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キャッシュバック考察
キヤノン EOS M5 新発売キャンペーン
キヤノン EOS GOING2020!キャンペーン
ニコン I AM 100 MILLION キャッシュバックキャンペーン
ニコン I AM THE SELECTION キャッシュバックキャンペーン
ソニー 秋冬カメラキャッシュバックキャンペーン
ソニー カメラとレンズを期間内に購入すると最大5万円キャッシュバック
パナソニック LUMIX キャッシュバックキャンペーン

※ 固有の名称はそのまま記載してますがキャッシュバックの正しい英語はリベート。

※ 額面は全てキャッシュバック(リベート)金額

当たり前だが、キャッシュバックキャンペーンが始まるのは6月か12月



キヤノン EOS M5 新発売キャンペーン
2016年9月15日~2017年1月13日

・EOS M5 ボディー単体~レンズキット 3000円~最大17000円リベート
・レンズ 2種 各5000円
・先着5000名にストラップ(複数購入でも1人1個)
・応募全員にマウントアダプターかバッテリープレゼント


EOS GOING2020!キャンペーン
2016年12月12日~2017年1月13日

・EOS 80D カメラ単体7000円~レンズキット 最大15000円リベート
・EOS M3 カメラ単体3000円~レンズキット 最大10000円リベート
・EOS M10 カメラ単体3000円~レンズキット 最大7000円リベート




ニコン I AM 100 MILLION キャッシュバックキャンペーン
2016年10月19日~2017年1月16日
(※ 購入日を2017年3月31日まで、申し込みを2017年4月19日消印まで期間延長)
・対象レンズ52本 価格により 3000円、5000円、10000円、20000円リベート

ニコン I AM THE SELECTION キャッシュバックキャンペーン
2016年10月19日~2017年1月16日
(※ D750関連の申し込み締め切りを2017年3月31日まで延長。購入期間は変更なし)
・D810, D750, D500カメラ単体 20000円
・D810 24-85 VR レンズキット 25000円
・D750 24-85 VR レンズキット 25000円
・D810 24-120 VR レンズキット 30000円
・D750 24-120 VR レンズキット 30000円
・D500 16-80 VR レンズキット 30000円




ソニー 秋冬カメラキャッシュバックキャンペーン
2016年9月2日~2017年1月15日
・α6000ダブルズームキット 10000円
・α6000パワーズームキット 5000円
・α6000カメラ単体 5000円
・RX100IV, RX100III 8000円

ソニー カメラとレンズを期間内に購入すると最大5万円リベート
2016年10月7日~2017年1月15日
・α7 II,αレンズキット,α7S II,α7R II と対象レンズ1本 30000円リベート
・α7 II,αレンズキット,α7S II,α7R II と対象レンズ異なる2本 50000円
最大5万円キャッシュバック。複数台を購入しても上限が決まっている。




パナソニック LUMIX キャッシュバックキャンペーン
2016年10月21日~2017年1月15日
・DMC-GH4H,DMC-GX8Hカメラ単体 15000円リベート
・DMC-GH4,DMC-GX8カメラ単体 10000円
・上機種に加えDMC-G8M,DMC-G8,DMC-GX7MK2,DMC-GX7MK2L,DMC-GX7MK2K,DMC-GF7Wと
 対象レンズの同時購入で10000~35000円(リベート額はレンズによる)
最大5万円のリベート。複数台を購入しても上限が決まっている。




 関係してるもの同士が連鎖的に始めたと思えるが、いまや弱小となったオリンパスやペンタックスは実施していない。ニコンとキヤノンはいままで期間が重なってなかったと思うが、EOS M5を発売時から行ったことで重なったのか。

 「キャッシュバックキャンペーン」が始まるのは新製品が発表になる前ってのが定番だったが、今までとの違いは新製品での適用でしょう。ニコンなら D750、特に D810 は完全に新製品へ切り替え時期を過ぎてるが、今年に発売された D500 も対象になっている。欲しい人は既に買ったであろうから含めない手はないがね。

(※ デジタル一眼レフ登場前でフィルムカメラを使った身なのに新製品切り替え時期とかすごいことを書いてる。往年の方々から ニコン高級機は10年使えると言われてきたわけだから、今は1桁型番も他のも、たかが2~3年で新製品なんて酷い商品サイクルなんだ。物価に見合わないほど上昇した価格設定に加えて10年で3倍費用がかかるならカメラ離れするのも当然。社会問題を写す鏡のよう商品も二極分化が進む。
 反論として、フィルムと現像料がなくなったわけだから使いすぎる人ほど商品サイクルの早さは問題にならない。3年間で百万円の機材としてもフィルムと現像料のほうが高い。1日1本使う計算なら3年で百万円くらいだし、私は紙焼きはしないがデータ化していたため月10万円以上は使ってた。今は考えられない!)


