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続・困ったときは客に聞け
 私が客として感じ、ダメな経営者および自治体の対応について何年も前から書いてきたが、俺の言うことは聞かなくても肩書きのある記事なら信じてくれるかとリンクしておく
地方は「好き嫌い」で物事を決めすぎる 「ゴマすりコンサルタント」採用も致命傷に
なぜ地方は厳しい現実を直視できないのか 「建前だけのバラ色計画」が地方をつぶす
地方を滅ぼす「名ばかりコンサルタント」 「パクリの再生計画」に自治体の未来はない 

 コンサルタント業という俺ら客に比べたら使い物にならん低レベルな奴らについては過去に書いた。そんな業種を名乗ろうが、匠の職人じゃあるまいし単なるお仕事である以上は俺たち客に勝ることは決してない。彼らの顧客は依頼主であって、本当の客ではないからだ。

  お仕事でやってるやつが客のことなんて知ることはない

大変お解りな有名映画監督は趣味でやってる人には到底かなわないと言ってた。お金貰う仕事だからしっかりやるのではなく、お金払ってでもやってる趣味だから極められるのは当たり前。それを阻むのは予算とか時間にすぎず意欲ではない。だからそこらのコンサルタント業なんてのは統計から当てはまる事を語ってるにすぎない。その程度なら依頼しなくて自力で行えるのだよ。

 東洋経済の記事にあるよう 「ゴマすりコンサルタント」なる連中は地域のためじゃなく寄生虫みたいなもんだ。経済が真っ当になったらコンサルタントはクビになるわけですから死なない程度に吸いまくるのが汚い世界の当たり前と言える。

  ダメなことには「愛ある アホ呼ばわり」してあげないと気づかず本当によくはならない


 調査依頼する前に企業・商店側として先読みができなかった点で恥なのだが、訳のわからない業者に依頼するより困ったときは恥を捨てて客に尋ねるのが基本。大企業だって頭でっかちという曲がった採用の果てに市場調査すらできず失敗を繰り返してきた。

 選ぶのは客なのに “なんで俺の商品が売れない” なんて空気読めない末路がシャッター通り商店街。「あんたが推しても、私が知る世間のレベルに達してないからいらない」って多くの人が思うところが衰退と、当たり前な結果となってる。コストで語るのが分かり安いが、東京で100円で買えるのを200円で買おうとは思わない。富士山に登ったから100円の水が500円になって仕方がないと思うのと違うんだから。

 他にも、特産品で地方創生ができるという「幻想」 /なぜ地方は補助金をもらっても衰退するのか/リアルな地方創生は、補助金に頼らない/等々の関連記事が掲載されている。(記事にリンクあり)

そんなの客をやっていれば当たり前すぎる内容でしかないのだが、なぜわからないのか?
繰り返し書いてるほど星野リゾートとHISの創業者はプロの客(旅人)でしょ


 この記事にぶち当たる元になった件を例にして語ると テレビ東京の番組で蛭子能収さんは太川陽介さんがいなかったら生きてゆけないんだ。太川陽介さんは蛭子能収さんを見捨ててないだけ。それはテレビ番組だから面白くするのに足を引っ張る人が必要で、一般社会だったら最初から他人の面倒は見ない。税金、補助金とか間接的な救いがあるから「世間(市場)が見えない」「仕事のできない人」のままにしてしまうのではなかろうか。肩書きがあっても客じゃない人の話の前に、本当の客の言うことを聞いたらどうなのかと思う。たとえそれが我がままであったとしても、そこには何か得るものがある。


 これだからプロの客でも集めて討論会でもやらないかって書いたわけ。私ならたとえ依頼主だろうと媚びる必要性ゼロなのでダメな奴を怒らせるようなことを平然と言ってのけてやる(そこで逆ギレするようなら見捨てていい人たちだ)。こちらだって活性化した商店街で買い物したり、観光地価格などと言われない商品を買えるようになればメリットはあるんだからダメな奴のケツを叩くくらいはやりたい。

 ただし多くの客は文句を言わずい去ってゆくからダメな人たちには理由もわからないのである。異常者を除き、クレームというのはまだ愛が残されている。本当に嫌になったらクレームすら入れない。文句なら即座に改善情報になるが、単に「おいしかった」では社交辞令から本当に旨かったまでの範囲で何もわからない。並んでるとか、テレビで紹介された程度でしか見る目のない客が多いことも確かだから客の真意を探ることが必要。




