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ぶろぐん

訪日客に頼りすぎるな(補足)
 前回の投稿後に2010年2月26日および3月10日付け静岡大学「第3回熱海市観光ヒアリング調査報告(1)(2)」なる資料を得た。大別すると、宿泊施設、観光経済部観光課、商工会議所への聞き取り調査からの考察だった。客の情報としては2008年に中韓の展示会で行われたアンケート調査のみで日本人客のはなかった。

 失礼ならが私なんかからすると「そんなこともわからないのか」と言うべき客をやってればわかりきってる結果で、逆に客として手に入れられないデータによって私が感じ取ってきて長らくブツブツ書いてきたことの正しさを裏付けてくれた。その調査は2009年に行われたもので私が劇的に行くようになったのは彼らが調査した後からなので付け加える。2009年までは花火しか見てないので深く語れないから。

 大学の調査は熱海の観光客数がまだ下降中の段階。2010年には熱海的に不幸でも個人的に幸いなコンテスト開催予算なくミス熱海続投があり、それがなかったら某1名にしか関心のない私は去っていて熱海どころか伊豆にも関与してなかっただろう。

 熱海に滞在中は空き時間がありすぎたから考える間があり、小さい頃の記憶を呼び起こし市内をうろうろするとともに疑問点が多数あったから“熱海の今後をまじめに考える”連載を開始することになった。

 客数のどん底は2011年とされてるが観光協会による宣伝活動や催しを見て感じ取れたのは2012年1月には梅まつりでステージも組めず、その後2年間くらいは予算が少なかったであろうことが見えた。

 何年か前から決まっており2007年から始まった熱海梅園改装工事はリーマンショック真っ只中の2008年12月には完了してて、入口でカネ取るぞって建物ができてたのに2011年に有料化するまで延びたのは社会情勢が原因でしょうか。




 最近はV字回復って言われてるが、数字しか見ない人は客数が少ない時期を平均化するから間違った目で見るわけで、年ごとのグラフがV字に見えるだけで短期的には急激だからプチバブルと呼ぶべきだ。ちなみにテレビ番組による結果は序々には表れず急だからバブル経済効果でしかない。長く続くかは現地の印象や応対次第だ。熱海の復活劇はNHKも放送したから高齢者層にも響いたと思う。


 静岡大学の調査はリーマンショック後だからなのか知らないが外国人観光客のことばかり触れられている。ところが熱海の年間観光客数の割合からすると考えるに値しない1%程度の少なさであった。

 もちろん2011年の東日本大震災をどん底に、その後は外国人観光客は増しており、街中で出くわす機会も増えたが、それでも大多数は日本人だから浅草や鎌倉のように「ここは日本か?」って思うことは全くない。

 ほかの温泉地の訪日外国人比率が10%だから、もっと外国人を誘致しろなんて頭悪い分析をする奴らがいるが、客がいなくて外国人を誘致したから率が増えただけ。日本人客を呼べない問題を考えるべきなのだ。ものすごい田舎の温泉宿が口コミによるバブルで外国人客だらけになってるが、バブル弾けたらどうするの?日本人が避けるようになってるから戻すことは無理に近いでしょう。

 そのような点から日本人客だけで生きてゆけるならそのままの宣伝活動でよく、訪日外国人客の誘致に熱心になるとリスクが高くなる。20世紀末のバブル崩壊を除くと日本のリスクは天変地異くらいだが、世界はそこらじゅうに火種が転がっている。

 近いから訪日客が最も多いのが中韓であるが、自作自演テロのごとく反日をおっぱじめて客足が突然止まる危険が高いのも中韓である。どうやらニュースは隠蔽したいらしいからたいして騒がないが、中国の嘘報道で日本製品全てが棚から引き上げられてたり、過去の反日デモによる被害とか、日本に非がなくても始まるのが世界中でお隣の国々限定。きっかけがあれば大騒ぎになるのが今年ならアパホテルの件だ。嘘を植え付けられてる関係で日章旗なんかも騒ぎの元。ホテルの備品を盗まれるよりも高いリスク。1世紀前の人たちと思って対処しないと痛い目に遭う。


