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ハートフルなんて存在しないじゃん@迷惑な和製英語
 「心からの」「心温まる」なら、heartfelt , heart-warming , warm-hearted であった。発音的に hurtful であると「苦痛を与える」なので要注意となっている。だから日本人発音と聴力だとハートフルなんて和製英語の存在は超危険なんだ。

 ちなみに米Wikipediaで heartful を調べると 日本のポップバンドAAAの曲名とだけ出てくる。https://www.dictionary.com/ では NOT FOUND であった。何それ?と確認することになって感じた誤用率からすると氷山の一角、大迷惑な和製英語の一つと言えよう。

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 似たように作り出した ボリューミー も存在しないし、キャビンアテンダントも本当はキャビンクルーかフライトアテンダントなので合成造語の間違えを広めた。とんでもない誤認識な リベンジ に至っては「憎悪を伴う復讐」って意味なのに軽々しく「やり直し」なんて意味で使いやがる。アットホームは意味が違って、それを言うなら cozy だとは既に昔の話。
 アテンダント attendant(名詞として付き添い人)と言えば、ゆるキャラ界隈にもアホが蔓延しており人間に対しアテンド attend と動詞を使いやがるのだ。マンション(豪邸)の二の舞は困るが、不動産屋の野郎どもは調子こいて下らないカタカナ語を次々と持ち込む。

日本の辞書も悪く、間違ってるのに大勢が言い出せば経緯を教えず正しいかのごとく掲載する。

 過去に取り上げたがクイズ番組で大間抜けが展開、それが嘘を根付かせる。「栗は英語で何?」に対し誤答で「マロン」、「それはフランス語です」で終えられたのだが、栗はフランス語でマロンではありません! この過去にあった阿呆を誰が責任取るのって具合。
フランス語版Widipediaより 全般的に栗は châtaignes とある。
Dans certaines régions ou dans certaines expressions du langage courant, le marron peut cependant désigner les châtaignes dans leur ensemble.


 最近でも前の放送回で正解を語った番組で誤答を正解にするというネプリーグで起きたカボチャは英語でSQUASHなのに固有の品種名パンプキンを正解にしたこと問題視して取り上げた。逆に言えば「Appleは日本語で何?」って出題に「ふじ(品種名)」と答えて正解にしたのと同じ間違え。

 無責任という意味で勝手だとしても、過去にはホーム、ホーマー、ホーメスト。最近ではクール、クーラー、なんちゃら…と知性が感じられないCM制作から見られるようにテレビ関係の制作者は堕落した。「くだらねぇー」とか「つまんねぇー」と言ってしまう笑いの感覚すら激減して「マジでつまらない」になった。

 余談だが関連して、ネット上で話題になっていたアンパンマンの「アンパンチ」が教育として悪いんじゃないかと「バカ親どもは、そこまでイカレたか!」と思う難癖があったが、狂った不謹慎狩りがそうさせたのだろうか? だったら、もっとヤバイのだらけだろって言いたい。今は大人になってないクソガキが子を産んでいる。そうしてバカな大人に育つのも当然だ。

 和製英語ではないが、以前から怒ってることとして相変わらず昨日も、そこらじゅうの番組で「暦の上では秋」ときた。その暦とやらが狂ってるんだから当たり前!天変地異でも起きない限り永遠に使える下らんネタ。マイナスイオンを代表にエセ科学も消える気配がない。

 教育機関として放送免許を与えられたこと半世紀過ぎて忘れた上に捨てすぎた。間違えを食い止めもせず、後になって何々が正しいなんて番組ばかりは自作自演で恥ずべく行為だ。

 世間は小学生レベルの不謹慎狩りがお好きなようで愚かだが、ここで示した以上に根付いて困る大間違いがあるのだから、そっちを先に追究したらどうなのか。

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| emisaki | 2019-08-09 Fri 19:57 | 大衆媒体::テレビ・映像 |