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伊豆大島 航路 2016
 椿まつりに行くか不明なものの情報収集はしてきた。以前、行きはダメだとして書いたが東海汽船が1月の料金を発表して観光復興支援金は夜行便より適用されることがわかった。これにより、2016年1月30日東京竹芝桟橋より出航の いつものやつ から割引が適用。本土から伊豆大島への運賃が一律片道1500円引かれる(宿泊は3000円助成)。東京都の支援によるものなのでいままで通りなら割引は併用されるはずだ。

 ところが今年は少し様相が違っている。既に特等は満室で、特1等も残りわずか。1等は既に満室。残るは更に広い雑魚寝部屋で冬場は厳しい。1月に入るとローカル局のテレビCMが始まるのだが、12月中旬の段階では早い。上位は部屋数が少ないので小人数でいっぱいになる。過去数年のデータだとこの時期にここまで埋まらないが、他に変わってることと言えば船。「かめりあ丸」が引退して変わった「さるびあ丸」は少し小さいかもしれないが、1等以上の部屋数は同じように思う。すると客が増えたと考えるべきでしょう。

 2011年の女神様ご降臨のときだって確定したのは3日前。仕事上、帰れなくなったら困るとか実に難しいのが離島。場所によって早朝の交通手段がないため、安宿を選べないというのもある。そうして選ぶと大島の宿って高いんだよ。それで高い船室のほうがいいってことになった。



 他に今回の2016年1月31日から椿まつり期間中に変わることは、過去に私が指摘したよう「伊東、熱海」は意味ないという航路が見直された。ところが、船が足りないためこれが悪い結果をもたらし、大島→稲取→熱海 という航路変更に伴い熱海への所用時間が50分(伊東停泊時)から1時間20分へと

  30分も余計にかかる

ようになった。 これは、いい加減にしやがれって思ったよ。俺らの苦情を勘違いしてるだろ

隙間があれば「大島←→稲取」の便でも作ればとは書いたが、「大島→稲取→熱海」ではない!
ほとんど乗降客がいない伊東に止まらないで「大島→熱海」の直行でいいとしたのだ。


 それで思い出した。そういえば、東伊豆町長がスピーチで稲取に入港してくれって言ってた。たぶん当人は熱海経由で大島に来たから面倒だと思ったんだろうが、空港とかそういうパターンはよくあるんだ。問題は「需要」ですよ。需要がなくなったから過去に廃止されたわけですから。東伊豆町、私の30分の損失補填してくれよ。
何かウラで動きがあったか? 税金投入しか考えられない。


では、我々が稲取から乗ることに意味はあるのか?
答えを先に言うと 利点は、ない。

熱海駅までとして考えると

1.ジェット船は料金高くても伊豆急を使うより安い
2.所要時間も30分遅れるが、電車より早い
3.天候不良時、個別ルートだけ運行される可能性は著しく低い

料金差額は数十円だが、稲取は港から駅までバスがなく徒歩15分程、電車の運行時刻を考慮すると1時間以上遅くなる。天候不良は大島周辺のほうが多いので、どの行き先についても運休となるから近くても救いにはならない。本土に戻れなくなりそうな時の代替え路線にはならない。




 今になって国土交通省が持つ航路改善計画って資料を見つけた。若干古い(平成23年)ので、老朽化した「かめりあ丸」の代替船のことが書かれていたが、これは「橘丸」が就航している。

 重要な点だが、天候不良でジェット船が運休になった場合、先に大型客船が出航してしまってると指摘した部分だが、それは別の意味で検討されており大島への滞在時間を延ばすため東京~八丈島航路の大島寄港として書かれていたが、7・8月は知らないが大島の椿まつり期間中の土日でも実現されていない。

 資料に、ジェットフォイルの増便が書かれており、中古でも約18億円し、維持費がかかるとあったが、決定的事実が記載されていなかった。ジェットフォイルの老朽化と、ジェットフォイルが製造されていないことである。別のところの資料によると、ジェットフォイルを新規に製造するのは部品の調達から20隻くらいの製造が必要であると。これは不可能を意味している。さくっと検索した結果では伊豆諸島のほかに新潟佐渡島と鹿児島でしか使われておらず総入れ替えしても20隻どころか10隻も必要ない。
(ジェットフォイルの運賃の高さは高額維持費が原因だったわけか)

 廃業したところから中古を1隻調達したものの、老朽化と新造できない問題を避けて通れない。これは将来的にジェットフォイルがなくなることを意味している。水中翼船ではなく海上面をトビウオのように進む低燃費で高速な未来型の乗り物でも開発・実用化されない限り、離島の人口と観光客数の低下から元の船に戻るような気がしてならない。

| emisaki | 07:38 | comments (0) | 旅・散策と行事::計画・調査 |
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