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ぶろぐん

御祓いが必要な今年の花火大会
 諸事情から遠出ができなくなってるところへ、なんとか行けた遠方の花火で豪雨に見舞われカメラも故障。個人的じゃなくても悲劇が続き、これはもう娯楽化して本質を忘れたから花火自体が祟られてるんじゃないかと、非科学的なことを口走りたくなる…



 京都・福知山の露天商によるガソリンの取り扱いミスの火災・爆発死傷事故(事件)は花火と直接関係してないが、祭りの一環として考え更に最近の報道から主催者の責任の度合いも変わってきた。後日の報道によると、出店申請書類には事故原因当事者および妻の出店内容に嘘が書かれていたとある。主催者はノーチェック、露天商はいい加減ときてる。

 あの人たちの問題を前々から訴えかけてきたはず。そして、地元の臨時店舗のような形だけにしろとも書いてきた。客として彼らのいい加減さを感じてきたからである。それを通り越した事件として、当たりのないクジ引きを行ってた店主は詐欺で立件されたが、ほかに裏で何かあっても表面化することがない。汚らしい手をした奴を見たことがあるし食品衛生法に関してどうなってるのかもわからず危機感を持つ。

 近年 大混雑となってた「麻布十番納涼まつり」は昨年から地元商店組合および関係自治体のみの出店とし、流れの露天商の受け入れをやめてる。地元店のほうが追いやられて品格のない祭りになっていたからでしょうか。類は友を呼ぶ。形は違うが湘南の海の家の酷い有様と同じですから排除して祭りの沈静化は妥当な判断。露店はともかく、訳のわからないイベント開催を認めてきたのは地元だろうに、その責任を重たく受け止めてるのか。
 私は「六本木ヒルズ盆踊り」には結構前から行ってたが、麻布十番は六本木から帰り道を変えたことで知った。2007年だと思うが、その段階でノロノロにしか歩けないほど大混雑だった。



 諏訪湖のほうで有料席の代金返せと多数の苦情がきてるようだが、開催後の中止で払い戻さないと最初から契約にある。有料席の売り上げを打上代金に組み込んでおり、大規模開催な諏訪湖の場合は推定5千万円(当日分を除く)は調達してることになる。打ち上げ準備後に雨に濡れて中止されると危険な廃棄物として残り、乾かして使えないし素材としての再利用もできないから返金できない。興行でなく返金しない言い逃れで「協賛金」名目で座席を与えていることが多い。


  現在の予報能力が無視され晴れ間が出たからって決行したこと。
  周辺も豪雨で電車が止まってしまったことも結果的に無視されたこと。

 主催がお役所、もしくは民間が関わってても同じ体質のため、非難されることを恐ろしく嫌う。そこにきて決定力の乏しさと責任逃れの日本人だ。もし中止してそのまま雨が降らなかったら何を言われるかわからないと思い込む。それで開催後の悲劇を考えるすべをなくした。

 そんな連中から我々を救うには、中止の指標でも決めてさせておくべきだ。夕方~夜に雷雨、ゲリラ豪雨の予報が出てる場合には早期に中止してしまうとかだ。それに客のほうは、天候リスクを負わずして観覧する資格はない。

 俺だって旅費を返せと言いたいさ。早く中止にしてたらずぶ濡れになることもなかったし、私がよく考えてる「保険」計画を実行することもできた。長時間立ち往生する前に離れることができたのだ。大きな花火大会を絶対見たいなら延期も考慮して代替えプランをいくも考えておくのが当たり前。寸前や途中中止は最悪である。

 東京スカイツリーだって強風なら安全性からエレベーター止まって展望台行けないんだよ! 安全性を考えたら天候不良の可能性だけでも中止の決断のほうが正しい。そして有料ならばこそ翌日に延期が妥当なのだ。 決定の筋道が間違ってるような気がしてならない。



 葛飾区の場合も雷雨の予報が出てたから事前に雨具を用意していたし、待ってる間に怪しげな雨雲が自分のほうに接近してくるのが見えてた。千葉県側の土手にいたのでよく見えた。問題はゲリラ豪雨と言われてるだけに地球規模ではピンポイントの豪雨であって、避けたら何事もない天候だから判断を鈍らせる。同様に7月27日の隅田川、当日の東京近郊は葛飾のときより強く予報されていたし、私は別の用事の帰りだったため撮影装備なしで新浦安に向かったが、隅田川のほうのテレビ中継の通りな結果でピンポイントとは呼べない範囲での豪雨だったと思う。昼間から雨が降り続いてないと中止にはならないのだろうか?

 中止基準はまちまちだと思うが、何年か前の浦安は強風の中でも打ち上げ続け、花火の打ち上げ軌道も曲がっており、開いた花火ごと左から右へと風の方向に動いてた。花火の光に照らされ距離がある雲(煙ではない)が猛スピードで動いてた。

民間予報会社と地域予報の契約もしてないのか?



 土肥の花火の大きさが不明なので分析できないが、2010年データの最大7号と仮定してみる。地図で計ると打上地点の防波堤から砂浜までは報道されてる150メートルもなく、最短125メートルくらいで150メートルだと砂浜の中ほどだ(ゼンリン地図とGoogleMapにて)。この距離は7号玉が開いたときの半径に相当するので、低空で炸裂すると花火の飛ぶ方向が変わらずとも火がついたまま観客の場所に飛び込む可能性が高い。


  花火の大きさと距離と迫力の関係

大玉じゃなくても近ければ同様の迫力がある。隅田川花火大会がショボイと思うのは自分の世界が広がったからもあるが、小さいのしか打ち上げられないに加えて真っ当な観覧場所がないからで、学生時代に親戚の家の屋根から見たときはカスが降ってくるほど近かったため今とは感じ方が違ってた。だから花火自体を語ってるのはテレビくらいで大多数は宴会をしてるだけだ。昔から封鎖された道路にテーブルが持ち込まれて大宴会場にされてしまうのが隅田川花火大会の特徴。

 熱海の打ち上げ場所が手前のコンクリートのブロックから沖の岸壁に移ったのは安全規制が強化されたからって話だが、正確なところは確認できてない。ちょうどの場所がないため2倍以上も後退してしまい、今は海岸線から500メートルに離れた。この件で迫力と音が変わったのだが、花火のほうを大型化したことによって回避したとも考えられる。

 私がビデオから写真にのめり込むきっかけとなった 群馬県玉村町の花火は、邪魔する建物もほぼなく打ち上げは田んぼの真ん中と好条件で、過去に掲載した写真は打ち上げ場所まで最短200メートルにて10号玉が打ち上がる。だから後ろの人なんて気にする必要がないくらい真上に見え、燃えカスが大量に降ってくる。傘さして避けたりする人もいるが誰も文句は言わず花火のド迫力に魅了されてる。全自動じゃなく花火師が多数いるのもイイ。


 日帰りな中距離の花火にいくつか行く予定だが、ずぶ濡れで中止じゃ踏んだりけったり。記憶に残るかもしれない悪夢よりも、良かったと思うほうで記憶に残したいものだ。
| emisaki | 01:07 | comments (0) | 花火::情報・考察・計画 |
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