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ぶろぐん

断片の報道は事の真相ではない ふたたび(東駿河湾環状道路)
 なんと!有料期間に熱海梅園に一度も行かなかった(正確には寄らなかった)。女神を見失って800日以上、勝手な研究もネタ切れにつき行動が変わってきてる。

さておき、報道とは嘘をつかずにも誰かを陥れることができるだけに1つのニュースで知った気になるのは危険だというのが本件。

 地方空港建設で有名な「作る」という結果ありきの調査によるお役所も酷いが、言われたまま右から左へと報道する側ってどうだろうね。 昨年に予測したとおり東京から河津桜ツアーは小田原~東伊豆(伊豆スカイライン)をやめて東名高速で沼津経由となったが今年から全面変更ってわけでもない。以前はあった河津桜ツアーがなくなっており規制により撤退したと考えられる。

 混雑緩和は東駿河湾環状道路(伊豆縦貫道の一部)の開通があるが、約5年前に三島の国道1号線接続地点まで開通しており、その先の(当時)未開通分による一般道も小田原厚木道路や国道135号線(早川、東伊豆)の渋滞に比べたら問題ない程度。伊豆スカイラインは伊東までであるから河津や下田に行くには半分でしかない。観光シーズンに伊豆スカイラインが終わる大室山付近では狭い道路構造で慢性的な渋滞が見られる...

何が断片の報道かと言うと 相反する情報が出てるからだ

・河津桜の時期の渋滞減少 (東駿河湾環状道路 函南町付近)
・河津桜の観光客減少 (河津)

 減って喜び、片や減って悲しみだが、上記の結果を単純にみれば観光客が減ったんだから交通量減るのは当たり前となる。どちらも嘘ではないが、正しい分析とは到底思えないのだ。

 東駿河湾環状道路が函南まで開通したのは2月11日なのだから黙ってても河津桜まつり期間とかぶってるわけで、ここだけを見ても断片であって以後の状況も必要。国土交通省の不甲斐ない?都合の良い?発表だとしても最新だけでなく過去データも並べることによって見えてくるものもある。

 先日のTBS噂の東京マガジンにて別件で「たった3日間位しか調べてなく巨額事業の判断をした」問題を扱ったてたが、こちらは前年と3月初旬土曜日の1日しか比べてない。天候、社会情勢、観光なら開花状況など多角的な分析など皆無である。観光でも中伊豆か河津・下田まで行ってるかもわからない。

 一般企業なら通行状況を正しく把握することが第一であり、死活問題であるから都合よく見積もるなど有り得ない。不要だらけの地方空港と違ってこの道路建設には一定の価値があるが、読み違えてはいけない。

開示している資料からは、

・具体的にどこで調査しているのか不明 (地点のみ)
・商業車と観光の区別が全くできない (車種別データもない)
・平日と休日の区別されたデータがない
・交通量のみで、どちらへ向かったかデータがない

三島塚原IC~函南塚本IC開通前後から読み取れること (土曜日に限る)

・三島塚原ICは通過点で利用者は劇的に少ない
・市内はバイパスされた分だけ渋滞減るものの渋滞場所は先に移動 (根本的解決に至らず)

 道路作った自画自賛のような発表のみで、道路ができたことによる問題は書かれてない。東京都心部ですらバイパスのために高架橋1本できただけで下になったファミリーレストランやコンビニエンスストアーが閉店に追いやられるくらいなのだから、渋滞緩和の影で通過点にされた店舗に危機が訪れるだろう。


 完成前の建設予定図から私には見えてることがあり、それは信じられない近距離に出入口が乱立していること。交通量調査からは国道1号線との接点ですら出入りがないことを示している。地図を見れば容易に予想がつき、仕方なく土地を使ってインターチェンジを作ったと思われる場所の近くには新興住宅地があり、反対運動など苦情を避ける目的ではなかろうかと思う。でなければバカバカしい近距離にインターチェンジがありすぎ建設費用の無駄。高架橋の道路では交差点を作れば済む問題じゃないので大金がかかってる。新幹線駅の小田原・熱海・三島みたいなもので、どこかに決められない政治的決断をさせるのは結果的に住民がツケを払う。住民が要求したなら知ったことではないが、住民はわかってるのだろうか。


 報道には何らか意図があるので、データだけを拾うようにしているが、そのデータも断片では罠に落ちるということで多方面からの資料を集めて判断しなくてはいけない。 となると報道って宣伝以外に何の意味が? きかっけを作ってるだけでしょうか。


・客として当たり前の考え方

 大企業ですら見えてる未来に目をつぶる。例えば携帯電話が普及してみんなが持てば売れなくなるのは当たり前なのに売れなくなったとか言う始末だった。では旅行なら一度行ったところに何度も行くか?となる。一生行かない場所があるくらい競合はあるのだから、次はいままで日が当たらなかった場所ではなかろうか。

 そういうところこそ報道が一役買う。雲海に見える竹田城跡も、ほかに岡山にもあるとか言い出したのはテレビであるが、前から地元は知ってるが表に出てこないだけ。人が来すぎて問題にならないと全国ネットのテレビでは扱われない。客から見る竹田城跡の利点は、姫路と城崎温泉、そして天橋立であるよう周辺も重要だ。

 人里離れた場所ならいくらでもあるだろうが、公共交通があって周囲に人工的な要素が少ない場所が次なる目標である。一通り見たと思われる河津の観光客が減るのは当然の結果であり、地元が他の場所へ河津桜の植樹を恐れたのは正しかった。河津桜の各所が何箇所かある。

 減少したとしても伊豆としては桁違いに観光客が多い河津桜だが、他の季節にマスコミが扱いたくなるほど派手じゃなくても埋もれた観光地を探すこと。そういうところに限って地元は観光地でもなんでもなく思っるものだ。



・資料の見解について

 日本道路交通センターによると、渋滞とは一般道で時速10km以下となっているが、それと同じ指標となっているだろうか? そして渋滞にしても、ほとんと動かない場合と10km/hでも動いてる場合では違う。

 個々および地域性によって認識が異なる点にも注意。例えば、大渋滞、大混雑の感覚が大都会とは異なる。だから抽象的表現な「渋滞」とだけ聞くと誤認識してしまう。混雑したとして通過に必要な時間など絶対的な別の指標が必要。時刻によっても変わる部分だから詳細な検査なくして語らないデータは価値がないので、ちゃんとしたデータを出せと言いたい。
| emisaki | 20:21 | comments (0) | 大衆媒体::新聞 雑誌 紙媒体 |
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