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ぶろぐん

悲惨な災害から旅行地の安全性を考える

 写真は2013年1月27日の東京都大島町元町、元町港から撮影。左は東海汽船の建物、中央のこげ茶の建物が大島町役場。当初ワイドショーによっては知りもしない司会者によるいい加減な発言が聞こえたが、記述時点で十数人の死者が出たことで多数のマスコミと地質専門家などにより正しい見解がなされるようになってきた。

 ただし、テレビでコメントを発する人たちは伊豆大島を知らぬようで、関西のワイドショーでは「数キロ離れてるのに」とかスタジオ以外に現地に入った記者ですらだが、数キロ離れたら三原山も越えて反対側である(伊豆大島は東西 約8km、南北 約12km)。ヘリコプターから多数中継されてるのに距離感覚が掴めなくては正しく考えることができない。

(記録:2013年10月15-16日 台風接近にて6時間で降水量549.5ミリ、24時間で824ミリと記録的豪雨により元町地区に大規模な土砂災害が発生)

 例によっていい加減なテレビ司会者は大島で最大の平地とか適当なことを言う。日常的な知ったかぶりと専門家の話も遮ってばかりな関西弁の司会者。元町は全体が斜面で最大の平地は大島空港周辺である。空港は造成したとしても周辺だけで元町の平地より広い。元町は三原山の火口から近い最大の街。

 三原山山頂には行ったことがないが、リス村周辺で地面の感じは知ることができる。私も1~2年に一度しか行かないので住民のようには語れないが、地理関係を知る上で濃い旅をしてる。船便の関係で到着してからと帰るまで時間をもてあそぶから一般観光客がしないことをする。元町港から大島空港、そして岡田港まで歩く奴はいないだろうから。そして元町周辺も周遊して知ってる土地だけに今回の災害は痛ましく感じる。

 「旅行地の安全性を考える」と題したが、そんなこと考え出したらキリがないばかりか不可能でしょう。危険が想定できるところすら無理矢理人間が住んでるからだ。東京本土近郊ですら、とんでもないところに住んでいる。東京都東部ならゼロメートル地帯だし、横浜、横須賀など傾斜地に支柱を立ててまで家が乗ってるところが多数ある。災害が起きるとマスコミの基本として結果論でぶつぶつぬかす訳だが、災害が発生する前から、なんてところに住んでるんだ!と言えるのが日本ではないか。

 今回の災害も過去の教訓が生かされなかったようだが、想定しないを含めた想定外により人間の力で止めることができない以上、逃げることを最優先とすべきではないか。津波で例えるなら日本を外が見えぬほどの城壁のように囲うことはできないのだから...。



椿まつりにて、「江戸みこしとあんこパレード」をご存知の方にだけわかる記述となるが、火山灰土石流による被害の地点は、2011年までのパレードで右折した大島町役場の交差点から約250メートル、2013年パレードで右折した路地から約100メートルしかない場所です。






| emisaki | 22:00 | comments (0) | 大衆媒体::テレビ |
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