ゆるキャラは、地方創生に役立っているのか

<ゆるキャラを導入するなというのは間違い。問題は使い方の分からない連中のほうにある>

 リンク先の筆者は「ゆるキャラ」についても論じているが、これも客の目線はご存知ないようだ。大部分においては正しいが、過去にやってき効果の薄い宣伝費の投入に比べたら効果の上がったところも多い。現に知らない土地に行くきっかけとなっているから宣伝効果は出ている。

既に失敗と思ってるかテレビの視聴率並みに即効性を要求する駄目な自治体はゆるキャラから撤退している。
そういう企業か自治体は扱う能力がないので、流行で導入すべきではない。

 ゆるキャラビジネスが他の企業商品へのマイナスと謳ってるが、それは間違っていると思う。ほかの地域創生の主張と矛盾するところがあるから突っ込むのだが、ゆるキャラグッズじゃなくても基本的に競争なのだから全員が儲かるなんて話は有り得ず、地方とてダメな奴は蹴落とされて当然でしょ。意欲がある奴は他社の売り上げに触発されて思考停止してた頭が動き出してる例もある。
 そして企業キャラじゃなければ地元企業の製品に使われてるので、権利者が直接販売する商品だけが売れるわけじゃないし、権利者のはキャラクターグッズなので地元商品とかぶることがない。むしろ商品は地元企業と組んでいるほうが多い。企業キャラだと権利を独占しているが、自治体や商工会議所ならキャラクター使用を認めてる点で自治体が権利を持っている意味もある。権利関係の点だけで企業キャラだと地域貢献につながりにくい。

 結局、誰かの責任にしたいわけで、キャラクター商品が売れ出すと、関わらない企業が売れなくなったとか言い始める。そんなことを言ってくるような連中は何もしなくても売れない奴らなのだ。真っ当なコンサルタントなら、そういう使えない奴らのケツを蹴るのが仕事だ。

 なのに地元企業が入れない駄目な商品展開をしてるところも多くて外部のキャラクターグッズ製造会社の口車に乗って商品を売ってるところも多い。アイドルグッズみたいに絵柄が違うだけで元は同じ商品。そういうのは製造委託されてるため販売店売上のみで本質的売上・雇用が地元に発生しない。そして客からしたらコストパーフォーマンスが悪い商品となり買う気もおこらない。宣伝でタダで配ってそうなボールペンが300~500円とかね。ゆるキャラファンは「大人」なのでお金は持ってるが、若年層アイドルファンみたいまでは引っかからない。納得できるものが必要。そうすれば大人の金額が動く。

地元がらみっても既存製品にただキャラクターをつけただけのくだらない商品、実に多くないかい?
その程度で売れないとか言われても客の責任じゃないよ。いらないから買わないだけ。


・なんにせよ長期的に続けられるものなどない

 ラーメン評論家の人が言ってたのと同じだよ。有名店でも本当に昔から味が変わらなかったら潰れてる(そうして消えた店はいくらでもある)。味が変わらなかったら「まずくなった」と思われるから。それは客の舌が常に進化しているから。観光地って名所とか温泉があると未来永劫に栄えると勘違いして常日頃から何もやってこず、危機になってから騒ぎ出す。不況とか社会の責任にもする。

 ゆるキャラだって何もしなかったら短命で終わるだろうが、そこで、ひこにゃんが登場してから何年か?来年4月になると10年である。ピークは過ぎても、ひこにゃんもくまモンも人気は衰えていない。登場時に一発屋のように言われてた ふなっしー は? 体裁上和解みたいなのをやっても、ふなっしーの足を引っ張り続けたのは役所だ。そのように、ゆるキャラの運用に税金投入するなとか問題視されるのは扱いの下手な市町村が参入して増えすぎただけ。全国に数千体もあれば大部分に価値がなくなるから強烈な個性が必要。

 オリンピック用のデザインぱくり問題が出たが、既に全国市町村・自治体の見る目のなさに苦言を呈しただろ。推定一人がデザインした類似キャラクターを全国100以上の自治体が採用している。他にも類似キャラを複数の場所に応募して採用された人がいるが、ここまで膨らんでも全く見抜けず、指摘されたら ちょっと違えば別物のように自分らの失態の責任逃れをしてる市長までいる(功績は奪い問題責任は取らない政治家のお約束)。類似応募デザイナーが恥知らずでも、それを採用した責任がある。市町村のマークを例にしたが、どれ見ても似てようともとりあえず所有していることが大切程度にしか思ってないのだろう。ゆるキャラが悪いのではなく、導入する側の程度の低さを問題視すべき。

