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大都市近郊区間の拡大にメリットはあるのか
 もはや東京近郊区間などと呼べる代物ではなく首都圏だった。2014年4月から長野県(野辺山、松本)まで入ってしまう。Suicaエリアと密接に関係してるようだが、言い訳にしか聞こえず、鉄っちゃんに言わせると大都市近郊区間に設定しないでSuicaエリアとなると料金計算が複雑になりすぎ不可能なのだそうだ。単なる旅人としては関係のないマニア話になりそうだったから深くは尋ねなかった。

JR東日本が公表している資料(PDF)から旅行での問題点を挙げてみる...

<東京近郊区間> 拡大

 熱海が大都市近郊区間(東京近郊区間)に含まれたのはかなり前のことのようで、私が気づいたときには伊東も含まれていたし、関東の大きめの都市は全て含まれていた。ながらく気づかなかった理由は簡単で、2009年以前には熱海にはたまにしかいなかったのと新幹線を使っていたから。

 過去にこのブログで書いたように、東京から熱海まで新幹線を使い乗車券は来宮までにすると熱海駅で自動改札を通っても切符は出てきて途中下車となる。伊東線は30分待ちもあるから便利だが、東海道線の普通で行った場合は途中下車できにない。

 JR東海の新幹線が絡んでいるからじゃなく、JR東日本の新幹線で東京から高崎などを経て東京近郊区間内の別のところまで行く場合、100kmを超えれば過去のように途中下車できる条件を満たし、有効期間も延びるようだ。だいたい長距離の場合は新幹線の駅までだから気にしてなかった。

 ふと、疑問が湧いた。 新幹線特急券と乗車券を別に買った場合は有効期間が当日限り(1日)となるだろうと。新幹線の特急券が買える自動販売機で乗車券だけ買うことができるが、新幹線と無関係な場所でも買えるため別々に買うと新幹線かはわからないし、新幹線の駅から駅へ買っても「新幹線乗ります」ボタンなんて見たことない。これは4月1日からじゃなく現時点で起きる問題だから気をつけたい。


 思い出すと、東海道新幹線が大都市近郊区間に入らない事実を訴えかけるべきことをされてた。事前に新幹線の乗車券を買わず、Suicaで乗ってから東京駅の自動券売機を使うと、錦糸町から東京へ総武快速線(4.8Km)なのか秋葉原経由(5.4Km)なのかを必ず選択させられる。大都市近郊区間を出るためどっちを通るかで運賃が変わるからでしょう。これは御茶ノ水から中央線か秋葉原経由かも尋ねられそうですね。大回りしない分岐ルートの全てで選択させられるのだろうか?それを言い始めたらかなりの選択ルートがありそうなんだけど…。




余談

・伊豆急行線は24kmを超えると途中下車が可能で有効期間が2日になる
・ただし、JRから乗り継ぎの場合はJRのルールが適用され、上記は適用されない

過去の切符(回収されるまえに撮影したもの)からすると

・JR線で途中下車の用件を満たしてれば伊豆急行線内でも途中下車ができる
 (切符にはいちいち可能だとかは書かれてない)
 (伊豆急行線を24km以上乗車しなくても途中下車できる。料金別なのにJRと一体化してる)

・伊豆急の途中下車要件を満たす距離を乗車してもJR大都市近郊区間からでは途中下車できない
 (東京→伊豆急下田は1日間有効、新幹線経由の切符は2日間になってた)
 (通しで切符を買わず、伊東で切符を買い換えれば伊豆急だけのルールが適用)

伊東駅では乗務員の交代があるため切符を買い直す時間はあるが、伊東駅乗り換えは少ないし熱海から座ってきたとなると伊東駅でいったん降りて切符を買い換えるのは問題がある。よって、そもそも別会社なのに通しで切符を買うと伊豆急行線を24km以上乗っても有効期間は増えず、途中下車もできないとなると、ロクでもないルールである。

元から有効期間が長いフリー切符とか持ってない場合は、よく考えないといけない部分。伊豆急は運賃が高いので、途中で何度も降りると高くなるんですよ。JR東「びゅう」の旅行とセットのやつだと途中下車可能ってのがある。

※ 24km以上の特例は2019年9月30日で廃止




<仙台近郊区間> 新しくできる区域

 仙台となってるが、3歩すすんで2歩さがるみたいに訳のわからない表現をすると東北南部ってことになる。福島県郡山、喜多方、山形県 新庄、岩手県 平泉が範囲であることからも東京と同じように近郊が誇大表現だな。

 郡山から仙台ってのは過去にあるパターンなので気をつけたい。喜多方から新庄も平泉も300キロ越えるということは、100キロ、200キロ越え区間は多数存在するが、どれも1日になってしまう。これも新幹線を通れば除外されるようだ。


<新潟近郊区間> 拡大

 長岡から柏崎、直江津まで拡大してしまう。東京から旅する場合には関係ないだろうが、前に計画したとき柏崎の花火大会で宿が取れないので直江津まで行かないとなかったのを思い出した。この区間内だと立ち寄り場所が100Km以内だから、元々途中下車できないし、東京←→新潟や長岡を新幹線なら途中下車できるので旅人としてはだいじょうぶそうだ。

“東京近郊区間内で同じ駅を通過しなければ経路に関係なく運賃は最短距離で計算される”

 鉄道マニアの言うところの利点では、現在は新潟→(越後線)→柏崎→長岡 2,210円、新潟→(信越本線)→長岡 1,110円だが大都市近郊区間は大回りしても最短料金でOKになる。タモリ倶楽部でやってたが、同じ路線に接しなければどう周っても最短距離の運賃になる。

 しかし旅人としては単なる交通手段で遠回りするのは無駄で、重要な景色(車窓)でもあるなら別だが多くの場合で遠回りは無意味。景色があるなら下車すべき目的地となる。

 テレビ番組によるとマニアさんはどうやって周れるか画策してるんだと。関東の範囲は広大なので1日で周れるかは不明だが例として東京から隣の神田に行くのに、東海道線・茅ヶ崎、相模線・八王子、八高線・高崎、両毛線・小山、水戸線・友部、常磐線・我孫子、成田線・成田・・・房総半島一周して総武線、山手線で神田駅と乗っても最短料金130円(2014年3月時点運賃)らしい。もちろん駅で降りることはできない。切符やSUICAには時間が記録されてるから、こんなことするなら各所で証拠写真を撮っておかないと改札口で尋問されますな。

| emisaki | 23:02 | comments (0) | 交通::JR |
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