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    JR東日本「ひたち東京フリーきっぷ」なども9月末にて終了
  • emisaki >10.06
  • 常磐民 >10.05
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小田原・湯河原・熱海の梅への季節商品の提案
 湯河原・真鶴パスがあるが個人的に「湯河原・真鶴パス」を買ってバスを利用したことは一度もない。小田原~熱海は往復800円だが途中下車した場合を考えるとこの切符がお得だからにすぎない。バスを利用しない理由として真鶴岬を見ることに比べて行くことに魅力を感じないことと湯河原温泉なら送迎バスがあるからいらない。湯河原の梅林へのバスは対象外。だったら若干範囲を広げた季節商品の提案というか要望をしたい...

< 2014年10月4日 追記
「湯河原・真鶴パス」は2014年9月末日をもって廃止されました。よって「休日おでかけパス」との組み合わせや小田急線からの乗り継ぎなど、小田原~熱海の途中下車移動が非常にやりにくくなり、最初から青春18きっぷなどフリーきっぷで来てないと、行かなくていいやと思うようにもなった。2日間有効であったため、湯河原温泉の宿泊者に有益だったのだが、使わないじゃなく、告知がされてなかったのだ! >

・熱海(熱海梅園)・湯河原(幕山公園)・小田原(曽我別所梅林) 梅周遊

 同種の店舗が近くに集まるのは競合であるが繁栄への道であることは既に各方面の業種が証明している。この界隈も近くだからって周回する人たちの記録が実に多く見つかる。

 梅の花の時期は旅行としては閑散期にも関わらず誘客目的商品がない。旅人である私はお得意様還元切符と呼んでいるが「青春18きっぷ」に代表されるのは何もしなくても走ってる電車へ普段なら来ない客を呼び普通電車のみしか乗れず、旅雑誌が勝手に宣伝してくれるがJRは宣伝してないから丸儲け。無知な駅員は利用客を邪険に扱うことが多いが企業体としては優良商品。たった5回利用させるだけで平均的な通勤通学定期1ヶ月分を稼げるのだ!そのように企画できる切符はある。

 通年で使えるのは「休日おでかけパス」。サービス業の人には使えない土日祝限定だが、JRに言わせると休日のほうが客が少ないから仕方ないのだそうだ。本音はビジネスに使われると困るってことでしょう。しかし路線によっては平日のほうが劇的に利用客が少ないので割引による集客は路線次第。特急は土日祝のみ走らせることで逃れてるが使用日を限れば割引切符の存在意義はあると思う。


 本題は熱海梅園・幕山公園・曽我別所梅林を周れる乗車券を販売したらどうなのか、というとだ。東京を起点に考えると「休日おでかけパス」なんて威力を発揮しない。「ホリデーパス」を300円値上げして西の範囲を平塚から小田原に拡張したが、かえって運賃の安い小田急と競合してしまった。そのくせ勝機のあった「踊り子箱根フリーきっぷ」は廃止してる。梅園・梅林を周るとしても、箱根へのバスを付けるとしても、特急踊り子自由席に制限や値段を安くして特急利用を抜くってのもる。なぜなら踊り子は便が少ないので早朝出発、夜帰宅だと乗る便がないので特急料金を付けられても困る。特急券は別にして箱根バスルートがくっついていれば意味がある。高齢者の青春18きっぷ利用を考えれば必ずしも特急は必要でない。

 本来ならば東京からの往復とフリーエリアなのだが、やる気がないとなると、せめて御殿場線 下曾我~国府津~小田原~熱海と駅からのバスの季節商品でも企画したらどうなのかと思ったわけだ。「湯河原・真鶴パス」が2日間有効であることからも宿泊を想定しているなら広くもなく考えられる。


 地方を旅していると駅前で観光地との割引乗車券を販売していることがある。改札口とかで職員が手売りしてたりする。目的地までのバス往復やケーブルカーとか現地での何かがセット割引となってて衝動的に買って使ったことがあるが、そのような超ミニ旅行割引は企画したJR支社のウェブサイトにすら掲載されてなかった。そういうのがあると事前に知ったら行くかもしれない。別に隠したいはずがないので宣伝が下手と考えるのが妥当。

 ローカル地域ほど日々の販促活動をしているが、ケツに火が付いていることに気づかない場所ではJRに限らず路線バス会社にしても売り込みには消極的。


 JR東日本は小田急との箱根対決にもたいして戦わずして逃げ出し、伊豆に逃れるかと思ったら伊豆も捨てたかのよう割引切符を廃止しまくり、熱海まで新幹線で行くより損としか思えない割高特急だけ増強して、黙って高い料金を出す客に限定したかのよう他の潜在的な客を減らしてる。そして自家用車と格安バスは増えたように思う。(JR東海 新幹線がらみのフリー切符も消滅)

 JR東は例えば箱根への用途の負けを認めたまま中途半端な切符を発売するくらいなら、東京・埼玉・千葉方面から往復切符を復活させたらどうなのか。この地域のみならず、通年の観光客がいる鎌倉との往復も過去に廃止しており、鎌倉界隈だけである小田急、江ノ電、JRと3社が重なって特徴がなくなってるフリーきっぷのみ存続させてるが、「湯河原・真鶴パス」と同様にいったん下車しないと買えない。当然ながら小田急であるなら往復も割引が付いて先に買える。どうもJR東は都区内とかでなく各駅から往復となるような面倒くさい処理が嫌らしい。東京近郊の私鉄より範囲が大きいのはわかるが事業規模も大きいわけでできないわけじゃない。

 梅の花の季節商品に関して語ったが、通年として小田原~熱海、箱根へのフリーきっぷを復活させる気はあるのだろうか。このまま小田急グループの天下だろうか。小田急電車は安いのだが、箱根の交通は安くないので箱根フリーパスもあまり安く感じない。問題は客が何を求めているかで、実は大半がトンネルで車窓の望めない登山電車でチンタラ行き(起死回生は例のアナウンス車掌)、ケーブルカーと乗り継ぎ、展望はロープウェイ、仙石原など北東部は小田急グループ。

 要所要所で景色を楽しみたいなら早く到着するバスで大涌谷や芦ノ湖。富士山の眺望は駒ヶ岳ロープウェイに十国峠ケーブルカーと南西部は西部グループで以前はJRと組んでいたが、収益減ではなく宣伝がド下手のため知られず使われずで消滅するパターンも多いのがJR商品。教える気がないのに利用客が少ないと言って廃止にしてるとしか思えない。サービス業のなんたるかから教育しなおさないとダメなのかもしれん。
| emisaki | 23:14 | comments (0) | 交通::情報・考察・計画 |
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