 遅れてるって話のついでに日本では反社会勢力の象徴とされてる入れ墨だが、地球では文明レベルの差が激しいわけで未開人の自傷行為は存在している。大昔に頭蓋骨の形を変形させてた骨も見つかってるように現在でも首長族がいる。入れ墨は部族の印だったりもするから、ひとくくりで拒否もおかしいだろう。未開人がやってた行為をファッションと勘違いしてる現代人は鼻輪や耳輪、入れ墨で入浴拒否されたと文句を言う資格はない。

 自由と勝手は違って、他人の感情を逆なでしてまで行うのを無責任な勝手と呼び、責任を伴って自分の好きなようにすることを自由と呼ぶ。個室風呂があるのだから公共浴場で入れ墨(タトゥー)入浴お断りは差別ではなく日本の決まり事としてなんの問題もない。外圧にも良いのと悪いのがあって、外国人の押し付けまですぐ聞き入れてしまうのが日本の悪いところ。NOなことはNOでいい。むしろ外国のほうが戒律みたいなのが多いわけで、ネット投稿でも入れなかったとか書き込みはあるものの、怒ってるのはほとんど見たことがない。

それでも外国人は基本的に自己中である点には要注意だ。




 観光客としてだけではなく親(高齢者)の静養地として東京から通った熱海は中国韓国や東南アジア系の方々は見かけるが欧米人を見ることがなかった。今回話題にした調査報告書は2008年までのデータでしかないが、そこのデータで米国人が数百人から数千人に激増しているのに見かけないってことは、やはり欧米人は来なくなったとみるべきか。

 今年の河津町(河津桜まつり)では推定だが中国、台湾およびマレーシアあたりの方々を見た。帰りの電車の中でも中国本土と台湾か香港の人であろうと明確な行動の違いを見た。本件と関係ないが先にいたのに完全無視なグループと親切に席を替わってあげた方がいて、応対がまるで違ってたから中国人にみえて異なる存在だったのを目の当たりにした。
 私は河津駅まで小走りで心臓バクバクでヨタヨタのまま自分の座席まで車内移動最中で現場に後から通りかかったが、外国人の方々より先に反応すべき日本人の無関心ぶりのほうに嘆いた。1日の短時間であるが、ネット上で桜がどうのって書き込みをよく見かけるのに欧米人は一人も見かけなかった。

ただし、1日の短時間なので統計データでもなんでもない。

 そこから読むと河津は欧米人にはあまり知られてなく、やってきてる外国人の方々も河津桜見学は日帰りだったのではないかと思う。確実ではないけど見かけた人も日本語は少しも話せなかったから訪日観光客だと思うし、それなのに大きな荷物は誰も持ってなかった。少ないなりの持ち物や車内での感じからして在日じゃなく訪日観光客と推定。そうなると宿泊者数で割り出せないことになり、また、伊豆は泊まる場所ではないのだとも読み取れる。
 熱海が滅多にない新幹線で東京から39分とか言うことがあるように、「容易く行ける」は「容易く帰れる」である。河津や下田ともなれば新幹線で東京から京都くらいだから伊豆縦貫道なんかよりJR伊東線と伊豆急行線の高速化のための改修のほうが必要だ。ここからも熱海までは楽だということがわかる。


 集める情報を膨大にすれば数値データも正確で傾向はつかめるが本質をとらえることはなく、直接観光客を知ったほうが早い。数字は理由を教えてはくれないのだ。YESかNOのアンケートも結果は捨て置けばよく理由こそが貴重なのだ。小学校の社会勉強じゃないんだから客をやってれば誰にでもわかるようなことを、なぜ大学が調べないと見解を述べられないのか。もっと深く調べることがあるだろう。


補足終了。
| emisaki | 2017-04-01 Sat 08:31 | comments (0) | 熱海::情報・考察・批評 |
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