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それでいいのか南伊豆
 各所で来客数が減ったの取材記事やら議会質問の議事録を読んでると伝わってる共通点がある。それは客数が減ったときに必ずと言ってよいほど出てくる言い訳であって、誰かの責任にしたいだけにしか聞こえない。
 真っ先に自分らの方法が間違ってないか考えないのは不手際や客の都合など考えず、主催者側が行ってることの失敗だと思いたくないようだ。そんな考えではいつまで経ってもうまくいかない。他人のせいにするってことは失敗だと思ってないのだから...

 客数を増やすには小さい事から始めて年単位で効いてくる。信用と同じで構築するのは時間がかかるが、失うのは一瞬でいい。宣伝しなければ知られることもないが、宣伝したってテレビ局でも騒いでくれないことには即座に効果はあらわれない。継続した努力が必要だから結果が出るには時間がかかる。こんなことは当然知ってると思っていたが、ぶつぶつ言ってるようだとすると理解してないようだ。


 こちら旅人を例にするが、計画した予定なんて実行できるとは限らない。特に天候に関わることを見に行こうと思ってたらね。だから、以前から代替え計画を用意してきて、プランBだのCだのと書いてきた。それに雨になったらどうしようもない花火大会だって遠方の場合には昼間、または前後の日に観光するという計画をねじ込む。
 代替え、掛け持ち計画を見つけることができないと行き先の選択段階で優先順位は下がる。伊豆だと西や南に行くとすぐ近くに観光地を見つけるのが難しくなってくる。近くなら中止にしちゃうが、遠距離で予約とか関わるとなると代替え計画が多くないと困る。過去に何度も開催は行くまでわからないから、行ってから中止を知ることになる痛い経験があり、万円単位の交通費倒れがあると情報の価値が大きくなってくる。


<客からの花見について>  ( 花見じゃなく酒盛りは除外 )

・開催期間の長さは関係ない
・花が咲いてるかが問題
・咲いてないのに祭りとか意味不明

 河津町より南伊豆町はマスコミ的にも宣伝としても目立ってないのだから客が少なくても当然である。河津町からは生中継やテレビ番組をいくつか見たし、見に行った方々から取材ヘリコプターが飛び交ってうるさいと言う話も聞いた。

 ところが南伊豆町はローカル局だけで、「いい伊豆みつけた」だとマンネリ化してるため桜より街の店に重点が置かれており、「達人道」ではジオパークとして南伊豆の全体を扱っていたが、どちらもCATVやCSを除くと地上波では独立局(千葉、神奈川、埼玉など)でしか放送されていない。


 人為的に縁日とか神輿が出る祭りじゃないんだから期間は関係がなく期間は花の見頃である。別のところで過去に何々まつりとした期間を拡大したが、天気予報で寒波来襲など伝わっていたことから始まってから一ヶ月以上も花は咲かず暇してたという(翌年は前倒し開催せず)。中高年客と言えども情報を掴んで行動してるとの証明で、高齢者は日程に余裕があるため直前の情報で行動を開始する傾向がある。宿泊を決めてる場合は別だが日帰りの場合は無計画に近い感じがしてる。百人にアンケート取ってるわけじゃない何人かの立ち話やら現地での状況証拠からそう思える。

 花なんだから咲いてなければ意味がない。それともツボミ、葉っぱマニアがたくさんいるとでも? どうやら変な事を言い出すのは河津だけじゃなかったようで、現地の誰かから「開花情報を出すな」のような客をバカにしてる発言については激怒している。悪いけどさ、咲いてないなら いかねぇーよ!って思った。自然度が高くて良いって書いてきてのに結局は河津の犯した間違いと同じなんですか。

 期間など動的に決まるものなのに、観光会社が宣伝をするために期日決定を要求されてるだけでしょう。前倒しして期間が長く設定されてることが大部分である。だから二度目の客なら読めてて「○○まつり」とかあったら終わり直前が見頃であることを知っている。期間が2月10日~3月10日とあり平年なら2月下旬から3月初旬が見頃だと過去の統計が示してくれる。

 咲き具合で予定が変えられないなら賭けであり、見栄えがしない時期になっても客側の責任だから文句は言わない。ところが現地が情報の提供を渋った…もしくは隠したときに客の怒りは爆発する。
 客が多くなる期間が30日間のところ15日間になったら商売にならない…だとしても騙して客を呼ぶのか? 前に賛否両論となり実験だってことになった河津町での開花促進剤だが、調整するためだとしても、それはやっちゃいけないことだ。寒波で遅れたのなら遅れるのが自然。客だって自然の流れには文句は付けられないのだから。繰り返すが正しい情報を提供しないのが苦情になる原因。

