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ぶろぐん

真似事と誤訳
出かけられないのでテレビ見るから、そっちの問題点ばかり見えてくる。

 ケーブルTVのどこかのチャンネルで昔の日本の特撮映画をやってて、すごく若い森田健作や真田広之が映ってたから見ると全体じゃないものの随所に時期が重なるスターウォーズのパクリで情けなくなってきた。さよならジュピターにしても悲劇的な内容だと感じた。アニメーションを除き今も昔も日本は宇宙もののSF映画を作る才能がない。
 上記の共通点はすぐに見つかり原作者だったが、日本で有名作家だとしても表に出て私が知ってる映画でパクリが目立ちすぎだ。スターウォーズにおけるC-3PO、R2-D2などと異なり到底オマージュなどという言葉では片付けられないから4、50年前の話だったとしても同じ日本人として恥ずかしくなる...

 私が作品として中学生の頃から慕ってる銀河英雄伝説だってイゼルローン要塞・トールハンマーはデススターとそのレーザー砲と悲しい側面が見える。国家間紛争、各種政治家、憂国騎士団、地球教と邪悪な人間社会の部分にまるまる当てはまる人生のバイブルだっただけに、その点だけは困惑した。
(そこは小説の時点というよりアニメ化に関わった企業が悪いのだろう)

 昔、ファイナルカウントダウンって映画を見たから戦国自衛隊がパクリだと思ってたら映画は後付けだが小説としては先に出てたとの説明があった。本当にそうだろうか?詳しい年月関係は調べられなかったが小説が少し先だとしても映像化は後であり、映像化の時点でパクってないとは言い切れるのか。調べの中で戦国自衛隊を更に隣国がまるまるパクったと出てきたが歴史すら妄想で固めてる中韓の話をしたらキリがないのでやめておく。

 そのファイナルカウントダウンで例にするが「(あれ何?)/ロシアの漁船/何してる?/釣りじゃない」というやりとりがある。権利が違うからか字幕って変わるのだが「釣れてませんね」とされてるのもあるが、その翻訳は大間抜けである。時代背景が全くわかってない。釣りじゃない=スパイ活動って意味だから直訳では誤認識される。

 英語から日本語にする能力があったとしても直訳しかできず腹立つシーンってのが映画やTVドラマにはよくある。知ってれば知ってるほど、そういう意味じゃないってのを堂々と翻訳してしまう。現時点でもお粗末な翻訳字幕はよくある。

 かつて戸田奈津子さんが翻訳は外国語を知ることじゃなく日本語を知ることのように話されてたことがある。自分が日本語を話していても使いこなしているとは言えず、深く日本語を知ってないと翻訳はできないってことだとと受け止めたが、加えて作品や社会構造、相手国の細かいことまで知らないと誤訳は耐えない。

 世間一般で知られてるマーベル作品(アベンジャーズなど)やマニア向けなスタートレックでも一般映画になると呆れる誤訳が出てくる。全体的な作品を知らない人が翻訳するのが原因でしょう。万能ではないので考えられることだからチェック体制の甘さが原因かな。

| emisaki | 2017-04-22 Sat 23:09 | comments (0) | 大衆媒体::テレビ・映像 |
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