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ネット記事の真意は (そして写真記事へ続く)
 例えば化粧品とか栄養補助食品なんかに見られる投稿者不詳な商品絶賛記事。それらにはウェブページの作りに典型パターンがある。食べログの評価捏造業者がいたように、どこにでも悪徳業者はいるものだ。過去に当方への報酬を踏み倒した奴は後日調査したら大手住宅会社のリゾート開発の反対派を抑え込むべく住民を装った偽サイトを作ってた。 さておき、

 なんらかの意図や客側への誘導を感じた場合には信憑性は失われる。しかし、世の中にはそう頭の回転が良いひとばかりではないため、低次元なウェブサイトに騙されてしまうのだろう。これが肌とかダイエットとか女性の心理を突くものならなおさらである。宣伝に書かれてる効果がないと景品表示法違反にて行政指導をくらった会社の製品にも存在してることは以前書いた。ここからカメラ女子に対する変な記事を見つけたので突っ込んでみたい...

 女性プロカメラマンは初心者に対しても正しいことを述べているのだが、一般カメラ女子だと疑問が噴出するお勧め論の間違いが気になった。私は技術思考のため芸術思考の強い女性からのほうが得るものが大きく女子カメラ記事は勉強する分野。そこから本件の変な投稿記事に出くわした。宣伝の臭いもプンプンするため女性を語って男が原稿を書いてる可能性も捨てきれず探ってみた。

尚、特定記事に対する批評ではなく複数から疑問点を拾っている。


× お金がかかるから段階を経ず高いカメラを先に買え

 どうせ子供は成長するんだから子供服なんて無駄と言ってるようだ。成長するまで不憫な思いをしてどうするの。ものなりたくなるまで成長してから上位機種に買い換えるべきでしょう。スマホ内蔵カメラでよいと思った人が対象なら入門機種が即座に機能・性能が悪いなどと思うことは考えられない。入門機ではダメだという納得できる理由がない。



○ カメラより高いレンズを先に買っておいたほうが後悔しない

業界で言われてることだが、

> カメラは消耗品
> レンズは資産

数万円の予算なら仕方がないが、もし15万円あるとしたら

・カメラ12万円(中級機)、レンズ3万円
・カメラ5万円(入門機)、レンズ10万円

 普通は前者だが、後者のほうがデジタル一眼カメラを勉強してゆく上で後悔しない。予算があれば最初から中級機でも構わないがレンズ代をケチるようなら、やめておいたほうがいい。早く廃れるのはカメラ本体のほうだから買い替えが発生する。最初から高いのを買って、また買い換えるなら、使いこなせてない段階があったわけで損である。

 メーカーが定めてるレンズとカメラのセットは得られる結果を基に決められてない。カメラ本体のほうが高いという世間の間違った概念を元にして決められている。金縁のメガネを買ったものの後は曇りガラスしか買えなかったで良いはずがない。

 一般的にはそんなことまで考えず撮れることが先決だから、安いレンズがセットされた実売数万円の入門機を否定するのはおかしい。使って成長し、上を見た人だけが後で上級機を考えるのであって買い換えるのは後悔でも損でもない。将来の買い替え需要を狙うより高いのを売りたいのだろうか? 某電気業界新聞なんてことあるごとに「(売上)単価アップ」狙い。消費活動なら賃金アップが先なんだよ!


 スマホ内蔵、コンデジ利用者が、デジタル一眼の入門機のレンズセット品を購入して格段に綺麗に見えるのは当たり前だが、そのデジタル一眼カメラを使いこなしてゆくとレンズの貧弱さに気づく日がくる。特に高倍率ズームレンズを使っていたのなら、高価な低倍率ズームやズームでない単焦点レンズを使ったときの違いを痛感する。何年後かにカメラが古いままでも高品位なレンズを使っていれば、新製品カメラに安価なズームレンズにて撮られた写真より綺麗。

 過去はともかく現段階でのデジタルカメラは特定水準に達していて、暗くてもノイズが少ないとか進化はあるものの劇的な差は生み出されていない。だから「写真を撮る」という基本を離れて、Wi-Fi内蔵で即座にアップロードできるとか脇道にそれたことばかり始めた。上位を目指す人ほど邪魔となる。スマホ脱却組の用途としては必要だから下位機種ほど搭載。


 現時点での開発速度は停滞ぎみであるが、同じレンズを使ったとして映像だけで比べると私が数年前に買った55万円(売価)の最高級機は今の数万円に劣る。




> 写すものに近いほうからお金をかけるべき

 最初に光を捉えるレンズにお金をかけたほうが写りはいい。良く撮っておけば後から再現できるが、撮る時点で失っていたものは取り返しが付かない。入門機は多くの部分で何年か前の上級機種の性能を備えるようになってるが、レンズは高いのを買ったら高いなりのものを返してくれる。