 客ごとに判断するので言葉じゃなく百聞は一見にしかずだ。全く同じ状況に対して「三分咲きだからそこそこ見える」、「まだ三分しか咲いてません」と話し方の違いによっても、客側の捉え方によっても全く違ってしまう。だから数年前から毎日数箇所の(ほぼ)定点による経過写真が掲載されている「河津桜まつり情報局」ウェブサイトを私は推していた。それを見て自由に予測を立てられる。「何日の状況」って更新されて経過がないのは悪い情報の出し方である。毎日の状況画像提供は南伊豆では実現されていないし、facebookも1~2週間おきの情報掲載したところで意味なし。検索してみても、どこかの商店が開花状況をたまに掲載しているのしか見つからなかった(2月中の話)。


 道のりについて相反する事は、「駅から遠くて行きにくい」と「事前に説明しておくと足が遠のく」かもしれないというのがあり、それは考えどころであるが、咲いてる状況を知らせるか黙っておくは葛藤でもなんでもない! まだなのに客を来させろなんてのは客をなめきってる行為なのでお間違えのないように。客はそういう空気を読むのが得意で以降の数字に表れるだろうし、オバちゃんたちの負の宣伝力はすごいものがある。


<東京からのバスツアーが減った理由>

 多くは高速夜行バスなのだが、観光バスも同じよう激減したのは平成25年8月1日から適用された距離500km(夜間400km)、運転時間9時間以内の縛りや安全対策が原因であろう。新東名高速道路および縦貫道ができて予定時刻通りの運行がしやすくなった一方、国道135号線より遠回りになったため南伊豆町では直行しても往復400kmを越え、通る道によって渋滞状況などから全工程で長時間運転の恐れがあるとなると運転手1名では日帰り設定がなされなくても当然な感じがする。

 よって、走行距離500kmを下回っていたとしても400kmを越えるあたりで存在しているのは宿泊を伴うバスツアーばかり。日帰りでは、500km縛りから残ったのが中伊豆、西伊豆バスツアーで、沼津、三津(みと)、韮山、修善寺。距離的には土肥、浄蓮の滝、天城峠も周れる。このあたりの宣伝をたくさん見ている。南伊豆だと宿泊しか見当たらなかったし、日帰りだと電車になる(東京からの場合)。

 ちなみに東京(新宿)からでも東名高速、小田原厚木道路、国道135号線では南伊豆町まで行っても往復500kmに軽く収まる。概算で400kmくらいに達してると現実にはもっと長いだろうから寄り道はできず経路上に立ち寄るのが限界でしょう。

 それに国道135号を使うバスは予定(時刻)が狂いすぎるから熱海~伊東が限界である(熱川、河津だと2~3時間遅れるかもと注意書きが付いてた)。このやっかいな国道135号のため、河津などに行くバスツアーが過去に熱海を飛ばし、新東名高速開通では小田原を通るのが消されていたのは既に書いたとおり。

 概算片道200kmくらいだと、東京~諏訪湖、東京~宝川温泉・草津温泉って日帰りバスツアーがある。東京~河津では沼津から伊豆縦貫道でも小田原厚木道路、箱根ターンパイク、伊豆スカイラインを使ってもその程度の距離だから往復500km未満でバスツアーは残っているが、あれこれ周るのは見かけなくなった。そんなふうに距離縛りからあっても単純な往復交通ばかりになってしまった。過去には河津桜とイチゴ狩り、干物屋、海鮮料理、カマボコ屋など複数が組み合わせたのばかりだったのにね。

 運行的に問題なくても古くからあるので飽きられて、新しい場所のほうが参加者が多いのだと安易に想像がつく。運転手一人の運行距離の縛り法律制定後は房総半島や北関東のほうが増えてる気がしてるのだが、どうだろうか。気のせいとも思えないのだが。バスツアーは別として、この季節からの九十九里方面とかのホテルは満室続きだという状況証拠があります。

関東は伊豆半島、房総半島、北関東地帯で客の奪い合い
そこへ今年は北陸新幹線開業の騒ぎ。

電車で行くのもバスへの乗り継ぎが最悪であったことは過去にリポート済みです。



<桜と菜の花まつり来客数減少との報道>

 総数で分析するのは、私が批評してる交通故事死者数だけで安全・危険な地域を語ってるのと同じになる。昨年と比べるのであれば激増していなければならない。なぜなら昨年(2014年)は伊豆方面は雨だったとしても関東は私が生まれてから経験したことがない積雪に見舞われた。そして山梨県や秩父で孤立地域も発生、富士山の日のイベントも大部分が中止となった。

 同日に私は伊東に行っており、平地での地面や天候には何の問題もなかったが大室山の山焼きが毎週延期で1ヶ月も延びたほど土日の天候不良が続いたのと残雪だった。

 ということで河津や南伊豆が問題なくなっていたとしても大多数の客である関東の客は動けなかった。2月下旬には東京も問題なくなっていたが、山梨の豪雪ニュースは連日報道されていたし、うちも積雪でベランダが壊れる事態に遭っていたくらいだから多少客足は遠のいていたはずだ。よって昨年より客数が少し増えたという数字は事実であっても、分析としては大間違いとなる。

