お台場レインボー花火　2012年度
場所：　東京都港区台場 鳥の島 近くの船上
開催：　12月中の土曜日　全４回
時間：　19:00-19:10
打上：　1800発
撮影場所： 台場自由の女神像横の半円形展望デッキ
撮影距離：　約500メートル
レンズ：　32mm（20mm×1.6倍 APS-C）

　いきなり思いもしない明るさで露出オーバーしてしまった。ちょっと背景の露出に捕らわれすぎたか。　東京タワーとレインボーブリッジを捨てれば全て縦位置でOKなのだが、それじゃどこで撮影しても同じような写真になってしまうので全部横にした。

　昼に思いがけない雨に見舞われた東京。それから急激な回復を見せたが、最初から真冬並みと予報されていたのに加えて日没前まで気化熱で温度が下がった気がする（日が暮れると放射冷却となるのかな？）。開始まで３時間近く待っていたのだが、ゆるキャラみたいに常にピクピク動いてないと寒くてたまらない状態。だからって脂肪とかいう着ぐるみをかぶる気もない。

　夏場なら雨上がりが気持ちよく、よどんだ空気がよくなる感じがするが、冬は乾燥して空気中の水蒸気が邪魔しなくなるのに雨が降られてはどうだろうか。

　地方に行ってると距離200メートルくらいで10号玉まで上がってはみ出してしまうことが多々あるが、こちらは最大4～5号くらいで距離があるからそれほど広角レンズがいらないので横長で収められた。







そういえば昨年はレインボーブリッジの照明が単に白でしたね。
→ 2011年12月24日
→ 2011年12月10日

　ほかにも見比べてわかったことがあった。待つのが嫌いな私が寒空の中で待った甲斐もなかった点で、いつもは避けていた多くの人が集まってる撮影場所も東京タワーの映り方に大差なく、レインボーブリッジにかぶっていた。どうせなら正面である海浜公園のほうへ行ったほうがよさそうだし、もっと左側から狙ったほうが背景にレインボーブリッジがくる。更に縦位置（縦長）で全てが収まる（昨年12月24日の写真参照）

　尚、アクアシティーの周囲は多くの部分で通路確保のためか不明だが観覧不可となっていた。そこで立ち止まらなくても素直に公園で見ればよいから関係ない。夏の花火大会じゃあるまいし警備員を配置するほど客がいないからだ。列して見るまでもなく横に流れれば前で見ることができるのだが一般客ほど移動したがらない。だから暗い公園にいるのはほとんどが撮影する人。

　余談だが、ゆりかもめ台場駅近くのお台場海浜公園から品川区の潮風公園までは柵がないためか知らないが夏の花火大会だと観覧不可になるので注意が必要。それも事前に断りなく、開始近くになって警備員に排除されるため潮風公園は夏の撮影ポイントにはならない。そこも冬の花火だと誰もいないので何の問題もなく使える。