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ワイドコンバージョンとアタッチメント
 知ってる業界は ワイド コンバージョン レンズ と ワイド アタッチメント レンズ を機能の差から分けているが、最近はワイド アタッチメントなのにワイドコンバージョンと言う販売元ばかりになった。機種が多すぎて情報がないため、俗称 人柱 となり試しに買ってみて使えなかったとなることがある。私も失敗して新品同様の品を抱えている。

ワイドコンバージョン: 元となるズームレンズ全域で使用可能
ワイドアタッチメント: 元となるズームレンズの広角でのみ使用可能という認識


 現実はワイドコンバーター(コンバージョン)レンズでも固有レンズ専用でない限りは最大広角域ではケラレが発生して少し望遠へ動かしたところからしか使えないものが多く、0.6~0.7倍であると実用域まで望遠にすると元々の焦点距離と同じになり付けるだけ損になることが多い。

 アマゾンとか通信販売の投稿欄では素人ばかりで情報にもならない。せめて、どの機種(レンズ)で、どのように使えなかったを書けば誰かのためになるものの、たんなる「安物買いの銭失い」が自業自得でぶつぶつ言ってるだけ。

 専用品でない以上は動作可能の対応表でも公表してくれないと困るが、中華系であると することをしない+いい加減 において低価格を実現しているから無理な相談。だからって純正品があるほうが少ないので、何かに頼らざるを得ない。

 前回購入はビデオ用で、ソニーは空間光学手ぶれ補正機能付き用には機能のON OFFに限らずワイドコンバージョンレンズを発売してない。家庭用の4Kビデオカメラは2014年3月14日に発売されてるが、ワイドにしてもテレにしても純正品としては10年くらい前のしかない。「引けない寄れない」って書いたように必要だった。最新のカメラでもズーム比が10→20倍になっても望遠が強くなっただけなのでワイドコンバージョンレンズは必要だ。

 写真機会社は固有のレンズ用にワイドコンバージョンレンズを販売している。ニコンは品種名が紛らわしくて「ワイドコンバーターアタッチメント」となっており、完全に専用品ではないが、一応入門機のレンズキットに付いてるようなレンズが対象で説明には AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED が書かれてるように APS-C (DX)専用だ。口径52mmで SONY FDR-AXP35 や FDR-AX30 と同じだから使えるかと思ったが情報なしにて買わなかった。

 写真用レンズのワイドコンバージョンレンズではビデオカメラで使えるふうな書き込みがあったためレンズ品質の高そうなリコーGR用のワイコンを買ったものの光学的に合わず失敗したため、そのほかのメーカーのは試してない。

 ビデオ用では各種カメラで使用できるかを公表しているからレイノックス社製の0.66倍を買ったが、品質については購入直後に評価した通り、広がって映るってだけで4Kでは耐えがたいハイビジョンより画質が悪くなった。レンズ自体より光学的って断定したのはリコーのを付けたときよりはよかったから。

 HDV時代からワイドコンバージョンレンズはいくつも買ったが、純正品でもズルすべりな画質で装着しないほうがマシってのが当時に出した解答。当時のビデオカメラに付いてるレンズの広角側の焦点距離は35ミリカメラ換算45mm前後でウサギ小屋と言われる日本家屋では使い物にならなかった。ワイド28mmって言い出したのは松下のコンパクトデジカメだったと思うので、広角の必要性が認知されてから何年も経過するまでビデオカメラのレンズは広角にならなかった。

 自分が買ったHDR-CX500V(43~516mm)の次の機種だから憶えてるが、ソニーで広角29.8mmになったのはHDR-CX550Vからだ。43mmのときに0.5倍(実質0.6倍)を付けてたくらいだから29.8mmが広角なわけない。望遠側との兼ね合いもあり広角20mmと言いたいところだが24mmが妥協点だろう。ワイドの嘆きに比べたらテレコンを付けたほうが画質は落ちない。

 放送局でも朝に屋外に出る生放送なんかだとワイドコンバージョンを必ずと言ってよいほど装着しており、今のハイビジョンでも周辺部が流れまくりの映像を見ることがあるから品質がどうのより汎用品では無理だってことだ。


 ワイドコンバージョンなら出目金レンズになる。それは光学上のことだから平面になってる品は単に前面に平らなガラスが付いてるだけ。そういうのは写真用のレンズでもある。平面でフィルター枠があると光学フィルターが付けられる利点はあるが、安物設計なワイコンで広角レンズとは必要のないガラスを挟み込むとゴースト、フレアーの原因となる。一流レンズフィルターメーカー品ですら悩まされたことがあるから余計なガラスは挟まないに限る。

レンズ交換できないビデオカメラが逃れられない問題。

| emisaki | 2017-04-02 Sun 10:26 | comments (0) | 映像音声::周辺機器 |
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