 ニコンとキヤノンは商品を対象に設定しているようだから2台買っても両方が対象になるが、ソニーとパナは1人の応募が1度となっている。悪い奴がいることへの対策だと思われるが、家族で買ってもせいぜい2台だろうから別に応募すればよいだけだ。

 ソニーの4Kビデオカメラを買ったときのプレゼント品に文句をつけたが、余剰品みたいなのをもらっても仕方がないわけだから、販促をするなら多数が必要なものかキャッシュバックのほうが嬉しい。

そんなことで購入意欲が必ず増すとはいえないのだ。


・場合(時期)によっては嬉しい

 「キャッシュバックキャンペーン」とやらは購入意欲が出るか? 個人的にはつながることがある。カメラ市場は昔から中古品市場が充実しており、他の家電に比べて値段が暴落しないため中古流通量が多い。

 中古取引額が安くなると言えば日本人の性格から機能に支障がなくてもキズが増えると値下がりするため、気にしなければ非常に買いやすくなる。下記項目にもつながるが、リベート分で新品を選ぶかどうかは好条件が重なる必要がある。


・中古か新品か迷わなくなる

 高級機の場合、現実は綺麗な品が高く取引されている場合が多く、元は買い叩いているだろうが中古売価の設定が高すぎるため「キャッシュバックキャンペーン」があると中古屋お払い箱な逆転現象がおきる。

 ちょっと調べて見ると、ニコンD500の中古が183,600円(もっと高いのもある)で見つかったが、現在の新品最安値は196,900円ですので、差額はたったの13,300円だからリベート額を含めたら中古意味なし。

 現在、一般量販店のD500新品売価は22万数千円であり、そこへ10%ポイントですから、歳末か何かで15%還元にでもなろうものなら一般人にとって謎の店で買わずともリベート額2万円を加えると新品が中古の金額で買える。新品で購入する利点はメーカー保証、延長保険などなど考えると、それなりに値段が高くても新品を選ぶのに実質中古より安いとなれば誰が中古を買うのか?

 中古販売店のほうも頭は使っていると思われ、事前に買い取り制限や在庫の値下げをする場合と商品を引っ込める場合があると前後の観察から推測される。だが、それでも新品売価10%すら差が出ないため、例えば D810のレンズキット新品33万円(リベートで実質30万円)、中古29万円では誰も中古を買わないよ。量販店でも上記D500で計算したのと同じことが起きる。

 よってもっと中古店に通わないような人たちが買う機種、新製品競争に関わらない人たちほどリベートで購入促進されるのはないか。製品開発が過渡期に入ってればマニアでも新機種には拘らなくなる。


・一般とマニア向け販促を変えろ

 これらを別に考えているとは思えない。製品価格から金額を決めているだけで、一般向けな機種とマニア向けに何らか違いが出ない。マニア向けなら絶対的に買い足すものがあるとかリベートより良い場合もある。マニアならカメラボディーよりレンズでしょう。

 バッテリーを付けるにしてもメーカー側は原価同然で動かせるわけですからリベート1万円より実売数千円のを2~3個付けてくれたほうが良いって計算にもなる。販売側としてもリベート1万円より安く済む。ところが販促商品になると、なぜかケチるため、いらないって言うのが多数派を占めるのをプレゼントにするんだ。


・上位製品を狙えるほどではない

 なぜか売価が大きくことなるのにリベート金額が同じことがある。高い値段を出せる人はそもそもお金があるわけですから対象にする必要もないが、一つ上の機種を狙うまでにはならない。

 ソニーを例にすると、α7II から α7R II までカメラボディーの売価は現在15万円~35万円(最安値比較ではありません)と大きく異なるのにリベート金額は同じになっている。細かく設定すると面倒くさいってより、なんのために行っているのかだ。販売促進だろ。だったらリベート決めたらいいって単純なものではない。我々は買うにいろいろ考えてるんだ。




 ミラーレス機の EOS M5 だって過去に流行った女子カメラのような風潮とは似ても似つかない代物になってしまった。それだとM10しかないわけだ。リベート対象品は特段に安いものではないからリベート対象だからって、じゃあ買おうなどと衝動買いする奴はいない。

 他社が販促やりはじめたから「うちもやるぞ」って猿真似にしか見えない。内容が吟味されてないからだ。こういう断片からも大企業が落ちぶれた理由が何か見えてきそうだ。情勢?他人のせいにするなよ人材の問題だ!


 消費者から言わせてもらうと、近年の商品販売をどう受け止めているかは、「どうしても これが欲しい」と思わせるのではなく、「その性能が使いたかったら、これを買いやがれ」とでも言われてるも同然で、割に合わず、気持ちよくお金を払える商品ではなくなってしまった。

 ソニーで言うなら、いくらお金をかけてもパイオニアに勝てる品質のが作れないと内部からも聞こえてきたレーザーディスクプレイヤー(*)あたりから怪しさが漂い1990年代後半に完全におかしくなった。経営素人でも客ならわかることも知らずの後進国戦略の大失敗。以降も方針は続いており小学生の頃からウォークマンだの8ミリビデオだの憧れたソニーがソニーでなくなった時期がそこにある。
(* ウチにもあるのだが役立たずで重たいだけだから我々の中では 漬物石 と呼んだ MDP-999)

 以前にテレビ(ガイアの夜明け)で取り上げられて批評したが、ロクに市場調査もせず海外展開したパナソニックとて落ちぶれたのは同じでしょう。痛い目に遭う前に考えることができなくなったのだ。社員を切り捨てて企業は存続させたかもしれないが理念は死なせてしまったのである。
 ブラック何がしと言われるように社員を陥れたくせに企業を立て直したヅラした経営者がうじゃうじゃいるうちは私たちが真に喜ぶ商品もでてこないのではないか…。

| emisaki | 2016-12-08 Thu 20:05 | comments (0) | 映像音声::情報・考察 |
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