 カメラの入門機と上位機種に100万画素と1000万画素の違いがあったら入門機を否定できるが、十分な画素(解像度)がある。高級機種との違いの多くは画素数と違う性能と品質にある。


 自分が歩んできた道だからこそ、小型ミラーレスや一眼レフ入門機の否定的な記事を読むと、本当に女性が書いているのかとますます疑うわけです。そうした記事の後にメーカーへのリンクを用意するのではなく、特定メーカーではないもののメーカーを限定した特定機種を並べ立てられてはねぇ・・・。



> 誰かが洗脳した日本のボケ優先主義

 数多くの写真雑誌を買ってきたが、レンズの評価記事において本来写してる部分よりも背景ボケがどうのと長く書いている比率が実に多いのが気になり調べたことがある。ある人によると、これは日本の雑誌メディアの仕業であって、機材性能なんかより芸術性が優先される欧米はピントを合わせて写すべき部分を重視した記事が書かれるので日本人は訳がわからないと述べてる。

 無条件にイメージセンサーが大きいほうがいいと持ち出すのも洗脳された意見を感じた。当然ながら被写界深度にはF値とレンズ焦点距離、撮影距離など多数が関わってるが、そこらへんが無視されてるのも写真雑誌っぽい。例えば多人数の記念撮影でピントの合ってる範囲が広くないと困るという状況もある。前後関係を示すために片方がボケては困ることだってある。コンパクトデジカメと大型一眼レフの双方に一長一短があることを語ってくれないと使う側からして迷惑だ。

だって初めて買おうとしてる人に向けてるんですよ。内容がおかしい。



マニュアルで綺麗に撮れるようになれ ・・・ 素人に対して意味がわからない

 マニュアルモードを使うには昔ながらの露出計(測光計)が別途必要ではないか。AEモードからの調整ではなく、いきなり目標がマニュアルって飛躍しすぎ。いまどきのカメラだとマニュアルモードでもカメラ内の反射測光計を基にして暗いか明るいかを示してくれるが、それから調整するならば各種AEモードからの“プログラムシフト”や“露出補正”するのと同じではないか!? 固定の露出補正より断然使いやすいプログラムシフトは入門機だった搭載されてるんです。カメラが決めた露出を手がかりに絞り値やシャッタースピードを変化させて撮影できるのだから通常の撮影でマニュアルモードが目標となるべき要因が見当たらない。

入門者に対して知らない上級的な事を並べて何か丸め込もうと思ってるように聞こえる。
筋道と方法、なぜ必要かを明確にしてない。漠然とPよりMモードなんて訳がわからん。
AEには露出優先やシャッター優先もある。先に露出補正を使いこなせと言うべきだ。



スマホ内蔵カメラが使えない最大はシャッタータイムラグ
(シャッター押してから実際に写るまでの時間差)

 確かにこれもiPhone4Sから5でかなり改善されたが専用カメラの比ではないほど遅い。ガラケーやiPhone4Sではシャッターボタンを押してから秒単位でオートフォーカスらしき処理を待たされてから写真が撮れる。これでは止まってるものしか撮れない。撮影しやすさもまるで違うが、電話機のオマケなんだから仕方がない。

 画質が上がったからスマホ内蔵カメラで十分という話は、当然ながら低い基準での比較であってカメラ専用機の品質とは桁違いに低い話。最初にレンズの話題を出しているからわかるだろうが、豆粒レンズで専用カメラと渡り合えるはずがなく、何百万画素である価値がない。ブログに小さい写真を貼り付けるには十分な品質だけどね。

それなりの女子はスマホ持っててもコンデジやミラーレスも持ってるから画質の違いを知ってる。



・記事内で水準がコロコロ変わる
・対象者が不明確

 スマホなどから脱却組のデジタル一眼入門を展開してるのかと思えば、次にはハイクラスアマチュアだとか書いてくる。入門機を購入すると後悔するという主張だが、カメラ小僧でもあるまいし後悔したと思う確率は低い。通常は「後悔」ではなく、使ってるうちに学習し「物足りなくなる」だけ。買ったとたんにこんな機能じゃダメと思う相手に向けた記事じゃないからこそ批判する。カメラ女子向けだと思うのだが現実には支離滅裂。


 ともかく、低い山すら登ったこともない人に、先に富士山に登ったほうがいいと言うのがアドバイスであるはずがない。結局は誰かの宣伝サイトなのだよ。筋が通らず下手すぎるから私の標的になった。“USO800”まで設定されてないものの、おかしいことは確かだ。宣伝するなら快く買っていただけるよう書いたらどうなのか。
| emisaki | 07:56 | comments (0) | 大衆媒体::インターネット |
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