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JR東海、観光公害の京都を推す
 観光公害なる事態になってなぜJR東海は客数としては閑散期がなくなった京都を推すのか? JR東海のウェブサイトで最近のプレスリリースを見るも特にないため、過去のプレスリリースを深掘りしてやっと理由がわかった。2020年1月1日から3月22日まで「京都デスティネーションキャンペーン」だった。名称は京都だが京都府ではなくJRグループと京都市・公益社団法人京都市観光協会とある。

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 そこでデスティネーションキャンペーンを調べ直すと、テレビCMの間抜けな内容に気づくことになる。侘び、寂びがどうのに始まり「あー、なんで今までこの時期に来なかったんだろう」って内容のCMだが、2000年12月から冬(近年は1~3月期間)は毎年「京都」と公平性なく戦略的に決めつけられていた。過去20年間、冬にキャンペーンを張っていたくせに「なぜ冬に来なかった」なんてのはキャンペーンが役立たずだったことを意味する。

 京都に決めつけなんて不公平はとっととやめて、冬の特産物がある地域にキャンペーンをすべき。いくらでもあるので毎年地域を変えられる。勘ぐるに、デスティネーションキャンペーンの地を選ぶにはJRじゃない誰かが出すカネが重要なのではないか? 更にデスティネーションキャンペーンがJRグループっても管轄のチカラ関係で決まってるように見える。旅客としてJR四国が観光資源の限定からも最弱、JR北海道は企業規模として弱くても土地の観光資源には恵まれている。

 「そうだ京都へいこう」ってCMはJR東海がやってる。JR東海なら名古屋、新大阪だろうと東京へ向かおうともドル箱路線の東海道新幹線に乗ってくれればいい。伊勢や外国人観光客御用達の高山でもいい。京都に媚びるところに おおいなる疑問がある。


 東京から新大阪に行ったほうがJR東海は儲かるんだから本当に京都に来て欲しいと思ってるのは外国人観光客からも避けれてる京都市の事業者なのだと勘ぐることができる。私がすぐに思いつくのが京都駅周辺に乱立した中途半端に値段の高いホテルを作った事業計画の失敗だ。ツアー客はチャーターの観光バスで郊外の安いホテルへ逃れ、富裕層は旅館に泊まるであろう。

 20年前の冬は本当に京都の客が少なかったんだろうが、外国人観光客が押し寄せた今は別の理由で日本人客を欲しているのだろう。名古屋市の宿泊費高騰で語ったように、東海道新幹線の駅から遠くない居住地なら出直したほうがいいくらいのホテル代では価値は見いだせないのである。

 JR東海が「そうだ京都へいこう」をやるのはわかる。日本海側や北海道だの雪祭りは関係ないし、さらに北陸からカニ(ズワイガニ)などもJR東海とは関係がないから。ですから日本全国のJRグループとして必ず冬のデスティネーションキャンペーンが京都市なのには違和感どころか拒絶反応が出るのも当然であろう。

 脱 朝鮮は勝手に完了、脱 中国が進んでも外国人観光客が減らない道を歩むことができれば拒絶反応がでている日本人客も京都に戻るのではないか。

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| emisaki | 2020-01-31 Fri 12:40 | 大衆媒体::広告 宣伝 |