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ジアイーノ 売れすぎて受注停止中?怪しいので調べる
 次亜塩素酸空間除菌脱臭機「ジアイーノ」 ネットで見ると在庫ありました。エアコンにも加湿器にも付いてる「ナノイー」とは方式も違うが値段が大きく違う。現時点で 9畳まで用 F-MV1100 15万円、12畳 F-MV2100 20万円、18畳 F-MV4100 25万円コースと言った売価になってた。

 ところがだ 「なめとんのかボケが」と江戸っ子も関西弁を使いたくなってしまった。現在、最安値で18.8万円となってる製品は一般的な量販店で10万円くらいのもの。最上位機種でも14万円程度。それが4月中旬が最高で30万円、40万円の値が付いてた。販売業者によるボッタクリじゃん!

もはやモラルは地に落ち、ヤフオクやらに新品高額の転売ヤーが数多くいた。

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 4月中旬に突然ボッタクリ価格になっての5月末の状態でもコロナウイルス前とは信じがたい高値。オープン価格の弊害であろうが内部的な希望小売価格の倍にはなっていたであろう。

 確かにテレビで除菌に「次亜塩素酸」なる言葉は出た。そこから次亜塩素酸を検索した奴らの中で製品があるぞってことでトイレットペーパーのデマみたいに4月中旬に騒ぎが発生したってことか?

 中型のジアイーノ F-MV2100だが、価格コムの口コミを読むと3月までは7万円くらい。最高30万円を越えたのだから「足下を見る」どころの騒ぎじゃない。マスクに消毒液の高額転売と何が違うってんだ。今は買っちゃいけない。家に籠もってたほうが安上がり。3~4月のマスクの件を思い起こすとボッタクリ価格に手を出した人が複数いることが読み取れた。

 その装置が機能したとすると既にウイルスを家に入れたってことだよ。新型コロナウイルスの除菌効果があるとは立証されてないので対策になるか不明だし、感染しなくなるなんて言えるはずがないのだ。

 次亜塩素酸については「次亜塩素酸ナトリウム」として噴霧したりすると人体へは危険だとかで、専門業者も噴霧はしていない。「次亜塩素酸ナトリウム」と「次亜塩素酸水」は別物で、「次亜塩素酸水」は次亜塩素酸ナトリウムを水などで薄めて作られてるのが多いという話だ。

製品評価技術基盤機構NITEは新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価を行います 2020.4.15

製品評価技術基盤機構新型コロナウイルスに有効な界面活性剤を公表します(第2弾)~物品への消毒方法の選択肢がさらに広がります~ 2020.5.29

下記の件から利害関係のない研究機関しか信用できなくなった。

 2004年にシャープが北里研究所と共同でコロナウイルスの不活性化と発表していたが、2012年、研究機関が3社(シャープ、パナソニック、キングジム)の製品を評価した際、訳のわからない名前を付けてる部分はほぼ効果なく(極めて狭い範囲のみ一定の効果あり)、効果を示しているのは同時に発生するオゾンだったと日本感染症学会総会にて「殺菌性能を有する空中浮遊物質の放出を謳う各種電気製品の、寒天平板培地上の細菌に対する殺菌能の本体についての解析」とした論文が発表され殺菌作用はオゾンだったと結論付けられていた。海外の研究機関でも同じ結果だったとの報道を読んだことがある。
 装置自体として効果がないのではなく、ごちゃごちゃ説明してる部分にはほとんど効果なく、効果は同時に発生しているオゾンだったってのが笑えた。確信犯なのか、解らなかったのか、どっちでも有名企業のすることではない。もちろんメーカーはオゾンに反論しているがね。謎の粒子が少なすぎる計測結果から各社は増やす方向へ進めてきた。それでまたオゾン濃度が上がりすぎたりすると人体に危険なんですけど大丈夫か。

