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TV制作は仕事したつもりの映像汚し
 テレビも含めて企業用映像制作とは過去に長く関与してきたが、ずっと前から連中が見ているのは依頼主の顔であり、その先にいる客の顔なんて見ちゃいねぇ。身障者用じゃないのに「文字放送」と揶揄される会話をそのまま字幕にしたのに始まり、ハイビジョンになってから増加したのが上下左右にうざったい字幕を入れ続けること。二カ所、三カ所は当たり前で上下左右の四隅に全部入れてるときもある...


なぜ、怒るか? 大部分において字幕が不要だから。
本当に必要だと思えるのがほとんどない。その労力があったら身障者向けの字幕データを打ち込め!


・画面を字幕、CGで埋める

 パソコンのソフトで例えるばらば、設定用の子ウインドウを出しまくって主画面が見えなくなるようなもの。表計算 Excel や 画像 Photoshopなどでフローティング ウインドウを並べまくって実際の セル入力場所、描画エリア を画面の半分以下に縮めてしまってるようなものなのだ。

 ワイドショーとか新聞とか話題の流れをパネルにしてごちゃごちゃ話しをするわけだが、時刻表示やサブタイトルCGなど邪魔して周囲が読めないことが多々ある。せっかくパネルに貼って説明しているのに前後関係の見直しを視聴者にさせなくしているのだ。


・サンプル画像でいう青い部分もウザったくなるところ

 ブラウン管時代にあったセーフティーゾーンはハイビジョンからの液晶テレビによってなくなったようなもの。紙の本なら綴じて見えなくなる部分があるが、電子書籍なら全てが使える部分であるように時代の流れに最も乗れてないのがテレビ制作者ではなかろうか。事実上、なくなったも同然なセーフティーゾーンなのに、現実はブラウン管時代より縮まってしまった!

 4:3映像に16:9を入れて上限が黒味になり、それをまた本当の16:9で放送したとき、上下左右の全てが黒味になることから「超額縁」状態と揶揄されたわけだが、黒味ではないにしても同じ状態が続いている。

本当に周囲の表示が必要だったら画面を額縁状態に縮小するしかない。
ハイビジョンの大画面、本末転倒だ。


・見りゃわかる

 見ればわかるのに延々と番組サブタイトルを表示し続けてる。討論内容から主題が不透明になるならまだしも、そのまんま なのであるから記載する必要性が薄い。多数が何の番組を見て、何の話題かも字幕読まないと解らないのだろうか? それが必要なら内容も理解できないのではなかろうか。

 前に世間の爺さんが怒ってたが、CMが入ったくらいで前の内容を忘れないって。CM明けても同じシーンを繰り返して放送するのが高齢者にも迷惑だって話だった。ここからも客のほうを見て作ってない。

 CMって言えば、きのうなんて脱走犯の話が「CMまたぎ」。ニュース番組ばっかりにして、エンタメ、ワイドショー化してしまったから報道番組すら映像がうざったくなった。そんな不要な編集している暇があるくせに、内容に不手際、字幕はちょくちょく間違えて謝る。最初っからやらなきゃいいだろって思う。絶対に必要な字幕だけでいい。

いらん字幕増やすから間違えをも増やして謝罪を増やす。馬鹿の連鎖。


・昔から帰らない→仕事できると勘違いしてる連中に多く出会った

 私がパソコン使いになったのは、話題の言葉で言うならば「裁量労働制」で、とっとと帰るためである。同じ仕事を同じパソコンを使っても数時間かかる奴もいれば1時間で終えられる奴もいるのである。使える人間にとっては有益なもの。それを間違って利用したのが経営側や、本件で言うような連中の傾向。

 一般企業なら早く終われば次の仕事を入れられるわけで、給与も同じなんて「やってらんねーよ」って思うのが当たり前。像制作の分野ではポストプロダクション、ポスプロと呼ばれてた映像編集所が潰れてゆき、パソコンを利用したノンリニア編集へ移り変わる時期を見てきた。

 テレビ局ではないところにも映像制作ってのはたくさんあって、企業用ビデオなんてのはそれほど凝ったものじゃないため1時間の使用料が何万円もかかるポスプロで編集する必要がなかった。

 そういったところからテレビ局に想像できることは、編集所に泊まってる状態から開放されたはずが余った時間の使い方を大きく誤って制作内容や校閲というのをすっ飛ばして映像をいじくり倒す作業をして、また帰れない方向のままでいるのを「仕事をしている」と勘違いしてる。

 そんな連中だからまるで理解できない行為として、花火大会の中継なのに真っ白のでっかい字幕を入れっぱなしにするわけだ。そのように本質を捉えていたとしたら間違わないことをする。広告がらみとかまるで関係ないから意味がわからないのだ。少なくとも視聴者のほうを向いてないことだけは確か。

 ケーブテレビ、CS放送、ネット配信なんかで昔の番組をやってるが「中身で勝負」しているから実に面白い。それに比べると今の番組は顔の周りをうるさいハエか蚊が飛び回ってるかのようウザったい。宣伝のため下手くそなのにタレントを声優に使う件を取り上げたが、それと同じように集中できなくなるのである。

 連中は余計な仕事を増やして仕事した気になるのが大好きな生き物なのである。昔はよかったと思えるのは単に技術のなさが変な方向へ進むのを防いでいたとも思える。字幕(テロップ)だって大昔に戻らなくても紙焼きだったから1枚に何百円かかって使えない(だからか昔のテレビは手書きが多くみられる)。

 コンピューターの急激な進化が便利にした反面でホームビデオを含めウザイ動画を作ることとなった。画面がブレない、カメラを急に揺さぶらない、ズームを多用しない、ズームするにも急激に動かさないなど基本的なことを守ってれば見やすい映像が撮れる。今のテレビ制作は素人以下が撮影することが多くなってイマジナリーラインなど基本も守らなくなって場所の方向性すら一定にしないのが激増。「知りもしないのが撮るようになった」が正しい見解。


・データ放送って何ですか?

 本件はフジテレビの「~プライム」という報道番組。4月から地上波でも「プライム」という題名を加え、画面の左に時間と天気予報が表示されるようになったが、最もどーでもいい時間帯の番組であるから映像が見えにくくなってるほうが迷惑である。

 何日しか経過してないが、ニュースで左側が見えないって思ったことが何度かあった。だってカメラマンは左側が見えなくなるなんて考えて撮ってないからね。

 余計なことをするのが時代の流れではない。利用者が選択できるのが時代の流れであろう。データ放送未対応の受像器があるのは俺たちの責任じゃなく、必須とせず決めた連中の責任である。


制作側は動画で伝える本質を理解する気があるのだろうか?

ほかにも問題を多くしたテレビ番組制作であるが、他の人はどう考えているのだろうか?
| emisaki | 2018-04-10 Tue 12:51 | 大衆媒体::テレビ・映像 |
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