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ぶろぐん

相乗効果
 準レギュラー番組(笑)の噂の!東京マガジンで従業員が足りないが話題になりましたが、これはテレビを通じて募集活動ができたことになる。客が増えて対応できず泊まれないなんて話題は列に並ぶのが好きな日本人にはプラスに働くでしょう。私は頭脳労働なので暇でもお役にはたてませんが...

 客室というかホテル自体を減らしてきたってのは自業自得だが、客室が空いてても対応できないなんてのはシャレにならない。宿の方針によっては日本人客なら悪い方向にいかないと思う。なぜなら、一人で経営してる食堂とか居酒屋とか客が片付けたりするでしょ。セルフサービスじゃなく勝手にやってる(時には方法間違いによって迷惑になることもあるが)。そういう土壌があって客と適合すれば成り立つ。代価を払って旅行に来てるんだと考える方々もいるだろうが、宿の方針ってのはいろいろあってもよいわけだ。某ホテルみたいに最初から素泊まりのみで低価格のも良い。

 それだから私は旅館の余計なお世話について書いたことがある。旅行に来たのだから放置してくれと思ってのことで、人間関係に疲れた都会からなら同じように思うはずだ。核家族化によって家族の雰囲気を欲してる人もいるだろうが、疲れてる人は民宿なんて更に疲れる。

 前にテレビで紹介された熊本県のひと気を感じることがない広大な土地にある高額宿泊料の宿がもてはやされるのは、必ずしも金持ちの必要性じゃないから。いくつかのタイプの宿が必要で、それを明確にされ、我々客に選択肢を持たせないとミスマッチは悪印象を持ち帰ることになる。



“相乗効果” と “行列効果”

 相乗効果をやっと聞くようになったが、これは私が最初から指摘してきたことなんだ。なぜ行く気にならない弱いイベントを分散させてやるんだと書いてきた。 大勢やってきても宿の対応能力がないってのはテレビで言われる前から聞こえてきてたことなんだけど、私は熱海市の経済効果の事を語ってて宿はその一部でしかないから、分散狙いは全体として衰退にしかつながらないと。宿側の都合は部屋数から越える客が来ても無意味であるから、最初から客を少量平均的に呼ぼうとしか考えないのは間違いだと。


・なぜ行列を作り、何ヶ月待ち、何年待ちに予約にも加わるのか?

 世の中の多数は並びたがる。駅から自宅までの通り道に毎日開店前から列ができてるラーメン屋さんがあるが、そこがあってからラーメン屋が増えている。ダメな店は生き残れないより先にくるのが多数はそれほど見る目がないってこと。店を見極めることができないから並んでいるほうに並ぶ。一部の人たちが開拓することよって競合する同業店舗で相乗効果が生まれる。本当に旨いものだったとしても飽きるから常に新しいことをしないと生き残れない業界も多いでしょう。激戦区や○○街でこぼれ客を拾うなんて商売の考え方をしたら街に迷惑となる。

 こうして全く同じだったと仮定しても、いつでも泊まれる宿と、なかなか泊まれない宿では客の入りが違ってくる。熱海の話ではないが、この心理を使って汚い商売をしても普通のホテルなら客にバレるので長続きはしない。汚い手段がバレにくいのは従業員とも他の客とも遭いたくない特殊ホテルだけ。悪いことはできないという念押しとして書く。

 ということで状況証拠というか前例からして相乗効果によって泊まれないほど客が溢れてたほうが長続きする。奈良に宿がないから京都で、京都が一杯だから滋賀って具合に湯河原や伊東を紹介するくらいの器の大きさも必要でしょう。先に厳しいらしい熱海市な湯河原温泉を紹介してあげれば筋は通る。


 特別な日を復活させる気はあるのか? 私が花火で熱海に戻ってきたときは既になくなっていたが、過去には花火大会に特別な日があったのだという。それより大きなことは何度か見に行ってる伊東の按針祭で毎年8月10日に見ることができる。パレードはなくなってしまったが、昼間の祭りから夜の花火大会の人出は主催者発表で20万人となっている。だから、これに対応するのは こがし祭り しかないとした。

 祭りと花火が同日に行われない理由は簡単で、熱海の花火大会は確か2回を除く他がホテル旅館組合主催だから同じ日にしなくない。こがし祭りで満室になるとは思えないにしても、イベントは重ねたくないが念頭にあるのだろう。それに観光資源じゃなく町内会のでっかい祭りだと考えてるのがいくつかある。よって観光客対応がなされておらず、住民の観光意識もない雰囲気がする。熱海で観光に携わるそれなりの人に、何気なく「なぜ宣伝しない?」と尋ねたら「宣伝してもどうせ人こない」と言われましたから、考えられないか、諦めている節がある。

 全体としての正確なデータがないが、海岸線から見えるホテルの窓は時間を追って見ても誰もいないであろう部屋しか感じられないのだが、どうだろうか。別の日にバスに同乗した別荘族の方々と話したが、飽きて家族はこないからカビたりしないよう定期的に来てるだけなんだとか。民意とは言わないが、他人が同じ理由で出くわすこと自体が偶然よりも確率的に高いから必然だと考えたほうがよさそうではないか。

 まだ知らないという人がいる一方、マンネリ化って言葉も出てきて当然かと思う。嬉しい悲鳴の先にあるものを考えらないようでは先の危機に耐えることはできないでしょう。


 賃金アップなんて大手だけで、さらにそれすら税率アップ、公共料金値上げ、商品値上げを大幅に下回る。生産性のある大手企業の賃金アップはマシなほうで、生産性の全くないマネーゲームという事実上の賭博は優遇されてばかりで、片や財政健全化には消費税30%なるバカなことを言うやつもでてくる。温泉客に多い高齢者の年金は減る一方。よって懐具合なんて全くよくなってないのだから先日から報道を騒がせてるベアアップなどと無縁の大多数では過去から言われてる「安近短」がなされているにすぎない。

| emisaki | 13:06 | comments (0) | 熱海::情報・考察・批評 |
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