 本日の新聞に南伊豆の桜まつりは昨年より減少と書かれている。上記のとおり状況を見据えた分析をすれば“激減”という言葉が正しい。河津の情報がまだだが、横ばいで減少、かなり増えてて平年通り、激増しない限りは増えたことにはならないってことで報道の出方を待とう。

 これも私が何度も書いてる「断片の事実は事の真相ではない」ってやつ。正しい分析がなされない嘘をつかずに捻じ曲げることができる報道の方法ってのは大手マスコミでもよくあるので、トリックに引っかからないようにしたい。


<「客のせいだ」というなら客のせいだ>

 もう見たから、また行くまでもない。河津桜なんて近くにいくらでもあるから遠くまで見に行く必要がない等々。これを客のせいだと言うのなら客のせいです。この妥当な意見を聞いてどう思ってるのか?

 新しいことがない限り必ず減少に転じる。一通り見終われば関心が薄れて客数が減少するのが当然だが、この点では大手企業ですら意味不明で過去に携帯電話が売れなくなったとか恥ずかしげもなく言い出す。みんな買えば買い替え需要しかなくなるから当たり前なのに訳がわかりません。

 このように予想可能なことを想定できないのは商売(経営)として程度が低い。物販は売るものを変えられるが、桜の木ともなるとチューリップの球根を植え替えるように年を区切って別のものと入れ替えることはできず同じ場所で新しいことはできない。


<光害>

 “光害”ってのは我々は花火大会でよく使う言葉である。客や業者の光害もあるが、主催者の光害が最も強力なのだ。花火を行っていながら煌々と明るい照明を付けっぱなしにする。別の面から見れば花火だって光害かもしれない。そういう話じゃなく、何を見せてるのか気づかず、相反することをしている点を考えようではないかと。

 写真を撮るとして考えると人為的に木々が植えられてたとしても自然を見に来たのだから、なるべく人工のものなんて見たくはない。ライトアップの電球とか配線があるのは非常に残念な気分にさせてくれる。写真じゃなく見るだけでも同じだ。

そもそも自然のライトアップって都会のビルか何かと勘違いしてないか?

 既に鉄柵などある場所なら同化してるだろうが、土手に植わってるような桜なのに電柱建てられ電線張られてるのを見ると○○まつりなんて期間がないほうが嬉しくなる。都会や神社の境内と人為的を感じたくない場所だとボンボリすら不必要なものとなる。

 昼間のほうが綺麗に決まってるのに夜間ライトアップという連鎖的な真似事よって価値を見失っており、昼間への障害をどれほど考えてるのだろうか。最初から電線にビルだらけの都会なら最初からあきらめてるが、せっかく自然に近いところなのに残念だと思うことが多々ある。離れて光を当ててるならまだしも、だいたい直下ですからね。設置場所が悪いと通路を通るだけで目くらまし状態に眩しすぎる事はよくある。光量は距離の二乗に反比例だから近づけたいにもわかるが、だったら昼間に見ろよって結論に繋がる。


ネット上をにぎわせた気が狂ってる計画がある。賛否両論じゃなく賛成はほとんどいない。
富士山ライトアップ計画  <追記2015年3月23日:事態収拾のつもりか中止を表明>
3Dマッピングが流行ってのことだと思うが、それとこれでは明らかに違うのすら識別もできない人たちが現れてきてることに落胆している。議論の場を作るとか、まだわかってないところに呆れた。行為が問題なので熱がでないLEDだとか関係がない。光は電波などと同じく距離の2乗に反比例。同じ明るさを得るには距離が4倍離れたら16倍の光量が必要となる。実現させるなら巨大なLEDを搭載した大部隊が必要となるので無理だが、部分的に行われても迷惑である。富士山と遊戯施設を勘違いできる思想が可哀想だと思う。そういう考え方であると五重塔に電飾を付けることも考えそうだ。


 何事も商売しか考えてないから正しい事が見えなくなってる。たとえば自然を売り物にしておきながら自然を壊すことを平気で行えるのが不思議でならない(自然破壊で生きるのが人間であるにしても)。地域によっては桜の木の下に店を出すから何を客寄せに使ってるのかわからない。都民でありながら宴会場と成り下がってる上野公園とかならどうであろうと知ったことではないのだが、民家もほとんど見えない場所の人工物はちょっと受け入れがたい。

本当に客の立場がわかってたら映画を見てる最中に目の前をポップコーン売りが通るみたいなことはしない…。何を指摘したところで全て原因は集約される。客目線で見てるかどうか。客目線で見てないと、いくら宣伝費を投じて客を増やしても後が続かないのである。

| emisaki | 23:13 | comments (0) | 催し::情報・計画・考察 |
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