 
・ゆるキャラを使わなくたって同じ

 いままでだって地域同士で殴り合いをしてきただろ。不毛の戦いなら、出汁に使われた ゆるキャラ は被害者だよ。経済不況や災害で引っ込んでいたのを掘り起こしたとは考えられないだろうか。ゆるキャラを諦めたら、また別のものにすがるだけでしょ。

 小さくても市町村が政治を行う上でどーでもいい町のマークとか作ってるだろ。あれに何の価値があるのか俺を納得させる回答をよこせ。まだまだいくらでも無駄があるんだが、それらと比べたら宣伝という仕事はしている。効果の大小は運用側の能力の違いなだけ。能力がないのは一般企業と違って公務員になるような人種には欠如している分野だからだ。だから成功する自治体は万が一ってことになる。

 くまモンほど売り上げない限りライセンス料が無料はダメだと思う。最低でも1%は取るべきかと。さもないと活動費が得られない。宣伝しなかったらキャラクターを使ってる企業だって意味がない。1%は低いでしょう。年間活動費1千万得るなら10億売り上げないといけない。これは有名キャラにしかできない。宣伝活動費として持ち出しができないところが参入すると活動できず宣伝にもならない。


・ダメな産地が大阪なら、突拍子もない産地は北海道

 「まりもっこり」に始まるかと思うが、私が関心を抱くことになった分野としてはテレビ局キャラとして「onちゃん」がいる。普通のもいますが変なほうでは「メロン熊」「イカール星人」「ホーンテッド時計GUY」「ゾンベアー」「ずーしーほっきー」など他より目立つ。関東宣伝でよく見るのはメロン熊とゾンベアーだ。

 財政破綻懸念が持つのは本末転倒のように書かれているが、メロン熊はどうだろうか。役所のものじゃないが懸念じゃなく財政破綻しちゃった夕張市の土産物屋のキャラクターにしては成功。私は現代の「獅子舞 + なまはげ」と言ってるくらい。


・高性能の「内臓」は「皮」を何倍にも高める

 同じ「皮」でも「内臓」が違うと魅力が半減することが多々ある。これは「分身の術」を使って「皮」を貸し出しちゃうか、地域ごとに分身がいるところで見られる。前に例にしたが、秋田の「スギッチ」は秋田県だと、ただ突っ立ってる木に等しいが、東京の「内臓」だと妖精化して動き回る。リストラ話が出たのは運用する側の責任であってスギッチの責任ではない。


キャラクターデザインが重要だとしても、生かすも殺すも運用側の能力次第ってことだ。




<なぜ、コンサルタントと名乗る業者が使い物にならないのか>

 これは現代の高学歴とされる奴らが木を見て森を見ずのごとく使えないのと同じで、教科書通りであるから知識しか持っておらず、実践を伴わないからである。教えたことを実行するのは高性能であるが、そこからちょっとでも逸脱した考え方ができない。東大生とかの応用力が低いのはテレビ番組でも示されており、知識を問う番組ではめっもう強いが、IQサプリみたいに、とんちを効かせた番組になるとボロボロになる。それと同じ頭の使い方しかできないから使えないのである。

 私が知る限りだがコンサルタント業者ってのは知識先行型で実践なんて伴わない。ならば依頼側も高いカネを払う必要なく、書籍を読めば十分なのだ。本当に聞くべきは実践を伴った意見である。だから、ホテルとか旅館とか学校で経営学んだって無駄とは言わないまでも、そんなの個別の客商売なんて理解してない教科書にしか書いてないことしか学んでない。すごい学歴だろうと関係ない。経営というカネ勘定は他人に任せられるが、客商売というのは他人には任せられない。経営によって知りえたことは客をやって知った経験の足もとにも及ばないのである。頭でっかちなコンサルタントは使えない。

それとも依頼主のところで何ヶ月か働いて問題点を見つけ出してくれるような業者かい?
そうじゃなければ、俺の話は的の真ん中を射てるさ。

| emisaki | 20:53 | comments (0) | 旅・散策と行事::考察・批評 |
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