実売7000円のバッテリーを付け、メモリーカードも付けて、小さい三脚やバッグもありで29,800円とか値段付けてるんですから、なんなんだあれは! 撮れルンです(仮名)状態ですよ。

 現実は高級・高機能カメラのほうがバッテリーを多く使う人がいるのだから最初から付けておけって思う。直結できるDVD書き込み機なんて素人しか使わないものは高級機には不要なんだから、そんなのを購入者プレゼントとかにするくらいなら大容量バッテリーや大容量メモリーカードのほうが嬉しいに決まってる。

 値段が高い機種で予備バッテリーなしで使ってる人なんてどれだけいるのか調べるべきだ。ビデオカメラでもあるが、デジタル一眼カメラのほうが多いのにメモリーカードスロットが2基の場合がある。デジタル一眼カメラの場合はメモリーのほうが早くなくなることが多いが、ビデオカメラではバッテリーのほうが早くなくなるので素人プロに限らずバッテリーのほうが必要なのだ。一般人まで必要だからテレビ通販がセット販売してるんだろ?余剰在庫を売りつけてるわけじゃないと。

 EOS 7Dを買った直後に縦位置グリップを買ったのは縦位置でのシャッターボタンのためじゃなく電池のためだった。動画にすると劇的な消費電力になるため、出先でも入手可能な単三電池を使う緊急用だった。だが、乾電池では容量に応じた能力が発揮されなかった。今でも1度使っただけで新品同様ともったいない状態で眠ってる。

 市場価格でさえ激安なのに内蔵メモリーの容量を安易に増やさないことや、1円の部品1個すらケチろうとするわけですから、多くがメモリーやバッテリーを追加購入するのがわかっていても付属させない。何か増やすと部品代の何倍、何十倍もの価格が増すと思われ、本体価格が上がると購買意欲を削ぐからだろう。それが結果的に客にツケを回される形となっている。


 ソニーもパナもだが、売るために何かいらない機能すら付けたがるくせに、市場のほうはというと見てるつもりで何も見てないだろって感じて何年も経つ。市場調査どころかソニーの場合は販売後に苦情を言われてからこっそり直すのが昔からのお家芸だけどね。そんなことで国内の客も見えないのに世界が見えるわけがない。
 何年も前から経済ニュースで実情が語られても長年 客をやってれば「当たり前じゃん」としか思えないわけ。日産とかもだが世界的に売れる商品を作ってるのじゃなく、ねじ込み売るためクソ高いカネを払って外国人経営者を雇ってきただけじゃないかって。欲しいもの目の前にぶら下げてくれれば買うんだが、いらんものを高く売ろうとしたり足下を見るような商売や別段欲しくもないから売れないだけでしょ。まったく、どうしちゃったんだろう。

| emisaki | 2016-10-17 Mon 21:09 | comments (0) | 映像音声::情報・考察 |
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