伊豆の着ぐるみと言えば複数いるのだが、昭和の着ぐるみじゃなく、平成の ゆるキャラ として通用するのは、ガッテルくん（河津バガテル公園）、マリにゃん（伊東マリンタウン）、みしまるくん・みしまるこちゃん（三島市）、シロにゃん（函南）。

ゆるキャラグランプリにエントリーしたのは伊東、三島、函南。ゆるキャラさみっとin羽生に参加してたのは、三島と伊東。結果は…



114位／9331ポイント　みしまるくん／みしまるこちゃん
520位／675ポイント　シロにゃん
764位／116ポイント　マリにゃん
　今年の１位は見えていたので別のにしようと決めてた。三島は早期からエントリーしていたため投票していたが、途中からマリにゃんが入ったので切り替えた。結果116って私のが10ポイント以上入ってるはずなので他に入れたの誰だよってくらい少なかった。上位の方々？は大々的に選挙活動していたがマリンタウンのウェブサイトでそこまでの動きはないし、伊東の住民は何やってたんだ！


　伊豆の着ぐるみ集合をやった下田には行けなかったのだが、テレビCMで「マリにゃんも待ってるニャン」と言っておきながら「いつ出てるんだよ！」という私のクレームもなかなか届きやせず、最近になってスケジュールが公開されたが、前の段階で反応なかったために見放してた私が知るには遅かった。それまでイベントのスケジュールは出ていたが、マリにゃんが出没するとはどこにも書いてなかったから。

　他のキャラがどう登り詰めたか苦言を呈した記事は投稿済みだが、それと同じようなことをやり始めたので来年もエントリーするならもっと票が入ってることだろう。伊東の人が客にならないとか考えるよりも、伊東の人を見方にしなくてどうするって感じだ。

　住民のみならず伊東のほかの商店や旅館の人は、関係ない企業キャラだからひと事と思ったら大間抜けですよ。バリィさんは一企業の奉仕活動として行ってる。自社の宣伝を行ってるわけじゃないから、こんな有名なのにどこの企業がやってるか知らないだろ。くまモンの活動同様に どさまわり をして昨年２位で今年グランプリ。もちろん愛くるしい「形」が必要だが、まずは地元の人間を動かさなくてはいけないだろう。そこから先、伊豆は静岡県としては僻地扱いで関東の付属物という感じが強いのだから激戦区だろうと関東に乗っかるしかないと思う。

　ゆるキャラグランプリは県とか大きな市町村ぐるみで動いてないと上位は難しいが、それでも116ポイントは少なすぎる。もっと田舎キャラだって数千票は入ってる。もっと大きくなり自らにも利益を生むためにはマリンタウンから脱して「伊東」のキャラとなり伊東市のために活動する必要がある。市か観光協会か活動内容によっては補助金でも出してやったほうがいい。

　各地でキャラクターの設定段階から間違ってると思うのも多いが、稀にハズレが当たりに変貌することがあるので難しい。以前からこう表現しているが、運営組織の目の玉が￥マークとか よこしまな考え でギラギラしていては絶対に成功しないのが、ゆるキャラでしょう。だからって安易な考えで参入しても受け入れられないから大変だ。


　既に三島キャラはいくつかの展示会に出ているので体感してきてると思うが、伊東も最大のイベントにでてしまってわかったのではないかと思う。さて、熱海だがまたキャラをレンタルしたようだが、知名度で威力はあってもその場限りでありイメージの定着にはならず遠方からの集客に結びつかないなど小さな内需を拡大しているようでは、まだまだおわかりでない。伊豆の各地も中途半端なら足を突っ込まないほうがいい。ハイリスク、ハイリターン！

　これだけ参加が増えてくると、わかってない役所体質の表れか「本日の中身は観光課○○」と空気読めない発言をするところもでてくる（中にヒトは入ってません；）