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お得じゃない、おとくな切符
 JR東日本 スーパービュー踊り子 vs. JR東海 東海道新幹線でも東京・熱海間を取り上げたことがある。特急踊り子と新幹線の特急料金の差と時間的および便数の利点に関することで、JR東日本の特急を利用するならば同関連の旅行会社などによる宿とのセット割引を使わないと利点が見えないことだった。

しかし、ここにきてよく計算してみると伊東から伊豆急下田にかけて小田急にも謎の切符があった...


【特急踊り子・スーパービュー踊り子 vs. 東海道新幹線】

  スーパービュー踊り子(全席指定)
  東京→熱海 4,070円、東京→伊東 4,390円、東京→伊豆急下田 6,460円

  踊り子(自由席)
  東京→熱海 3,700円、東京→伊東 4,020円、東京→伊豆急下田 6,090円

  <例>東京→熱海 特急料金のみ (運賃は1,890円)
  特急 指定席:2,180円(スーパービュー踊り子)
  特急 指定席:1,810円
  特急 自由席:1,300円
  新幹線自由席:1,680円


  東海道本線 普通 1時間50分 (10~20分おき)
  東海道本線 快速 1時間35分 (約1時間に1本 ただし小田原行きが多い)
  特急 踊り子 1時間18分 (午前1時間に1本、ほか季節列車)
  新幹線 45分 (30分に1本)


 このデータから読み取れるものがある。土休日に何十回も乗ってきた経験上、東京駅から「こだま」の自由席に座れなかった経験がない。よって指定席との比較に意味がある。

代金というものが時間を買っているものならば、所要時間、運行間隔を考慮した実質的な時間を考えなくてはいけない。


 東京から熱海へ行く場合、時間帯によって長く普通電車がないときがある。これは乗り入れてる全ての時刻表を見ればわかるのだが新宿から湘南新宿ラインや特急が入るときがあるからで、30分くらい熱海に行く電車がない魔の時間もある。

 時間が迫っていて目の前に特急踊り子がいると乗ってしまうのだが、実は待っても新幹線に乗ったほうが最終的に得だったことがある。踊り子の自由席より新幹線だと380円高くなるのだが早く到着するので熱海駅からバスでも間に合う。特急踊り子だとギリギリでタクシーを使ってしまうと一転して損に。確率的に言えば、多くの場合で新幹線に乗ったほうが正しい。

 鉄道マニアじゃないが旅行者として損したくない調査をしてるのだから感づいてることあり、苦渋の決断もある。東京~小田原を「休日おでかけパス」利用している場合だ。ここで得した部分と新幹線と特急の差、バス運賃など含めるとタクシー使ったのが損とは言い切れない例も。だから、先々の交通の時刻など分単位で何が正しいかが決まるから一概に決まったことが言えない。



【意味不明な小田急から伊豆への切符】 (2014年4月 追記: 2014年3月31日にて販売終了)

※ 前提知識。小田急線は普通でも安いから、これ以上安くしろとはずうずうしくて言えない

 新宿から鎌倉とか過去に使って割引が判明しているから小田急が何かやってると思い込んでしまったのですが、伊東および南伊豆への「伊東観光フリーパス」「南伊豆フリーパス」に関しては

 お得度 0 円 であることが判明

誤解を招くかもしれないが、お得なのを実現しているのは「東海バス」だけで既存の割引である。小田急での伊豆への切符では伊豆急行は往復のみで、乗り降り自由が付かない。

以下に個別の切符で実現するとどうなるかを記す。

<小田急 伊東観光フリーパス  新宿から4,300円>

 新宿~小田原 850円×2 (小田急)
 小田原~伊東 650円×2 (JR)
 東海バス伊東観光フリーパス 1,300円。以上、計4,300円 同額


<小田急 南伊豆フリーパス  新宿から8,930円>

 新宿~小田原 850円×2 (小田急)
 小田原~伊東 650円×2 (JR)
 伊東~伊豆急下田 1,570円×2 (伊豆急)
 東海バス南伊豆フリーパス 2,790円。以上、計8,930円 同額


既に研究済みの「丹沢・大山フリーパス」「江の島・鎌倉フリーパス」「箱根フリーパス」と比べると

  何の意味があるの?

ということになる。 単にまとめただけじゃん。頑張ってるのは小田急電鉄ではなく傘下の東海バスで、バスのフリーパスは前から売ってるもの。

 小田急電鉄の運賃は全国的にみても安く、これ以上安くしろとは無理な話で、このセット料金に問題があるとすれば別路線にあると考えるべき。ドル箱路線の箱根を抱えている小田急としてはどうでもよくて、大人の事情、単なる伊豆の宣伝効果として作られてるだけでしょう。


ということで、私は小田急沿線なら小田原まで普通に小田急を使い、小田原からは JR東日本の「南伊豆フリー乗車券」4,300円(有効期間2日)を使うことをお勧めしている。小田急発行のフリー切符だと伊豆急往復1度だが、JR発行のだと全線乗り降り自由となり河津から河津七滝のバスも付く。そして東京都区内から6,000円だから運賃が安い小田急を使ったときと同じになるのです。

いろんなところから情報集めてこないと危ないですね。

※ 運賃は2014年1月現在。4月から消費税8%となり値上がりします。


<2014年4月 追記:
 疑問視したとおり小田急のは 2014年3月31日にて販売終了。小田急線で小田原まで普通に行き、伊東なら伊豆東海バスの「伊東観光フリーパス」、南伊豆へは小田原駅でJR東日本の「南伊豆フリー乗車券 4,410円」を買うことで、同じ、もしくはそれ以上の効果あり。

 JR東日本「南伊豆フリー乗車券」は東京都区内から6,160円、横浜市内から5,850円、小田原から4,410円となりました。尚、大宮からの設定は廃止されています。>

<追記: 2021年6月30日で「南伊豆フリー乗車券」廃止>
| emisaki | 00:14 | comments (0) | 交通::情報・考察・計画 |
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