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当たり前さえ話題CMに
 十数年前かもっと前か髭剃り機のCM。通勤客を捉まえて髭剃り機(電動シェーバー)を使わせ、まだ剃れてるでしょってやつ。ところが起床後から急に髭が延び始めるという科学的な話が出回るくらいに消えた。寝てたときのむくみも解消され伸びたように見える相乗効果もあるらしいが、この当たり前をスゴイと思わせてしまった。こういう不適切はマネしてはいけない例だが別の方法もある。

 同種の手法だと思ったのが、“ベタ踏み坂” って江島大橋を使った車のCM。これが流行ったときに橋の情報を集めたら山道なら普通にある角度だった。写真の撮り方でとんでもなく急坂に見えるが、実際は国内にいくつもある橋の傾斜でしかなく、これが上れないようでは車検は通らないから当たり前なのにCMとしては成功。話題にされたのは自動車屋がテレビ局の上得意様だってのもありそうだ。

多くが山間部である日本には江島大橋なんてお話にならない急坂がいくらでもある。

 そんな風に熱海市も大部分が坂道。よく通るところで嫌な坂と言えば、ホテル貫一から福島屋、常盤木への前ですが、S字カーブの入口と出口間の平均で68パーミル(当方の概算値)と勾配としては江島大橋と同等だった。S字カーブで減速したり構造上の問題で実際より急坂に感じてしまうのかもしれない。
(68パーミルとは距離1000メートルで68メートル上る傾斜)

 それより熱海街道の来宮駅近く線路沿いから公民館(いきいきプラザ)のほうが勾配は強い。ここはトラックがブレーキ効かなくなって下のクリーニング屋に突っ込みニュースになったので有名。この途中にバス停があるのだから、実に“ベタ踏み坂”がベタ踏みじゃない当たり前な坂なのかがわかる。

 咲見町から大観荘のほうへ行く路地は、上の曲がり角まで距離208メートルで高低差38メートル、183パーミルです(写真よりもっと上まで)。これは最大斜度じゃなく開始点と終了点の平均値。急に見えるが tan-1(38/208) = 10.3533 と約10度平均でした。平均だからこの辺はもっと角度あると思う。

箱根登山鉄道の最大傾斜が80パーミル。


 熱海高校へ行く道。 ここよりも先の軽トラくらいしか通れない道のほうが角度がキツイ。その先が例の「桜の名所 散策路」ってやつなのだ。

 ここを動画用の三脚とカメラ機材一式15kgを持ってると、上るというより登るって感じなので、そのときは二度と来るかと思ってしまうのだが、また翌週に行ってしまったり。今は知る人ぞ知るから苦労して行くのだが山沿いの道が開通して人が押し寄せたら行かないな(笑)

こんな坂道キリがないほどある。

 私が熱海を徒歩で散策する上で徐々に蓄積してきたのが、いかに上り下りしなくて目的地に着くかであった。降りるだけにしても急に下がらないほうが楽ですからね。現在この場所には楽なし。

嫌な坂道の逆転の発想なのだが、
これを例として何が考えてみたらどうなのか、
と思うのであった。




・私が思う上手なCM、下手なCMから読み取れるもの

 邪悪な株主である米国金融会社から西武鉄道の秩父線を廃線にしろみたいな話が外に出てから秩父のCMが始まったと思うが、JR東日本の「いくぜ!東北」を部分的に模倣してるだけと感じ、電車のCMとは感じられるが行きたいと思うには遠い作りになってる。似せてるから、きっと模倣した気になってる。たぶんガチガチの映像制作者だが旅なんて理解してないのだろう。いままで西武が何もしてこなかった自業自得によるもので、CMの宣伝の歴史もないから模倣としか見えないのしか作れない。

 景色に惹かれるJR東海の京都を目的地としたCMと比較すればよく、CM全体が京都を宣伝していてJR東海なんてのは最後の最後にしか出てこない。それでJRのCMとして成立するのは関東で放送するCMだから “行きたくなった” と思わせれば手段は限定されてくるからだ。問題は心を掴めるかであって、出演者など一切関係ない。予算の関係ではないのに西武は無駄なカネを使って作ってる。JRも各種あるため典型CMは存在している。

 秩父は西武鉄道と秩父鉄道しかない。別に西武でも秩父鉄道な場所を宣伝したって構わないのは、秩父鉄道を使う人と西武鉄道を使う人の潜在的な人口が桁違いだからだ。秩父は季節ごとにいろいろやってるから、それを前面&全面に打ち立てるべきであって、今のCMは「女子旅」だけをほうふつさせるから肝心の旅先が忘れ去られてしまう。ようするに場所を決定づけない女子旅限定CMをやってくれてるように見えてしまうのであった。

| emisaki | 08:01 | comments (0) | 熱海::考察 |
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