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ぶろぐん

地元の常識は旅行者に不明瞭(交通路線)
 これは別に秘密のケンミンSHOWでやってる内容のことではない。地元の人達が知っていても、誰もが知ってる訳ではないということ。旅での写真を整理していて思い出したが、ちょくちょく感じるってことで話題にしてみる。

 以前、観光地で街中での電話番号の表示に市外局番が書いてないのを取り上げ、観光地であるならば地元の人だけではないし、携帯電話なら市外局番が必須である点を指摘した。それと同様に電車で思うことがあった...

 2006年から2010年まで個人的に中部、近畿ブームで特に名古屋は年間20回くらい行ってる。それで市内は詳しくなっていて「御器所」なんてのも読めてしまうのだが周辺とか地名駅名となると解ってるとは言い難い。

 特に電車やバスの行き先の表示は旅人にやさしくない。土地の多くを理解してないとわからない行き先表示ではどれに乗ったら目的地に行けるのかわからない。
 過去に名鉄名古屋駅で乗る電車を間違えたことがあり、犬山に行きたかったのに岐阜方面に行ってしまったことがある。岐阜行きなら乗るわけもないのだが、全国的に考えたら知名度が低すぎる行き先しか書いてないのと、同じホームから別方向に行くのも惑わせる。路線上の駅名を知ってるなんて鉄道マニアではないのだから無理。
 
 路線図(料金表)は券売機の上で、行き先は上記画像の通り改札口の先なので入ってしまったら見比べられない。

 豊田市駅でも「猿投」ってどこ?だった。たまたま「赤池」「伏見」を知っていたから名古屋市中心部に行くのに乗れるが、「上小田井 行き」とだけだったら困ったことになっていた。「地下鉄方面」と書いてあるのが救いだが、多くの場所でローカルな知識がないと戸惑う情報しかない。標識を作ってる側からしたらメジャーな駅名でも我々からしたらマイナーだから。

 名鉄名古屋から「新鵜沼(しんうぬま)」、「新可児(しんかに)」なんて行き先を初めて見たときは読めないし東西南北どっちに行く路線かすら解らなかった。結果的に「江南」「犬山」に行くのだが、それがわかったのは名古屋という大きな駅で全ての停車駅のランプが点灯する案内板があったから。

 これを関東地方に当てはめてみると、湘南新宿ラインでは「籠原(かごはら)」「国府津(こうづ)」とかわけのわからないであろうローカルな行き先になってる。これだと高崎にも小田原にも行けないが、そもそも方向がわからない可能性もある。乗る前に確認しろって話も同じプラットホームで乗り換えができてしまったりすると困るだろう。籠原なら大宮、熊谷の先だとか配慮が足りない。大宮を過ぎたら大宮の方面ではなくなってしまうが、今や印刷済みの幕ではなく電光掲示板であるから動的対応は簡単である。湘南新宿ラインは路線として実体のない、またがり乗り入れな線名だから同一線路を走るのと停車駅が違ったり面倒くさい。
 多数の原理からしたら地元の人間だけわかっていればいいのかもしれないが、ちょっとした配慮があれば、もっと解りやすくなる。

 現在工事中だが東北縦貫線なる東海道線と上野駅からの路線の乗り入れが開通すると、更に東京への旅行者を惑わせるかもしれない。新幹線同様に東京駅の次は上野駅のようで、複数のターミナル駅でもあり観光スポットでもある秋葉原に駅がない。


 関連した余談だが、日本テレビはマスメディアであるにも関わらず、汐留、汐留ってもはや存在しない地名(住所)を言うので、ゆりかもめ線 新橋駅から汐留駅までちょこっと乗ることになって怒っている客を見たことがある。それが難癖だったとしても汐留なんて駅名が存在してるんだから知らなきゃ乗っても不思議はなく、「お台場」って「お」付け表現もだがマスコミとしてどうなのかと思うことがある。それで正しい表現とかわかりやすい表現を心がけるとか言ってるから呆れる。

 当たり前を当たり前じゃない側から見るよう心がけられるのも自分が製品の取扱説明書を作っていた経験から来るもので、世間的に取扱説明書が解りにくいのは技術者や製品を解り切ってる人間が作るから訳の分からないのが出来上がるのです。
 そういう間抜けな思想だとDVDレコーダーの説明用 DVDビデオなんてのを作って機器の接続の仕方なんて映像が入ってる。使い方がわかり、接続しなきゃ見えないって気づかないから開いた口がふさがらないでしょ。当時は下っ端だったし撮影日に急に呼ばれてるだけですから何も言えませんでしたが、悔いは残るよね…。



ということで、まだまだ地方に行ってみると気づかせてくれるものがある。
| emisaki | 23:34 | comments (0) | 交通::情報・考察・計画 |
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