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伊豆の今後をまじめに考える 臨時 東伊豆「日常に埋もれる観光資源」
 伊豆では思うことが多々あったが建前上抑えていた。しかし熱海に関しては出尽くした感があり、慣れすぎて自分が見失ってる可能性もあるので新たな視点で考えてみることにする。
 4月の桜の追っかけにて、またもや残念なことを見ることとなったのが東伊豆町であるが、それについて書いてみる。

 4月7・8日の「稲取高原 花見の宴」では、送迎バスが稲取、熱川、北川方面から3ルートあった。近隣ならわかると思うが写真は熱川駅からちょっと走ったところで、この送迎バスの客は私一人です。次の農協前では満員になるほど乗ってきましたが、更に次の片瀬白田駅では誰も乗りません。

 途中の景色を見るため帰りの送迎バスには乗りませんでしたが、稲取駅にて電車が来るまで待っている時間に通過したバスから降りてくる人を誰も見ませんでしたから地元の人達だけで観光客が何人いたのか怪しいところです。

 この件に関しては東伊豆町で暮らしている方のブログにも書かれているのを見つけており、外部に向けての宣伝効果がされてなかったのか、効果がなかったと見える。

 では誰が私に教えてくれたのかと言うと、今年から作られた「ミス雛のつるし飾り」さん。伊豆の観光PRがらみで何度かお会いしている。ネットでは彼女個人の発信ではどれだけの人が読んでいるかを考えると微力ではあるが、その時点において東伊豆または稲取のウェブサイトが何も情報を発信してなかったとしたら微力が絶大なものと化す。もっと早くから情報を掴んでいる側は、いったい何をやっているのだろうか。

 旅まつり名古屋では私が ゆるキャラ 撮影に忙しくて伊豆ブースで何か知ることはなかった。「稲取高原花見の宴」を私が知ったのは3月23日ですが、稲取のウェブサイト上に出される書類の制作日時は3月26日であり、実際に公開されたのはそれより後となるわけで、4月7・8日イベント当日まで10日間もなかったことに! 地元ならともかく観光としてならこれは短すぎる。

 行くにしても送迎バス頼りだったのは当日まで具体的な場所がわからなかったから。「稲取高原」「東伊豆クロスカントリーコース」のキーワード検索では場所が簡単には出てこない。ZENRINの地図には名称はなく、後で判明した実際の場所を見ると道路と敷地内通路の区別が全くできず、そこに区切られた施設があることすらわからない。

 数日前に書いた「地元の常識、地方の非常識」という内容に近いものがあるが、見つけたウォーキング募集チラシに書いてある地図も地元以外にはわからない目標物ばかり書かれている。この地図から目的地の推定ができたのは「消防署(地図上では東伊豆町消防本部)」「稲取高校」「町立体育館(地図上では町立体育センター)」であり、他はネット上で使える地図には載ってなく、固有ではない目標物を書かれても困るし、同等の幅であろう道も書いてあるのと省略されてしまってるのもあり道がよくわからない。

これらの行いから読み取れたのが観光客を呼ぶ気は全くないのだと。
 敷地面積は大きいが桜は少ない。でも桜の見え方がいい。これでコース上に延々と桜の木が続いてたら観光スポットとしてかなりの力を持つでしょう。植林するために苗木から育ててたりはしないのだろうか?

 観光としては立地条件が悪いが、そこがいいのかもしれない。アニマルキングダム(旧バイオパーク)のちょっと下ということで路線バスが使える。タクシー料金は小型車なら1100円~中型なら1300円くらい。

こういうのを埋もらせておくのはもったいない。


 多くの人が集まり、桜が長く続くのに景観が悪いところがある。狭い道、交通量の多さ、人の多さは観光地となった結果であるが、最大の汚点は桜の花の中を突き通す電線にあり、これでは何キロと続こうが価値を見いだせない。電線のある桜並木なんて東京でイヤってほど見てる。

 ブログでもリポートしてきたが東京都が桜に恵まれてないわけではない。目黒川は目黒駅近くから世田谷区代田まで約6km続き、東京都多摩市 多摩センター駅から聖蹟桜ヶ丘までの乞田川沿いに数キロと駅前を除けば住宅地の川沿いなので景観もいい。まだまだ他にもある。だから桜並木が何キロ続く宣伝文句だけでは私には通用しない。

 地方では都市部にはない景観を持っているのに、人工的なものを設置したり夜間ライトアップと称して目立つ電線を張り巡らせたりするのは大失敗だと思う。自然を第一に考えるべきではなかろうか。そもそも昼間のほうが圧倒的に綺麗です。人通りの少ない場所ならライトアップの意味もないに等しい。どっかのマネして余計なことをする前にもっと売り文句があるだろう。

 観光として行くなら東京で見ない世界を求めるのは当然のこと。古都に高層ビルを見行くはずがないのと同じ。 表現が悪いが目のない客のおかげで宣伝力があればそれなりに観光が成り立っている所があり、もっと良い場所が閑散だったりもする。だから多く旅をする方々を相手にするならいい加減な開催方法、情報の出し方では無理。

 別件で例えるが、特に市町村はバリアフリーを履き違えている気配があり、本来いじくるべきでない場所にも車いすの方々のためとか筋違いなことする。怒り爆発してるのが「城」。エレベーター付きのお城なんて有り得ない改造をしてきた城がある。そんなのは復元ではなく、歴史もへったくりもない娯楽施設へ変貌させただけ。観光を仕切っている人達でも役所のような組織はこれがわかってないんです。だから都会ぶった筋違いの改良を加えたりする。

 そういう点では自然な感じが強いのが河津の上流や南伊豆(下賀茂)であるが、観光地としては有名で開拓する必要はなく汚されないよう守らなければいけない状態。東伊豆クロスカントリーコース共々、人の手で整備された自然であったとしても建造物など「人工的」と言われる要素を入れるのはいただけない。


河津や下賀茂と有名なところでなく、日常の中に観光資源が転がってはいないだろうか?
| emisaki | 21:56 | comments (0) | 旅・散策と行事::考察 |
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