今後これらの製品と同じような機序による殺菌あるいはウイルス不活化を謳う製品が世に出てきた場合にも,それらの性能評価において,オゾンの関与について注意深く見ていくことが肝要であろう
[出典] 殺菌性能を有する空中浮遊物質の放出を謳う各種電気製品の、寒天平板培地上の細菌に対する殺菌能の本体についての解析

 企業自身が未だ「マイナスイオン」なる非科学的用語を勝手に定義して使っており信用度が下がるが、知識がない人達へこそ危険なのだ。メーカーが依頼する相手ではない第三者研究機関による実証実験が待たれる。




<追記 2020年6月3日: 
 高額で消毒液として販売したり便乗商売が発生したりしてるためか、番組制作が程度の低いワイドショーなんぞは「次亜塩素酸ナトリウム」と「次亜塩素酸水」を間違えている。

 製品評価技術基盤機構の発表(資料5)にて「加熱・アルコール消毒・次亜塩素酸ナトリウム消毒は既に一般的に広く認識されているため、上記検討には含めていない。」とあるように「次亜塩素酸水」とは別。専門業者が使ってきたのは「次亜塩素酸ナトリウム」だが人体に危険と取り扱いが難しいため一般向けではないので世間で「次亜塩素酸水」が舞い踊ったため有効性があるか検証することになったのだろう。

NITE次亜塩素酸水の販売実績、空間噴霧について

厚生労働省が社会福祉施設宛てに送った文章から消毒方法に関する部分にて、
「消毒用エタノールで清拭する。または、次亜塩素酸ナトリウム液で清拭後、湿式清掃し、乾燥させる。なお、次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧については、吸引すると有害であり、効果が不確実であることから行わないこと」
[出典] 厚生労働省 社会福祉施設等における感染拡大防止のための留意点について

このあたりの内容が報道されたことによってパナソニックに問い合わせが増えたのだろう。
→ Panasonic >> 次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」から揮発する次亜塩素酸の安全性について 2020年6月2日


<追記 2020年6月3日: 
→ BuzzFeed > 大量に商品が出回る「次亜塩素酸水」の危険科学者「一番怖いのは...」

こちらの大学教授・准教授と厚生労働省は同じ見解「次亜塩素酸水を噴霧し、吸入してはならない」 

 記事にあるが「次亜塩素酸ナトリウム」の希釈液を「次亜塩素酸水」として販売している業者が多数あると言うのでNITEでは「次亜塩素酸水」の定義をしており、「次亜塩素酸ナトリウム」の希釈液ではない。

 だいたい除菌の有効性と人体への危険ってのは相反するものだが、定義に当てはまる「次亜塩素酸水」を物品の除菌に使うのは良いだろう。だが、そっちも人体に噴霧するような形で使って問題ないとなると新型コロナウイルスへの有効性が問われることになる。

 次亜塩素酸水を霧状にして入口で客に浴びせる店があった。ちょっと検索したところ、自慢げに掲載している。居酒屋、若者向けファッションビルなど、それは本当に次亜塩素酸水ですか?

そして噴霧なんてやらかしても絶対に人体に影響ないのか!?

 マスメディアはマスゴミと呼ばれるだけのことをしているし、あれは駄目、うちのは良いなんて言ってる販売会社だって信用できない。今のところマスクや換気など古典的かつ有効な方法のみで確証がない事をしないほうが安全だ。そして「馬鹿に阿呆の舞い踊り」連中のように出歩かないことだ。


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| emisaki | 2020-05-31 Sun 22:53 | 生活::電化製品 |
マスクは隙間より小さい粒子も防ぐ@日本エアロゾル学会
「繊維の隙間より小さい粒子はマスクのフィルターを通過する」は間違い@日本エアロゾル学会

 この件に関して少し自分の認識に間違えがあった。学会が言う実験データを見ることはできなかったが立証されていると仮定すると思ったよりウイルスはマスクにある程度は捕獲されるようだ。

 それでもマスクは100%捕獲するわけではない。2013年7月29日発表「エアロゾル研究 明星敏彦:PM2.5とマスク」が示されていたが条件にもよるが95%か?

