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ベテラン俳優も台本の間違え日本語に気づかず
2020年12月15日放送 テレビ東京「今野敏サスペンス 鬼火 警視庁強行犯係 樋口顕 第9弾」

 ドラマだとしても許せないところでは、古くから「鑑識活動中にアホ刑事がズカズカ現場に入る」とか「鑑識入ってるのに刑事が証拠見つける」とか有り得ないからドラマに専念できなかった。米国のCSIシリーズを見て日米の違いは関係ない大間違いな部類もあり怒ってきたが、今年になってやっと鑑識中に刑事が現場に入らない作品が出てきた。

 しかし、言葉の間違えは捨て置けない。しかも若年じゃなく大御所の域に入ってくる人達による日本語の乱れは気になってしょうがない。

20:33~ 管理官「スリルと刺激、ゲーム感覚で犯罪を犯してるってことか」

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 「犯罪を犯してる」ってなんですか!?それを言うなら「罪を犯す」だ。「頭痛が痛い」「後で後悔する」くらい程度が低い。さらなる低次元に「サルサソース」「チゲ鍋」のように別の言語で同じ意味を繰り返してるだけの具体性がないのも複数ある。「楽観視」なる重言は気になってしょうがない(観と視は意味が重複)。

 過去に考察したが、日本人は日本語に対して「短いと付け足し」たくなり、「長いと重要な部分を切り捨て」たがる傾向が強い。それで上記のよう「楽観」だけでいいのに「視」を付けてしますのだが、このパターンは実に多く存在する。「LED」だけで光りであり L が Light(ライト)なのに「LEDライト」と言ってしまうのは「犯罪を犯す」と同じ頭が悪い。

 脚本段階でどうかは不明だが、ドラマ撮影の台本を書いた奴、次に台本を確認したであろう奴、台本を読んだ俳優、誰も気づかず全員阿呆ってことになる。アナウンサーでも文書力のない突っ込み原稿をその場で訂正できるのはベテランの更に一部。なのにドラマ制作の時間がある人達が正せないって、どういうことなんでしょうか?何も考えてないってことではないのかな。

 テレビ映画業界は職務階級によって口を挟めない時代遅れなパワハラ体質が残ってると思う(私が知ってる時代は渦巻いてた)。校閲と校正は重要な報道番組にしても制作陣の狂いに比例して年々と酷くなってゆく。だってアンジャッシュ渡部の謝罪会見で物議をかます発言をした頭のおかしなディレクターどもが牛耳ってる世界なんですから。

 いちいち取り上げないだけで本件のようなことは多々ある。本件とは別人だが、金づるだからってテレビCMで「全然OK」なんて用法上で間違っている日本語をごり押しされても困る。情報番組では正しい意味を教える段階で嘘や間違えを付けて語ると正当化されてしまうのです。社会迷惑としての責任感が欠如してしまってる。

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| emisaki | 2020-12-15 Tue 22:02 | 大衆媒体::テレビ全般 |