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 PM2.5が言われ始めた頃の実験だからどれだけ防げるのかだけでよかった。だが、ウイルスとなると話は違って、すり抜けた分でも感染の可能性があることには触れていない。単にスカスカじゃないことを言ったにすぎない。

 発表をの見解では、マスクは空気清浄機とは違うことが示されている。それは暗に空気清浄機の「ふるいに引っかける」方式では駄目で、マスクは違うってことを語っていた。だが空気清浄機にも各社でいろいろな方式を採用しており何もフィルターだけではない。

 見解が出された時期が2~3月と医療用マスクがなくなっていた時期だけに一般人が医療用マスクを買ってしまうことを抑え込む内容としか思えない書き方に感じた。一般的なマスクといいながら医療用マスクの有利さが裏付けられているのだから高性能のマスクに飛びつくのは当然の結果だったのだが、最前線の医療従事者のマスクがなくなるってのは大問題。

 マスメディアでもマスクの付け方をさんざんやったが、隙間ができてしまえば上記の95%なんて数値も無意味なのだ。それにマスクに吸着して防げたとしても顔に着いたり目に入ったりは防護服状態じゃなければ防げない。感染の可能性が少しでも減るならやるのが日本人的で、どうせ駄目ならやらないってのが外国人的な考えであろうか。



 特急電車内の気流も興味深いが255系と時代が古く、喫煙問題が始まろうとしている時期の対策だけに、全車禁煙となっている近代の車両は喫煙者を考える必要がなくなり収益を考える企業が同等の空調設備を取り入れているとは考えにくいのである。

 在来特急より多く乗ってる新幹線での体感で空気の流れは前後であるが着席していると感じにくい(加減速によるものか)。旧式特急に見られる暖房か空調かは知らないが座席の下にあった巨大なのはもうなく、新幹線なら座席と座席の隙間程度に小さい隙間が儲けられていた。上部の吸気口(排出口)は目立つ。
 JR東海の資料を見直し、乗りものニュースにも載ってたが、新しくは トラベルWatch が5月28日付けで「【新幹線のフシギ】窓が開かない新幹線で換気はどうするの?」という記事を出していた。と思ったら同日に 乗りものニュースにも「新幹線に乗っていて 一瞬だけ止まる空調の音 なぜ? その空調・換気の仕組み」なんて出てる。うーむ、新型コロナウイルスで乗客が激減してしまったから宣伝の臭いがプンプンしてきたぞ。



 ウイルスはPM2.5より更に小さいがエアロゾル化してる際にウイルス単体の大きさで飛散してるのかは謎だった。飛沫感染と呼ばれる状態からなら、ウイルスのサイズに対して巨大な状態であると考えるとマスクには更に捕獲されやすい。

 日本エアロゾル学会では、エアロゾル粒子は沈降速度が遅く浮遊したままと書いているがそこに出てくる粒子サイズは1マイクロメートルだが、ウイルスは1桁小さく論文中で0.02~0.25マイクロメートルとしているんだがね?だったら、もっと浮いたままと解釈もできるが、空気清浄機の編み目で捕まえるのでは駄目のような記述を別にしておきながら、そこでは換気や空気清浄機などで除去することが必要って書いてある。マスメディアの発信が間違ってると指摘しながら自分たち日本エアロゾル学会に一貫性がないもの何を信じろって言うのでしょうか?

 浮遊を考えると、囲いや透明シートってのは飛沫感染を防ぐ効果しかない。空調によって拡散すればばらまいているという言い方もできるのではなかろうか? そうなってくると滞在型店舗の対策も気休め程度か?


引用出典:日本エアロゾル学会
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| emisaki | 2020-05-31 Sun 22:33 | 生活::防犯・防災 |